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コラム「母子・兄弟姉妹の不思議と腸の関係」
皆さんには兄弟姉妹がいらっしゃいますか?いらっしゃる方の中には「なんで似ていないんだろう」「なんで健康状態や体型がこんなに違うの?」と疑問に思ったことのある人いませんか?
これらの疑問は、母体にいるときのお母さんの状況によって変わるんです!
今回は、そのコラムを紹介します
2つの遺伝子
遺伝子には「先天性遺伝子」と「後天性遺伝子」が存在します。
先天性は生まれ持った遺伝子で親の遺伝子や母体にいたときの母親の状況が大きく影響します。
後天性は生まれた後のその人の環境が大きく影響します。
母体にいたときの母親の状況ってなに?
妊娠中における母親の状況は毎回同じではありません。
生活環境・住んでいるところ・仕事の状況は勿論、社会情勢や母親の食生活、ストレスの状況などが遺伝されていると言われています。
マウスの実験で実証されていることですが、高ストレスの状況下で妊娠期間を経て出産した子マウスは怒りやすかったりストレスに弱かったりという状況になってしまい、一方、よい環境下で妊娠期間を経て出産した子マウスは穏やかだったというのです。
つまり、
妊娠中の母親の状況が子の成長に大きく影響をしているんです。
両親が喧嘩ばかりしていたら子はキレやすくなります。
お母さんが食べてばかりだと子は太りやすくなったり凄く食べる子になります。
しかし、
母親だけを責めてはいけません。父親の遺伝や父親の腸内環境も子の成長に大きく影響しているのです。
これもマウスの実験で実証されていますが、腸内環境が良かった両親マウスから生まれた子の腸内環境も良いとされています。
まとめ
兄弟姉妹で性格・食事の摂取量・健康状態やストレス耐性に違いがある場合、お母さんの状況が影響しているんです!
でも、これからの生活習慣次第で改善はできるんです!
ここからは腸との関係について紹介します
腸内細菌は〇歳で確定!?
腸内細菌は3歳でほぼ確定されると言われています。つまり、心身強い子に育てたい場合は3歳までが勝負!
ではどうすればいいの?
色んな場所に行ったり、たくさんの人に触れてください!
色んな場所に行って遊んだり、たくさんの人に触れてもらうことで、その人しかもっていない「菌」に触れることができます。見知らぬ菌に触れたらお腹を下したり体調を壊したりしますが、これは身体に「その菌に対抗できる菌を保有していないから」であって誰にでも起こりうる自然なことなのです。
つまり
新しい刺激物を受けるということになります。腸内細菌はとても賢くて、新しい「菌」という刺激物を受けると最初はビックリしますが、「この菌に対抗できる腸内細菌を作り出すのだー」と耐性できる菌を自ら生成するんです。そしてその後に同じ菌に触れても「お!過去に来た菌だな!」と反応をすることができ、体調を壊しにくくなります。
コロナウイルス
コロナウイルスで人との接触が減ってしまい、5類に移行して感染症やインフルエンザに罹ったというニュースが増えた去年。この原因の一つに「人との接触が減ったことで免疫力が低下し、腸内細菌の活動が鈍った」とも言われています。
一方で、腸内細菌がたくさんあったり、腸内環境が良い人はコロナウイルスに罹りにくいというデータもあります。
3歳まで
たくさんの場所や色んな人に触れてもらえれば、たくさんの種類の腸内細菌が生活していることになるので、風邪をひきにくい・体調を壊しにくい・ストレス耐性が強い子に育つのです。
色んな場所?
一番いいのは動物園や水族館などです。
動物園や水族館にはたくさんの動物がいます。その動物しかもっていない菌もあります。
また、動物に触れることで刺激を受けたり、見分が広まったり、興味が広がったりといいことだらけ。動物の生態についても知ることができます。
たくさんの人に触れる?
親族・友人などたくさんの人に赤ちゃんを触れさせてあげてください!
人数は多ければ多いほどいいです。
推測ですが、色んな人に触れることで「人見知り」が減る可能性もありますし、社交性が高くなるのでは?
3歳過ぎちゃった・・・
腸内細菌は3歳でほぼ確定と冒頭に書きましたが、これからでも大丈夫です!
そして腸内細菌は腸内でしか育たないので腸内環境が良いということも大事です。
これらについてはまた機会があったらコラムにしますね
いかがでしたか?腸活アドバイザー・ファスティングカウンセラーの資格を持つ私が資格勉強で学んだことを中心に書きました。