読書(2020/5/5):胎界主初見実況ログ(第二部二幕)第九話『封印塔』
(注:Twitterの該当箇所の過去ログ。誤字脱字等修正済)
第二部二幕第九話『封印塔』
久々に胎界主初見実況。第二部二幕第九話『封印塔』、行きます。 #犬界主
ハッグ、アイスクリームをツンツンしながら指をしゃぶってニヤニヤしている。カウンターにいるハナさん、薄気味悪そう。まあハッグにしたら、超越存在でいけ好かないピュアたまが大きなヘマをこいたのを見たんだから、そりゃそうもなるわな。 #犬界主
ピュアたまのヘマには大きな意味があった。つまり、やはりハッグにも出し抜けるチャンスがある! そう思えばハッグもやる気が出るというものだ。ハッグ、部下たちにアイスをおごるなどして上機嫌。まあそううまくいけばいいですね… #犬界主
当のピュアたま、ぼやいている。これで、いろんな面倒の後で、たとえ目的を達成しても、最後の最後に特大面倒であるソロモンとの直接対決は避けられなくなってしまった。 #犬界主
味方はハオウくんだけで、しかもそのハオウくんも途中の生体金庫攻略で力尽きてしまうだろう。とピュアたまは言う。ここから、ピュアたまはハオウくんを唯一の味方としてやはり信頼してはいて、しかし最後まではもたないと判断していることがわかる。ほう。それはなぜに…? #犬界主
さて、稀男とアスちんとルーサー、再結成したと思ったら、ルーサーがなんか稀男とアスちんに詰められている。ルーサーも、クソ親父であるレックスも、当初は稀男やアスちんを襲撃してたんで、その話をされている。あー、まあ、またしてもだが、当事者たちにとっちゃそりゃそうもなるわな。 #犬界主
ルーサーをアスちんがポカポカ蹴った後で、稀男がムチに替えて飴を差し出す。ルーサーには殲滅部隊行為の意義が感じられないかもしれないが、今回の件でルーサーの躰化の戒律を解除できる手掛かりがあるかもしれない。この前から言ってるあれだ。根拠は薄いけど、その線でがんばっていこうや。 #犬界主
そこにクンサカがやってきて、レムレスとガルウに友達を殺され追い回されていた部下のサエナの生存を知らせる。天肢たちが化け物を追い払っている近くに倒れているのを発見されたらしい。クンサカ、捜索に協力してくれたアスちんに、これは心から感謝している。本当に良かったな… #犬界主
さてさて、ハナさんの恋路を応援すべく、純バンシーのリルリニスとカノカニスが恋の妖精をやっている。やはりハナさんの目にはハオウくんはかっこよく見えるようだ。そうですか…恋ですね… #犬界主
リルリニス、お手製料理をハオウくんに振る舞うが、めちゃくちゃ不味い。そこにハナさんがババーンと出てくる。ハオウくん、契約切れで本店に帰ってしまうという話のハナさんに、ここにいてほしいとお願いする。ハナさん大喜び。なんだこれ… #犬界主
まあ、本当は料理の腕とは関係なく、役に立つかどうかも関係なく、「自分のそばにいてほしい」となればいいんだが、それはもうちょっとがんばんないとそこまでいけねえよな。特にハオウくんはそういう思考回路は開発されてなさそうだし…(めちゃくちゃ失礼だなチミィ) #犬界主
さて、いよいよ、上層部の話し合いの間のフリーミッション、封印塔の攻略をやる殲滅部隊。ルーサー、最近負け続けなのはヘボい武器のせいなので、封印塔ですごい武器が手に入ればいいな、と意気込んでいる。背景のソロモンはどうでもよさそうだ。どうせ最終決戦でほとんどが死ぬんだし(鬼か) #犬界主
封印場と同様、封印塔の周辺では、アカーシャ球体は封じられて使えなくなっている。これでは魔法則師(やここにはいないけど東郷とかの球体使い)は役に立たない。またステゴロや武器でやるしかない。例の痺れるホムンクルスはいないようだが、ゴーレムはいるとのことだ。 #犬界主
アスちんの説明によると、封印塔はドヴェルグの武器庫なのだそうだ。今でこそ管理者リョースの管理下だが、昔はなんと悪魔たちの最高権力者、帝王の持ち物だったという。あーいたな。正気虎眼先生としてのソロモンとは一味違う、曖昧虎眼先生としての帝王。どんなやつなんだろうな… #犬界主
んで、なんと帝王は飛び地として旧ドヴェルグ帝国をも支配していたという。えー。これはあれか、かつてのモーグ親方の「旧ドヴェルグ帝国の再建のために悪魔勢力とは手は切れない」発言と合わせると、悪魔勢力のロックヘイムにおける基盤でもあったんだろうか。 #犬界主
んで、帝王はドヴェルグやドヴェルグ人を支配して代理戦争を(おそらく管理者リョースや骸者たちと)繰り広げていたとかそういう…? で、国としては滅びた。民は各地に手配師等として散らばっている。ということか。 #犬界主
ということは、ドヴェルグ人、ある意味ユダヤ人のような扱いなのかな…ロックヘイムを滅ぼしかけた罪深い種とされるオルク人とは別に、現在の体制派の管理者と元々敵対していた信用ならない種として蔑まれていたのかな。だとしたら辛いな(だが信用されないムーブはするしオルク人は差別する) #犬界主
