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日記(2023/1/1)謹賀新年
1.あけましておめでとうございます
まずは、あけましておめでとうございます。
2.去年を振り返る
世間の話は一切せず(世間的にも激動の一年だったので、何を言っても重くなってしまう気がします)、自分のnoteでの話に限ります。
振り返ってみると、なんか去年はものすごくたくさん記事を書いていました。
特に重量級のものについていうと、
色恋沙汰に関する理解を整理するために書いた記事『「反抗期の子供を社会に送り出せるような養育者と同等の立ち振る舞い」という、色恋沙汰における呪われた賢者の石の話』完結
漫画『堕天作戦』二次創作小説『人事天命』完結
漫画『胎界主』初見実況ログ(第二部三幕)第十四話『生体金庫』&最終話『胎界主ピュア』前編完結
数学書『キューネン数学基礎論講義』第I章&『集合論』第I章要約完結
どれもこれも重たく、しかも
「これらを書いた奴の顔が見えない。文系なのか理系なのかすらサッパリ分からん」
と言われても何一つ言い返せないところです。
いや、俺は、漫画にも色恋沙汰にも数学にも興味のあるだけの、ただの貪欲なやつです。マジで。それだけのことです。
一個ずつ振り返ると、
「全力で書いたのは明らかし、忘れていたこともあるから有意義ではあるが、とはいえ今見ると書き直しだな」
という気持ちになります。
その時その時は勝手ライターモードで夢中になって書いているのですが、しばらくしてから読み返すと、勝手編集者モードが発生して、
「ここがアカン、ここはダラダラ喋りすぎ、ここは舌足らず、ここは順番がおかしい」
などの不満がひたすら出てきます。
やはり、ライターと編集者の分業、大事なのだなあ、と思いますよ。
3.今年の抱負
3.1.『キューネン数学基礎論講義』要約完了
今年の抱負は、大きく分けて数学系と漫画系に分けられます。
まず、丸々1年間ずっと読んできた『キューネン数学基礎論講義』が、もうすぐ終わります。
これを片付けて要約を終えることが、今の俺には全てに優先されます。
いや、本当に大事な本ですよ。
数学の基礎として存在する論理学と集合論のウエハース構造について理解を深めるには極めて勉強になる一冊です。
論理学と集合論にまつわる様々なトピックについて
「これは本当に基礎の話である」
あるいは
「これは比較的高等な話で、これの記述のために、既にいろいろな数学的概念が必要になったりする」
などの理解が深まります。
たぶん、論理学の本を読む時に、最初に読むべきだったのでしょう。
実際にはそうではなかったので、他の本を読んだ時に、
「基礎的な論理学の領域で、ここから集合論である種の原始的な数(順序数)等を作っていくのか」
とか、
「ある種の原始的な数(順序数)に基づく『記号』を使う、中程度に高度な『記号論理学』か」
とか、
「『証明論』や『モデル理論』のような高度な領域か」
とか、そういう意識で読むという考え方自体がそもそもなかったので、これらの区別すべき話を全部ごっちゃにして読んでいた訳です。
そりゃあ訳が分からなくて当たり前です。
あと、かつては、論理学と集合論をやっているうちに、しょっちゅう循環定義が出てきて、頭を悩ませていた時期がありました。
そういうのは、論理学の複数のレベルを区別していたら、本当は発生しないものなのです。
逆に、そこのデリケートな違いを区別しなかったら、そりゃあ堂々巡りになっても何もおかしくない。
そこの認識が最初からあったら、もっと数学の理解はスムーズだったでしょう。
それもこれも、多分1月中に全部終わる。
まずはこれを片付けるぞ! 全てはそこからだ。
3.2.『胎界主ピュア』後編初見実況完了
長い長い『胎界主』初見実況でしたが、ついにあと『胎界主ピュア』後編を残すのみとなりました。
人を救わないと人格崩壊するから人助けをするが、人を信頼できないし人の世に興味が持てない、生殺与奪能力を持つ半妖精半人間にして、強大な幸運の力を備える停滞状況突破創造者=『胎界主』、凡蔵稀男。
そんな彼が、強大な超能力を持つが創造はできない搾取的な世界支配者たち、『悪魔』勢力に使役され、自分の故郷である妖精の国で、停滞した世界を独善的に救おうとする、強大な幸運の力を備える停滞状況突破創造者、ピュアの拉致任務に振り回される。
ピュアを利用しようとしていた、悪魔と敵対する、強大な超能力を持つが創造はできない破壊的な死神たち、『骸者』勢力は、『胎界主ピュア』前編の時点で壊滅した。
そしてピュアたまは生きている。
世界救済とやらのための必要条件も整っている。
このままではピュアは世界救済の奇蹟を行うであろう。
「法則を定める」という世界レベルの超超能力を持ち、法則制定に関する願いをかなえてくれる、多神の一柱。
それを降臨させ、自分が世界に通用させたい法則を追加する。
それがピュアの世界救済の奇蹟のための手段であるという。
当然それは、骸者にとっても、悪魔にとっても、パワーバランスを大幅に崩す脅威だ。
そういう事情もあって、悪魔はピュアたまを拉致しようとしていたのだ。
稀男にも稀男の思惑がある。
世界救済の奇蹟に介入し、自分たちに課せられた、ある呪いを解く法則を制定する。
多神の力を受けた者は、大いなる力を得るが、多神の呪いに逆らえなくなるし、日常生活にも支障をきたすし、たいていいつかは惨たらしく死ぬ。
それを解くために、稀男はいったいどうするのか。
そしてそれは成功するのか。
当然それはピュアたまの世界救済に横槍を入れる形になる。
果たしてその後で、どんな事態が生じてしまうのか。
世界を揺るがす人助けは、どういう形で決着を迎えるのか。
読者の私としても、キッチリと読み終えたいと思います。
これを終えないと、今の私は、物語めいたものは、何も書けないままであろう。
何とかします。
4.今年も一年よろしくお願いします
そんな訳で、去年に引き続き、今年もいろいろ、貪欲にしゃぶり尽くしていきます。
そして、それらを血肉と化し、できればその力で、自分のやりたいことをやり尽くしていきます。
それが終わったら、また人のために何かをします。
できれば、「この相手のために何かしたい」と思えるような誰かと共に、幸せに生きて、それを続けていきたいとも思っています。
(それ今年一年でできるの?)
(やるだけやります。達成できなくても「やるだけやった」という事実は残るであろう)
ということで、今年も一年、よろしくお願いします。
5.一個だけ愚痴
そうそう、一個だけ世間の話をします。
しかもこれは愚痴です。
何か?
本日! お正月は! 職場の! 休日出勤です!
はっはっはっは。
今から出発だ!
やるしかねえ! (グルグル目で)
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