R-1グランプリ2023を予想しよう
3/4の土曜日、ピン芸人の賞レースR-1グランプリが開催されます。
M-1の決勝で、夢がないといわれたR-1ではございますが、ザコシやお見送り芸人しんいちなど、この大会からも数々のスターが排出されております。いろいろと言われることも多い大会ですが、2002年から続く歴史も実績もあるお笑い賞レースであることには間違いありません。
この度はそんなR-1グランプリを、データと独断で予想していきたいと思います。ネタ順が事前に決定しているこの大会だからこそ、過去のデータと比較して、予想をしていきたいと思います。
R-1グランプリ 2023概要について
まず今年のR-1グランプリは、7名 + 敗者復活1名の合計8名で争われる大会となっております。順番もすでに決まっており、以下のようなネタ順で大会が行われることとなっています。
なお、敗者復活については3/3にネタ見せが行われ、そのネタがネット配信されることとなっています。そこから視聴者投票を行い、得票数の一番多かった芸人が、敗者復活に進む形となります。
今年の状況を踏まえて、まずR-1グランプリの過去のデータを振り返っていきます。
ネタ順は、3~4/7~8がアツい
これはM-1でのネタ順統計とも一致していますが、上位に食い込みやすい順位というのは存在しています。ファイナルステージというシステムがあるため、どこのネタ順でもネタさえ仕上がっていれば優勝は可能なんですが、かっく率として有利不利というのはやはり出ているんですね。
それが前半後半に分けたときの、前半の最後、後半の最後です。具体的に言うと、3~4と7~8あたりが順番でいうと良い番号になってきます。
R-1グランプリは敗者復活優勝が過去1度もない
これはいつ塗り替えられてもおかしくない統計ではありますが、R-1グランプリでは、敗者復活からの優勝が今までに一度もありません。過去サンシャイン池崎やマツモトクラブなどが、敗者復活から2位までは上がってきていますが、優勝するというシンデレラストーリーまで達成できた芸人は存在しないというのが現状です。
もちろんお笑いファンとして、そういった大番狂わせが起こる、伝説的な回を期待を期待をしています。しかし予想としては、敗者復活からの優勝というのはいったん除外して考えてみてもいいのかもしれません。
過去の出場回数は優勝に関係してこない
過去のデータを見ると、初出場での優勝が11人と半分以上を占めているように思えますが、そもそも過去出場経験があるという芸人の方が、珍しいんですね。
第2回大会から決勝に進出した全200組を見ても、初出場は113組と圧倒的に多く、割合でいうと57%と6割に近い数字となっております。過去20回の大会で、初出場優勝が11人ですので、割合としてはほぼほぼニアリーの数字となります。
ザコシや野田クリスタルなど、ノーシード優勝を果たすとスターになりやすいというのは別の話としてありますが、過去の出場回数と優勝はあまり関係がないと思われます。
独断と偏見の優勝予想
これらを踏まえて、私の優勝予想でございます。
まずは、敗者復活から。
敗者復活予想
◎蛙亭 岩倉
〇ケビンス 山口コンボイ
△ヨネダ2000 誠
テレビに放映されない視聴者投票ということで、コアなところにも勝機があると思うので、個人的に大好きなたくろうの赤城さんとか、顔ファンのエルフの荒川ちゃんに行ってほしいんですけど、赤城さんは大阪に強すぎることと、エルフの荒川ちゃんはバラエティ寄りに見られて再生数が伸びなさそうな気がするんですよね。
それでいうと、やはり1位予想は岩倉さん。お笑い好きが押し上げるという意味で山口コンボイが上がってきて、ヨネダ2000が食い込むかなと、そういう予想でございます。
この敗者復活予想を受けての、私の本戦決勝予想はこちらでございます。
R-1グランプリ 決勝予想
1位 コットン きょん
2位 サツマカワRPG
3位 敗者復活(予想:蛙亭 岩倉)
ネタ順8番という好順番を引き当て、今勢いにも乗っているコットンを一位で予想します。そして2位には昨年、大会が近いというキラーワードを残したサツマカワRPG、3位として敗者復活の勢いで上がってくる蛙亭を予想します。
復活ステージ投票も含めてR-1を楽しもう
今回のR-1グランプリは初出場も多く、常連組が少ないことから、見たことない芸人ばかりという方もいらっしゃるのではないかと思います。
そんな大会だからこそ、自分も予想し大会を盛り上げているような気持ちで、わくわくしながら番組を楽しんでいただきたいと思っております。
3/3の夜からは、視聴者投票としてネットでのネタ見せも始まります。ぜひ皆様も、ネタ見せを楽しみながら、R-1グランプリをみて笑ってみてはいかがでしょうか。