内臓を冷やさない!
体温には体表温度と内臓温度の2つがある事を知っていますか?
体表温度は脇の下でよく測る温度の事で36.5℃〜37℃が良いとされています。内臓温度に関してはそれから1℃程度高い温度が良いとされています。
内臓の温度を高める事で得られるメリット、気をつける生活習慣、そして温度を上げる行動についてお話します。
内臓を温めるメリット
①老化を防ぐ
②痩せやすくなる
③免疫力アップ
①老化を防ぐ
老化が進むという事は、細胞の作り替え、若返りが遅くなる事です。内臓の温度が上がると基礎代謝が上がります。基礎代謝が上がる事で細胞の作り替え、若返りが進みます。細胞が若返る事で、本来の機能が果たす事ができるようになります。
②痩せやすくなる
基礎代謝が上がるという事は、消費カロリーも増える事に繋がるため、必然的に痩せやすくなります。内臓の温度をあげる事で栄養の吸収効率、脂肪燃焼効果を上がるため、ダイエットされている方、健康意識を高めたい方は、メリットを享受しましょう。
③免疫力アップ
内臓の温度が上がる事で、免疫力アップします。ガンなどは35℃台で最も活性化すると言われています。その他、ウィルスに対しても抵抗力が上がる事から、内臓の温度を上げ、体調を崩しにくい体作りをしましょう!
内臓を冷やしてしまう生活習慣
①冷たい飲み物、食べ物をよく食べる
②悪い姿勢を取り続ける、体を絞める服を着る
③自律神経が乱れる生活習慣
①冷たい飲み物、体を冷やす食べ物をよく食べる
キンキンに冷えたビール・ジュース、アイスの他、トマトやきゅうり、スイカなどの夏野菜や果物が挙げられます。美味しいのは分かります。ただ食べすぎたり、毎日食べる習慣は内臓を冷やすので、気をつけましょう。
②悪い姿勢を取り続ける、体を絞める服を着る
猫背や反り腰、デスクワークによる座りっぱなしの姿勢、体を締めすぎる服(スキニーパンツやきつめの補正下着など)を着る事が多い人は血行不良が起こしやすいです。
血行不良が起こる事で全身を廻る血液が滞ってしまい、内臓を冷やす要因となります。
③自律神経が乱れる生活習慣
暴飲暴食、睡眠不足、ストレス過多な生活が続くと交感神経が常に活発化し、自律神経が乱れていきます。交感神経が活性化すると腸など消化器系への血流は少なくなります。心臓や筋肉などへの血流量は増えますが、血流量のバランスが崩れた状態が続くと内臓は適切な働きができなくなってしまうので注意しましょう。
内臓を温める生活習慣
①体を温める食材を食べる(根菜類、生姜、香辛料)
②運動、ストレッチ(インナーマッスルを鍛える)
③生活リズムを整える(食生活、睡眠時間)
①体を温める食材を食べる
体を温める食材として有名なのが、生姜や唐辛子などの香辛料です。そして、にんじんやじゃがいも、かぼちゃなどの根菜類です。温かいスープや煮物、蒸し物にして食べると水分や栄養素も逃がしにくく、内臓も温めてくれます。
②運動、ストレッチ
運動は万病の薬と言われるほど、人間にとって必要なものです。その中でもインナーマッスルと言われる体のコアな部分を鍛えるとより効果があります。
コアな部分とはお腹、骨盤周りの筋肉です。プランクや腸腰筋ストレッチなどインナーマッスルを使う運動を行いましょう。
③生活リズムを整える
やはり、体調や体質改善は毎日の積み重ねです。食事を行うタイミングや睡眠時間の確保はできるだけ一定にしたいです。
そんな事言われても仕事が忙しかったり、子供の事で後回しになってしまったり・・・。
大事なのは、その仕事は自分の体調を崩してまで残業しないといけない仕事なのだろうか?子供の事も大事だが、育てる側の人間の生活リズムが乱れていては本末転倒になるのではないか?
時間は有限です。生活リズムを安定させるため、優先順位をつけましょう。通勤や家事に時間をかけ過ぎていませんか?テレビやスマホを見過ぎていませんか?
あなたの時間や体調は大事な資産です。お金を稼ぐ、子供を育てる事と同じぐらい重要です。
ぜひ、一度自分にとって必要な事、不必要な事を見直してみてください。
オチがちょっとブレちゃいましたが、皆さんの健康に少しでもお役に立てればと思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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