ハオウくんの持ち物の何でも斬れる空間切断剣、シャミールも、帝王直属の六王の一人、アスモデウスの持ち物だという。ソロモンはこれで悪魔たちを脅して古代イスラエルに(自分の胎界である)宮殿を作らせたようだ。 #犬界主
銀を使えば魔物を殺傷できるという銀の法則は、もともとソロモンが法則として追加したものだ(何で追加したんだろうな。自分以外悪魔とかに太刀打ちできないとなると、自分で調達できる兵隊は完全に無力であるからダルい、戦えるようにさせて、土嚢よりは役に立たせたい、ということか?) #犬界主
稀男の推理。強い司神の法則は魔王や神獣にも効くくらい強い。そういう強い司神を降臨させれば、全躰化者の戒律の無効化は可能だろう。ルーサーの目的は(稀男の女体化の解除も)これでなされるはずだ。 #犬界主
だが、ピュアたまもおそらくその手で世界を「補正」しようとしているはずだ。ピュアたまの目的はおそらく、新たな「法則」を定めることだ。おお…? マジか…? それかなりヤバくね…? バグったりせんのか…? (これを言い出すときりがなくなるけど) #犬界主
しかし、この推理が当たっているなら、ピュアたま、結局は司神の手でできる範囲内のことしかできないんじゃないのかな。そうなると、例えばいざロックヘイムの主、司神トト=ロックが再びやってきたら、せっかくの成果もめちゃくちゃになっちゃうんじゃないかな。そこはダイジョブなのか…? #犬界主
ということで、『封印塔』、とりあえず今のところここまでとします。ご清聴有難うございました。 #犬界主
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胎界主初見実況。第二部二幕第九話『封印塔』、行きます。 #犬界主
そういや今回の殲滅部隊は稀男アスちんルーサーハンバーグ先生で、リースはセレにある施療院で出張仕事しているのだった。しかし、セレの派遣場に停止命令が出たという。ドナルグ、私欲と競争心に基づく無茶苦茶な開拓で、上層部から怒られが発生したんだろうな… #犬界主
開拓はやりゃあやったなりになるんだろうが、ここまでたくさん人死に出してまでするのは容認しがたい、ということなのかもな。ともかくこれで無駄な人死にがなくなる。良かった良かった。ということでリースもお役御免。カリテさんがリースを引き取りに来る。 #犬界主
セレの親方治療師のリモノさん、蘇生ができるプロだし人徳とテクで慕われているが、本人は組織を仕切るのは苦手で、ゼントちゃんには憎まれ役を押し付けているという。ゼントちゃんもまんざらではなさそうだ。やれやれ。(でもゼントちゃんの人当りがスポイル系なのは組織運営上ちょっと…) #犬界主
さて、発情していて不安定なカリテさんを、リモノさんが「治療」しに楽しそうに連れて行ってしまう。治療師は男女の性行為が危険で、妊娠するといのちの司神アトン=イブにたましいを食われるから、もし発情が解消できなくなったら困るはずだ。だからリモノさんは「そっち」でも達人なんだろうな… #犬界主
外野としては、おそらくリモノさんの部下である、死んだヤルネのことを、ちょっと思う。リモノさん、ヤルネとコオヂの死や、サエナの生還については、まだ話を聞いてないのか? 治安維持の魔法則師や、ヨウの転送室のクンサカから、ヤルネの職場であるセレの施療院への連絡が間に合ってない? #犬界主
そういやリース、あまり性について理解が深くない。カリテさんとリモノさんの件についてもわかっていない模様。もちろん稀男に気はあるので、性と恋は別という切り分けがちゃんとあるのか、性に興味がないかなんだろうな。戒律もあるし、あっしには関わりのねえことでござんす、なのか? #犬界主
場面は変わってハナさんのお店。リルリニスのひどい料理に比べて、ハナさんのゴージャスな料理が目に鮮やか(肉は多分トカゲ)。リルリニスたち純バンシーにとっては料理ガチ勢のハナさんがむしろ変で、勉強や料理にガチになっている半妖精人間は、生き急いでいる、という感覚なのだそうだ。 #犬界主
美味しそうに静かにムシャムチャしているハオウくん。幸せがここにある。こういうのに対する感受性がちゃんとあるから、まだハオウくんも「ただの」隆慶一郎的一向一揆衆死人いくさ人ではないことがわかってくる。(お前はハオウくんのことを何だと思ってるんだ) #犬界主
そういや純妖精は99歳の母体から生成されるらしい。リルリニスもカノカニスも親がいない。子はいる。今度の改革で自由に会えるようになったが、会いたいという感情はない。そこも「元気でやってるみたいだしそれでいいのだ」そうだ。そういうものか… #犬界主
しかし…リルリニス? は? いきなり槍に貫かれて…死んだ。これは…え? え? え? #犬界主
