静けさ
静か。とても、静かな夜。
世界からみんな消えちゃったみたい。
でも孤独からくる不安はない。
わたしの心も波がおさまっていて
ひたすらに眠気だけがわたしと一緒にいる。
今朝いつものように起きて
よし、とはりきって家事をする。
本当なら出かけたり、私から行くといえば会えた人がいたのだけれど、昼からスイッチをoffに切り替えた。昼寝もした。
ただただ日記をつけていたら
夕日が磨り硝子越しに差し込む瞬間、フッと
「あ、これだ」居心地が良くなった。
ちょうど良い。
今日きっと外はうだるほどの暑さだったなか
私は冷房をつけてゆるりとひとり、1日を消費した。
いつもは寂しくなる18時前が
薬を飲まなくとも
やけにすっきりした気持ちになった。
それでも勝手にリズムは崩せないから
薬をのみ、家事をして、今日はしっかり一汁一菜で晩ごはんを作った(三菜は到底むり)
洗い物も済んでいるし
洗濯物もたたんでしまい終えた。
ひとり暮らしだけを再開してもうすぐ半月。
はじめて、ひさしぶりの、寂しくならない休日だったような気がする。
あ、セミがひっそり鳴きだした。