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創作メモ(2020/6/17):私家版バンブーエルフ他メモ、あるいは『偽史山人伝』ってこんなんだったっけ(絶対に違う)
事前説明:バンブーエルフってなんや
(注・私のこの記事そのものはバンブーエルフよりクズエルフやササエルフの話が多いです。だから下のリンクを見た方がいいですよ)
まあ、そんな訳で、下のリンクを見て下さいよ。
見ましたか? 見ましたね?
貴方の右脇腹の中の伝奇回路(なんだそれは)が異様な回転を示して、遂に人類学全般山脈の途方もない知的鉱脈をドリルで掘り当ててしまったのではないですか?
おめでとう! 貴方も今日から立派な山師です!
まあ、それはさておいて、バンブーエルフ、ざっくりと
「ただでさえ生態系において強烈な独占的繁殖力と生態系破壊力を有する竹を、素材および食材として使いこなしてその強さを誇る、竹林に適応した妖精」
と思って下さい。(たぶんこれで大きく離れてはいないと思う)
派生:ミントエルフ、クズエルフ、ササエルフ
生態系において強烈な独占的繁殖力と生態系破壊力を示す植物としては、竹の他にも、ミント、クズ、ササ等がある。
後は分かりますね? バンブーエルフの話題の中で自生して来たんですよ。ミントエルフ、クズエルフ、ササエルフが。
バンブーエルフほど発展はしなかったけど、まあ竹ほど人類にとって有用性がないから、そっちのアドバンテージは生かせなかったからでしょうね。
私家版1:クズエルフ考
まあ、そんな訳で、後で私も「バンブーエルフとかクズエルフとか、面白い話しとるやないけ」となった訳です。
バンブーエルフは竹のポテンシャルで槍も弓も矢も楯も竹馬もパンダも使えるからな。(?)
クズエルフにあまりスポットライトが当たっていないようなのだが、ここをちょっと掘り下げてみたいな。
葛って、ヒモや縄を作るのに有用なので、これがとにかく大きいよな。
これと袋や籠(つづら)を組み合わせると携帯でとてつもないアドバンテージだ。
クズエルフ、なかなか行けるのでは?
ヒモと木材と石で加工用石斧も作れそう。
投げ槍(アトラトル)や投石(スリング)もいけそう。
山を大域的な縄張りとして遊動採集(と交易)をやる、というスタイルになるのかな。クズエルフ。行けそうではないかな。
バンブーエルフと縄張り争いになると競り負けそうだが…
私家版2:エルフ考古学的考察
・エルフの進化
ホモ・エルフトゥス(エルフ)
→ホモ・バンブーゲンシス(バンブーエルフ)
→ホモ・プエラレエンシス(クズエルフ)、
ホモ・メンソーレンシス(ミントエルフ)、
ホモ・ササピエンス(ササエルフ)
・ヒトの進化
ホモ・エレクトゥス
→ホモ・ハイデルベルゲンシス
→ホモ・フローレシエンシス(フローレス人)、
ホモ・ネアンデルターレンシス(ネアンデルタール人)、
ホモ・サピエンス(現生人類)
・植物の学名
竹(タケ、Bambuseae)、葛(クズ、Pueraria)、ミント(Mentha)、笹(ササ、Sasa)
私家版3:ササエルフ考
バンブーエルフ(ホモ・バンブーゲンシス)に比べると、ササエルフ(ホモ・ササピエンス)、いかにも
「目に見えるタフさはない、一見堕落した種に見える」
が、結果的に彼らこそが野に一番拡がったんだよなあ。
有用性とかどうでも良くて、雑草としての逞しさこそが真の生きる力。示唆に富む話よね。
その他:元ネタその他
題名の元ネタ。パッと見て好きになりそうな人は是非どうぞ。私はまだ読めてませんが…
ヘッダ画像の元ネタ。
魔法技術生体兵器ミリタリーSF群像劇ロードムービー漫画。
画像は「人類と不死者(主人公たち)・魔人(人類敵対短命超能力種族)・鵺(二足歩行家畜)・竜(人工兵器)が同じルーツを持っており、それは超人機械(隔絶人工知能)のしでかしたことであるかもしれない」という疑いを示唆するものです(ホモ・エレクトゥス以降の人類よりえげつねぇな)
今私が『胎界主』と同じくらい猛烈に推している(というか、ダークファンタジー漫画の『胎界主』とシリアスSF漫画の『堕天作戦』を同時に推している方はかなり多い)、最高に面白い漫画なのですが、現在休載中…うう…
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