死に際の記憶を呟いているらしき、おそらく意思疎通のできない屍鬼。タイカク・サポロを名乗っている…確かヨウの都で、蔑んでいたモンド人市民をうかつに殺害して、追放されたヘヴ人戦鎚兵師だ。その後骸者に追い詰められてたが…感染で骸者にさせられたんだな。ということは… #犬界主
そのタイカク・サポロ、巨大な死神めいた何かの爪に真っ二つにされる。おそらくは骸者たちがぞろぞろやってくる。あっ。ピュアたまと同盟している骸者の、おそらく最後の謎の死の神獣、レイス…? #犬界主
タイカク・サポロの暴走でリルリニスが死んだが、このレイスの意図ではないようだ。そもそも「ここの者には手を出すなと命じてなかったのか」とか言ってる。どちらかというと紳士的なやつに見えるが…オーラがとにかく静かで怖い。 #犬界主
どうやら静かな怖い方がデュラハンで、もう一柱いる方がデカトンのようだ。こいつらか! やはり! デカトンもいちいちタイカク・サポロ程度の有象無象を完全に管理しきれているわけではなく、偶発的な事故だと言いたいようだ。 #犬界主
デュラハンに凄まれ、今更ながら骸者たちに、何の興味も罪悪感もなさそうにヘラヘラと襲撃禁止命令を出すデカトン。どうやらデカトン、鷹揚だが、隔絶存在特有の倫理観の隔絶があり、デュラハンほどには下々の者の倫理観を気にしてもいないようだ。 #犬界主
ハッグ、おずおずと応対する。デュラハン、近くに来たのでピュアたまに会いに来たのだそうだ。どうやらデュラハンはピュアたまに関心が強いようだが、デカトンはそこまで興味がない。少なくともピュアたまのことは舐めている節がある。 #犬界主
ハオウくん、そんな隔絶存在に向かって、なんとリルリニスの死の件で糾弾し、「おい待てレイス共! 元に戻していけ」と言う。お、おまえーっ! わかる! わかるし、えらい! 立派! だが、たぶん強さの彼我がまるっきり違うから、一呼吸で消し飛ばされるぞ! #犬界主
デカトン、うるさいハオウくんはめんどっちいから、彼をスペクター(彼らの従える屍鬼の一種であろうか)にしちゃえばいいじゃん、と愚痴る。だが、デュラハンはそれを止める。魔剣シャミールは生者にしか扱えない。ハオウくんは生かしておかなきゃなんない。隔絶存在会話… #犬界主
なおも食い下がるハオウくんに、デカトン、凄む。そもそもいつかみんな骸者になるのに、戻すもへったくれもないだろう、と…まあそりゃそういう話になるよな。レイスにしてみれば、主たる死の司神オシリス=ハデスを降臨させるために、ピュアたまを利用しているにすぎないんだから。 #犬界主
それともあれか、自分たちを出し抜いて、死の司神オシリス=ハデスではなく、闇の司神アポピス=オピオンを降ろすつもりか? 出し抜けたらいいよなげらげら。デカトン、嗤う。ハッグ、ピクリともせずニコニコしている。やはりよほど相手が圧倒的な隔絶存在すぎるんだな… #犬界主
ハオウくんを一発軽くどつくデカトン。悲しいかな、死神と子豚の差だ…いったん骸者に殺された者を元に戻すことはレイスにも不可能。リルリニスの死体、崩れ去る。はい、これでおしまい。わかったか。だが…ハオウくん、シャミールを…抜いた! 明確な敵対行動だ! #犬界主
当然キレ返すデカトン。怒りっぽいとの評だが、まあそりゃこの状況下では怒るだろうね。たかが子豚が、偉大なる死神に何さらしてくれとんじゃ、という。ハオウくんを秒殺しようとするが、デュラハンに止められる。 #犬界主
だが、デカトンはデュラハンや、今ピュアたまの計画に乗ってないで寝てるドローネやファントム(というのがレイスの中にはいるらしい)の下についたつもりはない。言うことを聞かされる立場にもない。ピュアたまの計画に乗ってるのも、計画に乗らない派の上に立つためだそうだ。 #犬界主
で、だから何だってんだ。シャミールの振るい手は別に探せばいい。ハオウくんは許せん。デカトンはいきり立つ。だが… #犬界主
デュラハン、ハオウくんの前に立つ。「気が済むまで斬れ」おい…!? 何その仏心…? #犬界主
ハッグも動揺している。ハッグ、ピュアたま派の闇の妖精の元締めをしているから、ハナさんを雇ったのも、ハオウくんの面倒を見ているのも、きっとハッグなんだろうな。が、事態がこうなった以上、(おそらくデカトンに)後で監督責任が問われる。回答次第では即死するし、野望もここまでだ。 #犬界主
ああー!? ハオウくん、(そういうの全部知ったことじゃないからすっ飛ばして)シャミールでデュラハンを秒で微塵切りにした! や、やりおったー!? まあお前はそういうやつだよな!? #犬界主
しかし…デュラハン、再生してしまう。死なない。「もういいのか?」あーあ…デカトン、デュラハンの仏心に免じて、ハオウくんを許す。か、隔絶存在ムーブ… #犬界主
あー…そうか、シャミールの弱点は、超高速再生する相手には捌き切れないということか…おい、じゃあその手の敵には届かないのか? 果たして本当に生体金庫倒せるの? 生体金庫が再生能力を持っていたら? ピュアたまが言っていた「もたない」ってそういうこと? #犬界主
