ぎっくり腰を防ぐ!
重い物を持ち上げた時、体を急に起こしたり、向きを変えたりした時、普段から腰痛で悩んでいる方など、腰に不安を覚えている方、そうでない方でも急に訪れる激しい腰の痛みがあります。
ひどい時には身動きが取れないという事もあると思います。
それがぎっくり腰です。
①ぎっくり腰とは?
②ぎっくり腰の要因は?
③ストレッチ方法
①ぎっくり腰とは?
冒頭でもお話させてもらいましたが、重たい物を持つ、急に体制を変えるなど腰に負担がかかった時、急に訪れる腰の痛みの事です。
これは運動不足の方だけがなる訳ではなく、普段から運動を続けておられる方でも起こり得る事なんです。
なぜなら、ぎっくり腰とは腰の骨がどうにかなってしまったという訳ではなく、その周りの筋肉が損傷してしまう事で起こります。
ぎっくり腰とは、骨ではなく筋肉の炎症という事になります。
②ぎっくり腰の要因とは?
ぎっくり腰の主な要因は、体の硬さです。運動不足の方はもちろんの事、普段から運動を取り入れている方も筋肉が凝り固まっているとぎっくり腰になってしまうという事です。
どこの部位が硬いとぎっくり腰になりやすいかというと、股関節です。筋肉で言うと、腸腰筋、臀筋、ハムストリングという筋肉になります。
腸腰筋とは
背骨から骨盤の前を通って、大腿骨に付着する筋肉の総称です。
臀筋とは
骨盤の後ろから大腿骨の付着する筋肉の総称です。
ハムストリングスとは
いわゆる太ももの裏の筋肉です。複数の筋肉を総称してハムストリングスと言います。
普段、股関節の傾き、動きを意識して生活する事はなかなか無いかと思います。その為、股関節周り、特に腸腰筋、臀筋、ハムストリングスの筋肉は凝り固まりやすく、常に腰への負担が高くなっている状態という訳です。
③ストレッチ方法
ぎっくり腰の要因としてあげられる筋肉の柔軟性を高め、予防対策にオススメのストレッチをご紹介します。
まず腸腰筋ですが、
絵のように、伸ばしたい側の足を後ろに、反対の足は立てておきます。腸腰筋を伸ばす意識でゆっくり腰を落としていきましょう。
臀筋は
腸腰筋ストレッチと似たような姿勢になりますが、今度は足を立てず、横に倒します。そのまま前に倒れ込むように、お尻の筋肉を伸ばす意識でストレッチしていきましょう。
ハムストリングスは
タオルを使うと有効的に効いてきますので、タオルを用意してください。絵のように足に引っ掛け、できるだけ膝裏を伸ばしつつ、太ももの裏が伸ばしていきます。膝が伸びきらない人は、膝を曲げても構わないので、痛気持ちぐらいの強度でお願いします。(僕も膝は伸びきらないので曲げてます(笑))
ぎっくり腰になると日常生活に大きな影響が出てしまいますし、繰り返しやすくなるので、日々のケアが重要です。
まずは、この3つからでも始めてみましょう!
悪くなってから時間をかけるのではなく、悪くならない為に時間をかけてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
#ぎっくり腰 #腰痛#ストレッチ#健康