#コラム
マイノリティへの同情は救いじゃない
「可哀想だから助けてあげよう」
「マイノリティはこんなに困っているのだから、何かしてあげなくては」
こう思ったことがある人は多いのではないだろうか。一見まともで、道徳的な意見にも見える。けれど、マイノリティに対して、同情することは差別問題を解決することにはならない。寧ろ、それは差別の構造を維持するのに好都合だ。
マイノリティの上には必ずマジョリティがいる差別や不平等について考えるとき、人は「
「可哀想だから助けてあげよう」
「マイノリティはこんなに困っているのだから、何かしてあげなくては」
こう思ったことがある人は多いのではないだろうか。一見まともで、道徳的な意見にも見える。けれど、マイノリティに対して、同情することは差別問題を解決することにはならない。寧ろ、それは差別の構造を維持するのに好都合だ。
マイノリティの上には必ずマジョリティがいる差別や不平等について考えるとき、人は「