デカトン、最後に、自分は死神で、お前らは殺される側だ、わかったか、とみんなに思い知らしめて去っていく。ハオウくん、「ハナさん済まないオレでは守れない」と敗北宣言をしてしまう。ハオウくんの物理精神両面での苦い敗北…マジか…そうか… #犬界主
今回、レイス二柱の登場で分かってきた。骸者、オシリス=ハデス系の死神(デュラハンやデカトンたち)や屍鬼、陪神(名前出てたっけ)系の吸血鬼(レイミアやレムレス)、タナトス=アヌビス系の狼男(ガルウ)、ウプアウト=ヒュプノス系の幽霊(ウェンディゴ)と、夜の魔物モチーフだ。 #犬界主
どうやら、モチーフは夜の魔物で、感染性を持つ、というのが骸者の設定のようだ。いろいろと思い当たる節がある。創造者としての胎界主、搾取者の悪魔、非創造者としての妖精、汚染者としての骸者。というテーマがあると見た(違ってたらごめんなさい) #犬界主
それと、この漫画ではただの強靭な狂人では隔絶存在に勝てない。ということがよくわかり、胃袋にズシンときますね。(じゃあピュアたまは何なんだ)(ピュアたまはちっぽけな力だけじゃなくて大きな利を示せるからね…) #犬界主
ということで、嗚呼…リルリニス…追悼。『封印塔』、とりあえず今のところここまでとします。ご清聴有難うございました。 #犬界主
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胎界主初見実況。第二部二幕第九話『封印塔』、再開します。 #犬界主
渦中のセレの親方手配師、ドナルグは、管理者と本部にこってり絞られているところだ。稀男たちが世話になっているヨウの親方手配師モーグも、その隙を突いて、ドナルグから何もかもかっぱいでいるらしい。ドナルグの部下のダーグも行方不明だ(ソロモンにすりつぶされたせいなんだがな)。 #犬界主
ドナルグ、モーグと揉めていたんで、復讐したかったらしいが、まあめちゃくちゃな目に遭ってる。ハンバーグ先生はこれを、金にもならない復讐にハマるからこうなる、とドヴェルグ流に切り捨てる。当然今でもハッグに復讐がしたいアスちんとしては、ちょっと思うところがあるようだ。 #犬界主
さて、合間合間のミッションをこなしながら、いつかはピュアたまを捜索せねばならない。それはその道のプロに任せたいが、ハンバーグ先生は暗殺師サセボの名を出す。あっそれはまずいぞ…サセボの今残っているミッション、アスちんの暗殺なんだから… #犬界主
とかやってるうちに、外螺旋階段の上から、卵に手足のついたような巨大なゴーレムが現れて殴ってくる。ヤバイ! だが、ルーサー、壁に手をついて蹴り落とす。おお! 躰化なしでも蹴り落とせるなら、硬直時間がないから、だいぶイケそうだ! どんどん蹴落とす! #犬界主
しかし地面に叩きつけられた後、何事もなかったかのように起き上がるゴーレム。卵よりだいぶ頑丈だ。後で下から挟み撃ちになるなこりゃ…まあ後で考えるしかない。 #犬界主
ピュアたまの部屋の近く。レイスは不滅だが痛みは感じる。デカトン、「細切れにされてさぞ痛かったろぉ~」と意地悪なことを聞く。デュラハン、はいはい、とため息をついて「あぁ死ぬかと思った」と答える。あっ死神ジョークなんだなこれ… #犬界主
大爆笑するデカトン。デュラハンの肩を叩きながら鷹揚に「よしよし! 生体金庫を開いた後に我がキッチリ代わりにカタキを伐ってやるからな」と言う。おめーよう。元はと言えばお前のタイカク・サポロに対する管理がなってなかったからだろ…(というか管理する気もなかっただろ…) #犬界主
そういやさっき会話の流れで、ハッグの企みを骸者は知っているぞ、と当のハッグに伝えてしまった。まあいいさ。どうせハッグもそこはとっくに折込済だ。それに妖魔なんか骸者に一蹴されて終わりだ。それよりも…デュラハンはピュアたまを警戒している。「コイツに気を許すな」 #犬界主
ピュアたまの書斎についたデカトンとデュラハン。二柱を前に、間抜けのように階段から落ちて尻餅をついてみせるピュアたま。デカトンは「つまらーん」と顔をそむける。デカトンは完全にピュアたまを舐め切っている。もちろんピュアたまの韜晦だが、もちろんデュラハンは警戒を解いていない。 #犬界主
マジック自走家具たちがデカトンの椅子として走ってくる。カワイイ。あとデカトンが重そうで辛そう。(細かいしどうでもいいところだが、こういう細部の描写がいいんだよね。やはりカワイイよねここのくだり) #犬界主
そういやデカトンはピュアたまが稀男に出し抜かれたことを聞いており、それを嗤いに来たということでもあるようだ。ピュアたま、稀男のおっかなさを語る。何せ罰と禁忌の司神ペトベ=ネメシスの四大神獣である罰犬をも倒したやつだ(言われてみればそうだった)。反応するデカトン。 #犬界主
司神たちの代理戦争で、尖兵の四大神獣たちの中では圧倒的に強かった死の神獣レイスは、ほとんどの四大神獣を胎界に送り返したそうだ。その後勝負は仕切り直しになったが、それでも自我を持って自力で復活するほど、レイスは強い(時期的に四大魔王やリョースに遅れをとったのは痛かったが)。 #犬界主
かつての四大神獣たちの封印された神獣石は、なんとほとんどが生体金庫の中にある。あっ、そりゃ、力の宝石箱や~! そしてリョースが、場所を自分にすらわからないようにして、自走機能をつけてまで、絶対に死守しなきゃならなかったのもそりゃ当然だわな。 #犬界主
んで、半端な自己復元をした四大神獣は、罰犬やグレムリンのように、自我を持たないし、下手すると使役される。それでもレイスにとっては罰犬は手ごわい相手だったようだ。その大したやつである罰犬を、たかが半妖精人間しかも虚弱体質のニスが倒しただと!? #犬界主
稀男は運ぶ力=マナを使って、13回の罰をすべて乗り切り、罰犬がただの犬になったところを撃ち殺した。「ほほお!」大したものだ、と言わんばかりのデカトン。 #犬界主
デカトン、これはのろまなピュアたまなんかより稀男を駒にした方がよく、そのあかつきにはピュアたま、「お前はもう要らんのではないのか」、と脅す。こいつ… #犬界主
デュラハンはもちろん計画が大事なので、デカトンに釘を刺す。ピュアたまも、稀男やアスちんとの接触は計画上困るので、遠慮してほしい、と言う。まあそうなのだが、デカトンはムカムカしている。 #犬界主
「アレをするな」「コレをするな」というピュアたまに、デカトンはうんざりしてきている。レミリアもレムレスもガルウもピュアたまを嫌っている。まあ自分勝手に殺戮と絶滅がしたい骸者はそりゃフラストレーション溜まってるだろうね… #犬界主
デュラハンだけはピュアたまを、嫌ってはいるかもしれないが、軽視はしていない。「この胎界主を怒らせたら破滅へ運ばれるぞ」とまで言い切る。デカトン、さすがに、どういうことだ、ピュアたまはなんか企んでいるのか、と姿勢を改める(デュラハン、そういうことはもっと早く言ってやれよ…) #犬界主
ピュアたま、自分をかなり深く読んでいて、しかも潜在的に敵である、おっかないデュラハンの言動に、慌ててみせる。そもそも自分はレイスに逆らえない。なぜならば。それは… #犬界主
「逆らえない様…神獣の血を飲ませたのではありませんかっ!」えっ…異様な黒いしわしわの手…!? ピュアたま、同盟のために、骸者にさせられちゃっていたのか!? えええ!? おい!? これで骸者に逆らったら即死するんじゃないのか!? 本当に大丈夫なのか!? 出し抜けるのか!? #犬界主
ピュアたまを舐め切っているデカトン。「デュラハンよぉ~コイツのどこに気をつけたら良いのだぁ~?」何か田舎の族の鷹揚な特攻隊長に見えてきたぞデカトン。そして、それでもピュアたまの卑小なムーブを「全て偽りだ」と看破する、田舎の族の勘の良い親衛隊長デュラハン。 #犬界主
卑小な態度は偽りだが「だがその力は本物だ」とまで言うデュラハン。大分ピュアたまを買っており、しかも警戒しているようだ。おっかねえなあ。デカトン、計画のためには力は本物でなくては困る、と軽くスルーしてしまう。ノーそういうことではなく… #犬界主
ピュアたまを舐め切っているデカトン、帰るつもりだ。一緒に帰ろうとするデュラハンに、ピュアたまはお礼を言う。「ハオウを助けてくれてありがとうございました」デュラハン、去る。また例の綺麗なマジキチスマイルで見送るピュアたま。こいつホンマそういうところやぞ… #犬界主
しかし、ピュアたま、骸者による呪いを受けて、自分も骸者にさせられているとは思わなかった。大分危ない橋を渡っているように見えるが…隔絶存在であるレイスと交渉する際に、否応なしに飲まされた条件かな。だとしたらそりゃ逆らえんわな…でも、本当に、この状態で骸者を出し抜けるのかよ? #犬界主
『封印塔』、とりあえず今のところここまでとします。ご清聴有難うございました。 #犬界主
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胎界主初見実況。第二部二幕第九話『封印塔』、また続き。 #犬界主
ルーサー、いい気になって、ふざける力をやりながら、ゴーレムを蹴り落とす。そんなこんなでとうとう屋上についた。どうやら危険はないようだ。 #犬界主
屋上は…黒ヒゲ危機一髪風に剣のたくさん収まった金色の(多分オリハルコンの)筒が中心にある。ルーサーの力ずくでは抜けず、旧ドヴェルグ帝国の解錠の合言葉「クロック」で抜けるようになっているようだ。 #犬界主
オリハルコンの一級品の剣をいっぱい抜いてご満悦のハンバーグ先生。「抜いた者のモンでがすよ! 後で公平に分配なんかしやせんからね!」ハンバーグ先生、所有権とか早い者勝ちとかの他に、公平分配とかいう概念があったんだな…(本人は採用していないわけだから何も変わらんが) #犬界主
稀男は訝る。「悪魔共はこんなもん作って何がやりたいんだ?」アスちんは返す。「もう意味のないただの残骸でしょう」今のアスちんの主である魔王アスタロト曰く、「帝王はやれることをやり尽くし世界を放浪する以外に為す術が無くなった」やっぱソロモンのネガ的存在だな…曖昧徘徊虎眼先生… #犬界主
さて、封印塔の中に入る穴がある。稀男、黒ヒゲ投身法でダイブしようとしつつ、止まる。「帰る 充分だ これ以上危険を犯すメリットないし」あっ、封印場のようにはならないんだな。しかしそこにゴーレムたちが階段を昇ってやってくる。まあ、そうなるな… #犬界主
ゴーレムはオリハルコンより軟らかいロゼッタ煉瓦製だ。オリハルコン剣で迎撃しようとするルーサー。しかし…ゴーレムたちは頭の触手と両腕からオリハルコン剣を生やしてきた。あっ形勢逆転。話にならん。 #犬界主
どうやらゴーレムは盗まれたオリハルコン剣を狙って追尾しているようだ。剣の束を持っているハンバーグ先生が狙われている。さっさと剣の束を捨てればいいのだが、ハンバーグ先生、「死んでも渡すかぁぁ」というが、ゴーレムに背中を斬られる。ヤバイ。 #犬界主
稀男が剣を投げると、ゴーレムは剣を拾って黒ヒゲ塔に刺し直す。そういうのがゴーレムに組み込まれた命令のようだ。稀男、剣の束を拾うが、ゴーレム、空いた手で稀男を斬る。アカン。ルーサーもそろそろ捌き切れなくなりつつある。 #犬界主
アスちん、策として、剣をロゼッタ煉瓦の地面に片っ端から突き刺す。確かにこれならゴーレムたちも剣を抜いて刺し直すから時間は稼げる。ハンバーグ先生、宝の剣を渡したがらないが、今度はゴーレムに背中から貫通される。バカ! アンブロシアがなかったら回復できずに死んでたぞコイツ… #犬界主
稀男たち、剣を壁に刺してスーッと降りながら、あちこちに剣を途中で刺しておき、それをゴーレムに抜かせて回収させる作戦に出る。そして最後には蘇生可能な高さまで駆け下りる。おい、後で蘇生すればいいんであって、死ぬのは前提なのかよ! めちゃくちゃな逃避行大作戦をやりよるな… #犬界主
ところで、セレの施療院で、ゼントちゃんの過去話が出てくる。昔蘇生が間に合わず、大切な人を失ったことがあるとのことだ。だから蘇生できない自分が悔しいし、蘇生ができるという話で期待させておいて、実際には技能として蘇生が自由に使えないリースに辛く当たっていたようだ。 #犬界主
「でしゅ」が口癖のプーレがそんなゼントちゃんの過去話を教えてくれた。その上で、「でもだからってあんなキツい言葉を言っていいわけないでしゅよ! いい機会だしそこんところをガツンと言ってやるでしゅ!」とハッパをかける。まあそれはそうなんだが… #犬界主
そこにゼントちゃんがものすごい顔で立っていた。あー。過去話を勝手に喋られたらそりゃなあ…プーレ、「ってリースさんが言ってたでしゅ」と逃げる。ギャー! 勘弁してくれ! ゼントちゃんにつねられるリース。本当に可哀想だ… #犬界主
超スッキリした顔のカリテさん、いい汗かいたリモノさん。何時間やってんですか…やはりリース、わかってないことを言っている。まあいいや。カリテさんとリース、元の職場であるヨウの鄙の施療院に帰る。手を振るリモノさん、プーレ、横を向いて曖昧に手を振るゼントちゃん。 #犬界主
しかし、アンブロシアがあったら、リルリニスも蘇生の余地があったのかな…少なくともデカトンにボロボロにされるまでは…それとも蘇生したら骸者になってたのかも。やはり無理だったかもしれない。そんなことをいろいろと考えてしまった。やはり、悲しいもんは悲しいし、惨いもんは惨いよな… #犬界主
さて、『封印塔』、とりあえず今のところここまでとします。体力気力の都合を鑑みるに、今日はここまでっぽいです。それでは、ご清聴有難うございました。 #犬界主
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胎界主初見実況。第二部二幕第九話『封印塔』、また続き。 #犬界主
今回の件で怪我しまくっている稀男たち。アスちん、やはりリースが必要なのではないか、という。そもそも施療院でリースしか同行許可が下りないという都合もあるようだ。「そりゃ施療院で使えねーってことじゃねーか」まあ実際そうなんだろうな… #犬界主
しかし、背景のソロモン、不穏なことをいう。「ワシが手配したあの治療師の障壁は最終決戦で役に立つ」…まさかこいつ裏でなんかとんでもなくえげつないことしてねーか? アスちんを動かして人事権をどうこうという穏健なレベルじゃなさそうだな… #犬界主
さて、ゴーレムども、まだオリハルコン剣を何本か持っている稀男たちを確実に撃退するために、全員飛び降りた! 重さの分、 先に着地するゴーレムたち(重力ってそういう仕組みになってたっけガリレオ先生?)。さて大変だ。ルーサーはともかく全員がこれを逃げ抜けるのは多分無理だ。 #犬界主
稀男は「ルーサー以外全員封印塔の彼方へ投げ飛ばす(ルーサーは走って抜けられるので抜ける)」と言い出す。アスちんも、ハンバーグ先生までも、稀男のことを心配そうにしている。どうした稀男? 吹っ切ったのは分かるが、命を投げ出しすぎてはいないか? #犬界主
投げ飛ばされる、何も持たない稀男を、地上のゴーレムは無視する。稀男、飛んでいく。アスちんやルーサーやハンバーグ先生に手を振り、全てを委ねて。昇天を思わせるコマ割だ… #犬界主
しかし、その脳裏に浮かんだのは…リースの顔だった。やはり稀男、リースを必要としている。それはつまり…稀男の中にいとおしさが戻ってきてしまったということでもある。またも純子人格が活性化しだした! 困る井戸カルテット人格の皆さん。 #犬界主
そういや井戸カルテットの皆さん、稀男(無我)のケツイについて、「無駄で無意味で失敗しそうな事を挑んでいる自分に酔ってるだけだから」「ピュアに会うまで現実を 誤魔化しているだけだから」「ハンプティ・ダンプティ 塀の上から落ちるまで踊っているがいい」と辛辣だ。 #犬界主
つまり井戸カルテットの皆さんの目から見て、稀男は自分の靴を履いた足で歩き出したが、そういう行為に酔っているだけで、現実逃避をしているだけだ。どこにも行けてない、何も創れてない。ええー… #犬界主
稀男、銃を撃って何らかのテストをしている。これがさっき投げた石に当たれば「うまくいく」ようだ。重力の測定か? 確かにここの重力の法則、ソロモンヘイムとちょっと違うみたいだしな。 #犬界主
それとも、封印塔では魔法則も運ぶ力も封じられているから、稀男のこれは、「封印塔の周囲のどの辺から、運ぶ力が機能して銃弾が的に当たるか」を検証している、ということなのかも知れない。これで間合いを測っている、という。 #犬界主
狙撃が当たるまでちょっとかかる。不安がるアスちんだが、ルーサー、ネブリのバウンドする「だま」に向かって投げたから大丈夫だろう、と答える。が、待ちきれないアスちん、ルーサーの放物線投擲で飛んでくる。ええー。 #犬界主
「貴方は宙に投げ出されると死にたがる傾向がありますね!」「誰だってそういう気持ちになるだろ ギリシャ神話のイカロスのよーに」「なりませんよ! イカロスだってそんな気になって墜ちたんじゃないでしょ」アスちん、稀男と手をつなぎ、多分魔法則でゆっくりと着地する。よかった。 #犬界主
そういや、例えばアドニスはイカロスを知っていたのだろうか。住んでた場所が全然違うから知らんかな? そもそもアドニスは元ネタではギリシャ人じゃないからな(フェニキア人だから今のレバノンだ。イカロスのクレタ島からは、なんか航路で行けるかもしれないが、大分距離があるな) #犬界主
最後にすっ飛ぶハンバーグ先生。しかし今度はゴーレムたちに追われる。あっこいつオリハルコン剣を隠し持ってやがるな…封印塔の周辺のある領域からは魔法則が効かない。救出できない。早く剣を捨てろというが、絶対に離さないつもりだ。おいどうすんだよ…追いつかれるぞ… #犬界主
しかしそこに走り抜けてきた躰化ルーサーがかっこよく登場! ハンバーグ先生をジャンプしてキャッチすると、領域を抜ける! アスちん、二人が領域の外に逃れたのを確認し、領域の外ギリギリで精獣を展開し、ゴーレムを阻む! #犬界主
ゴーレムが精獣を倒した隙に、躰化ルーサー、ゴーレムのオリハルコン剣を、躰化と自分のオリハルコン剣で、斬り折る! おお! 折れたオリハルコン剣の切っ先を、ルーサーは「駄賃に貰ってくで」とご満悦。ハンバーグ先生もガメたオリハルコン剣を数本無事に持ち帰れて感涙。 #犬界主
おそらく領域の境界を出たせいか、ゴーレムたち、倒れる! 稀男のとっておきのギャグ、「ハンプティ・ダンプティ すっ転べ」と同時に! ゴーレムたち、ハンプティ・ダンプティのごとく卵型だからな…(井戸カルテットよう、お前たちの陰口、多分無我には聞こえてるの、分かってるんだよな?) #犬界主
その後、境界の内側で悔しそうな反応をするゴーレムたちを尻目に脱出する稀男たち。稀男、おそらく、いつかは直面するであろうピュアたまに向かって、ものすごい姿勢と表情で叫ぶ。「ハンプティ・ダンプティ 落っこちた お前も落っことしてやるッ! 元に戻れなくしてやるゥ!」何この主人公… #犬界主
多分ルーサーの躰化の反動のスタン時間を、静かな泉でチャプチャプしながらやりすごす稀男一行。穏やかな時間。しかし、やはりこれも穏やかな死を連想させるイメージだ…(そういう意図なんだろうか) #犬界主
ピュアたまとハオウくんの会話。リルリニスは死んだ。リルリニス、ちょっと人に対して「軽い」ところはあったが、基本いいやつだった。しかし、ハオウくんもピュアたまもリルリニスを守れなかった。 #犬界主
剣師であり、力ずくの交渉を伴う使者としては役に立つし、将来的には(使い切りとはいえ)生体金庫攻略の要であるハオウくんだが、危険な身内相手の用心棒はできなかった訳だ。辛いところだ。そしてそれはピュアたまも同じだ。反省会だ… #犬界主
ハオウくんは生体金庫を開く、ピュアたまは世界を完結させる、そういう「流れ」にある。「だがやはり絶対ではない それどころか何の保証も無い話だ」不安になるようなことを言い出すピュアたま。だが、まあ、ピュアたま、これまでずっと言ってきたことでもあるんだろうな。分かる。 #犬界主
「ハオウ それでもピュアを信じるか」ハオウくん、当然ながら、答えるまでもない。そりゃそうだろうな。ハオウはそういうやつだもんな。 #犬界主
ピュアたま、さらに言う。「実は今 ピュアはこの中に その「証し」を握っている これを見ればピュアを信じる事が出来るだろう 見てみるかい?」レイスに汚染された黒いしわしわの手を握って差し出す。ちょっと驚いた顔をするハオウくん。だが… #犬界主
ふつうに断るハオウくん。「それは 信じることでは無いからです」そうだよなあ。そういう話になるわな。ハオウくんはそういうやつだし、ピュアたまもそういうやつだよ。ピュアたま、これを肯定する。「「証し」は単に見え易く翻訳したものだ それ自体に意味はない」 #犬界主
その上で、あえてピュアたま、ハオウくんを前にして握った拳を開く。「ハオウ 見るがいい お前なら見ても問題は無い」開いた拳には…黒いしわしわの掌以外、何も無い。そういうことだ。「証し」なんてものはない。それでも、やっていきましょう。ということなのだろうな… #犬界主
ハオウくん、レイスに勝てない。ピュアたまも稀男に勝てない。力比べでは。そうではなく、「生体金庫を開く事でレイスに打ち勝つ それがお前の戦いだ」ハオウくん、心意気を新たにして、去っていく。リルリニスのことは辛いし、レイスのことは憎い。だが、だからこそ、頑張ろうな… #犬界主
一人たたずむピュアたま。再び見つめた掌は…あ、あれ!? レイスに汚染された黒いしわしわの掌ではなく、つやつやの肌色の人間の掌!? なぜ!? #犬界主
ピュアたまっテメッコラー! 今までの話は何だ! ハオウくん可哀想! それとも「必要な分は見せたということだ これ以上は見せぬ」ってことか!? それはそれで説法者のある種の正しさなんだろうが…当然全部腹を割って開示する必要なんかあるわけないんだが、正直ちょっとショックではある。 #犬界主
ピュアたまの掌はまた黒くしわしわになっていく。レイスの汚染を制御できる何かが「ある」? それは「何」だ? 強い死の神獣レイス相手だぞ? 別のより強い神獣か(そんなのいるのかよ。魔王や管理者じゃないだろうし)、より上位存在たる司神(誰?)の力が、元から備わっていると見るべき? #犬界主
ピュアたまは、おそらく笑顔で言う。「負けないよ 稀男くん」そしてこの回は終わる。 #犬界主
さて、今回の話、ピュアたま側では、示唆されていた最後の骸者の重要人物、死の神獣であるおっかない隔絶存在レイスの二柱、デュラハンとデカトンの登場。あとハオウくんの敗北。そしてリルリニスの死。と、重苦しい展開が続いた。 #犬界主
デュラハンはどうやら思慮深く紳士的なところもあるが、おっかないことは変わりがない。デカトンは鷹揚で豪放磊落だが、下々の者のことなど丸っきり考えておらず、完全におっかない。こんなのとアスちんたちは戦わなならんのか。これは圧倒的に大変なのでは? #犬界主
稀男たちは明るく楽しい冒険の展開だったが、どうも穏やかな死の受容のような描写がしかも二か所なされていて、どことなく不穏な回でもあった。それぞれ「一生懸命無茶をしたなら死んでもいい」「やり遂げて死ぬならいい」みたいな意味合いだろうか? #犬界主
そういう意味では、特に何の前触れもなく意味もなく死んだリルリニスのことがなおさら無念だ。やはり骸者、大迷惑だよ。これと組まざるを得ない妖魔たち、辛いな… #犬界主
あと、井戸カルテットたちが言っていた現実逃避、俺は悪いとは思わん。時間がある限りは、重たい現実の問題から逃げるの、大事なことよ…直面して常に解決できるとは限らんし、無理に直面し続けていると潰れるじゃん。そういうのに乗るの、悪い「流れ」なので、避けた方がいいと思うのよ。 #犬界主
目の前にどうしようもない壁があるときこそ、他のことをやってみるのが、経験を積んだり芸風を広げたりブレイクスルーがあったりで大事なんじゃねーか…壁のどこかには切れ目や亀裂があるかもしれないんだから、そういうのがないところを正面突破するよりはよほどいいことだと思うんだがな… #犬界主
とはいえ、稀男が実際にどこかに行けたり、何かを作れたりするのは、また先のようだ。まあ、やっていきましょう、としか言えない。頑張れ稀男。無茶をして安易に死ぬなよ稀男。リースが稀男の心を生に繋ぎとめていることも分かってきたんだしな。 #犬界主
そんな訳で、胎界主初見実況、『封印塔』、終了です。それでは、ご清聴有難うございました。 #犬界主