人間への期待を捨てると楽になる
※このnoteではあらゆる悩みを解決するための考え方を書きました。なので長いです。(6500文字程度)
今悩んでることってありますか?
悩みなんてない人の方が珍しいですよね。当然、私にも悩みはあります。
例えばバイト先に(あまり話したことのない)怖い人がいるとか、家族の中にとんでもなく人の心の欠けた人がいるとか。
他にもありますけど、人の悩みのほとんどが人間関係だとか言いますよね。実際、私も人間関係の悩みでしんどくなったりすることがあります。でも他の悩みってそんなにないんですよね。不思議なことに。
どうして人間関係のことばかり悩んでしまうんだろう、と考えた結果、ごく当たり前のことですが悩みの種が不確定要素だからだ!と閃きました。
いや、そんなこと当たり前だし知ってるよ……と思うかもしれませんが、これ私の日記みたいなものなので自由に書かせていただきますよ。
人間関係以外の悩み
私の人間関係以外の悩みですと、パッと思いつくのが「容姿に自信がない」とか「学歴が低い」とか「ほぼニート」とかですかね。
でも、これらに関してあんまり悩んでないです。なぜかというと、この悩みは自分でなんとかできるからです。
容姿に自信がないなら、ダイエット、マッサージ、食生活の改善。場合によっては整形。
「もう痩せてるし、元々の顔がダメなんだよ!」というステージへ行きましたので、切り替えていきます。
整形も考えましたが、失敗のリスクと現状維持を天秤にかけた結果、現状維持を選択。そして自分の顔を好きになる。人の評価を気にしない。という精神の方にシフトチェンジしました。
同じようなことに悩んでいる人もいるかもしれないので一応試してみて自分の顔への悩みが減った方法を書いておきますね。(ダイエットとかは平均体重よりはるかに重ければやる)
学歴は悩んでも仕方がないので、もし将来大学に行きたくなった時のためにお金を貯めておくのと、学校に行かなくても何かしら興味のある勉強をしてみたり。
ほぼニートってのも今資格の勉強してて、その資格で正社員になろうって決めてるし……。
読んでいて分かっていただけたと思うのですが、これらの悩みって全部自分で解決してます。外見に関しても、試行錯誤しましたし他人が自分を見てどう思うかって私には変えられないんですよ。どんなに可愛い子にも「ブス」って悪口言う人はいるし。悩んだってそう言う可愛い子になれないのは分かってるし。
自分でコントロールできないことに悩むのは時間の無駄なんですよね。
あと、これはずっと言ってるんですが何かを向上させること以外の目的で他人と比較するのは自信を失うだけなので無意味なんです。
あの子の方が可愛い。あの子は彼氏もいて友達もいていいなぁ。
そうやって比べて何かいいことありますか?「よっしゃ!負けてられないからマッチングアプリやろう!」とか行動しないならこの比較はメリットどころかデメリットしかないです。
もし比較してしまったら、「あの子、私に比べて可愛いなぁ。ま、関係ないけど」って流してください。
どうしてもしんどいなら死ぬ気で変えるしかないですよね。自分で変えられる悩みなら変えたらいいと思います。
それ以外の悩みでも、真剣に考えればなんらかの行動を起こせば解決できる問題がほとんどです。
「でもなぁ……」と思うならその「でも」を解決する方法を考えて、ないならさっさと行動に移すだけです。
自分で変えられる悩みに囚われている時間がもったいないのでさっさと解決しましょう。
そして本題、人間関係の悩み。
人間関係の悩みですと、「あの人怖いなぁ」「家族に心無い人がいる」とかですかね。
私が思いつくのは「あいつ人間じゃねぇ……!😡」と「人が怖い!」の二つだけですが、恋愛だとか友人間のものだとか、いろいろありますよね。
これらの悩みを解決する方法はたった一つ。人に期待するな、です。
とてもじゃないけど人間だとは思えない心の歪んだ人。いますよね。
「どうして私がこんな思いしなくちゃいけないの?」
「どうしてそんなことをするの、やめてって言ってるのに」
そう枕を濡らした夜も少なくありません。でも人間に期待するのをやめてください。
どうして私がこんな思いをしなくてはいけないのか。あの人はやめてって言っても変わる可能性は限りなく低い。なら期待しない。
その人はそういう人間です。
ただ、私の場合相手の考え方や価値観、行動理由等を本人との話し合い(と言うか罵倒されてただけだけど)とか日常生活においてしっかりと見て判断し、一度改善を求めた上で「変わらない」と判断していますので参考になるか分かりませんが。
単純に一回の出来事とか、一つのシュチュエーションだけでその人の人格を「人間じゃない」って否定するのは違うと思っていたので必要以上に傷ついてしまいました。
まあとにかく、他人に改善を求めるのは期待できません。それは自分にとって不確定要素だからです。
私は人に自分の計画を邪魔されたり変更を強いられるのがあまり好きではないので、最初から予定に相手の気持ちや行動を含んでいません。
もし嫌なことをされたら、同じシュチュエーションにならないように次からの予定を改める。
変えられるのは自分の行動と気持ちだけです。
なので人が怖いだとか、嫌われたくないとかも悩んでも無駄です。
どれだけこちらが愛想良く使用が怖い人は怖いし、嫌ってくる人は必ずいます。
だったら悩むべきは「人が怖い」や「嫌われたくない」ではなく「どうしたら人前で堂々とできるか?」「人に好印象を持たれる行動ってなんだろう」ってところです。
自分の悩みを客観的に見て、自分にできることをするのみです。
どんなに絶望的な状況でも、その一段上くらいにまで戻るためのルートが必ずあるんです。
答え合わせをしないと改善しない悩み
とは言っても、「好きな人に告白するの不安だよ、嫌われてるかもしれないし」とか「歯医者が怖すぎていけないよ」とかやってみないと、聞いてみないと分からない悩みってありますよね。
未知への恐怖ってやつです。
どうなるのか分からない恐怖っていうのは客観的にみたところで状況自体はそんなの分かってるよ!って感じですし、告白に至っては完全に相手の返答次第じゃないですか。
(だから私は恋愛は人生においての+αで人生計画に組み込んでないのだけど)
未知への不安は乗り越えないと解決しないです。バンジージャンプが怖いとかも、飛んでみないと楽しいかも怖いかも分からない。
告白もしてみないと結果が分からない。限りなく脈アリだと思ってたのに遊ばれてた!?ってパターンもあるし、案外すんなり付き合えるかもしれない。
逆にこういう悩みに対して(万全の準備や対策をした上で)勇気以外に方法ってあるんですかね。
強いていうなら、行動しないとそういう悩みはいつか後悔に変わるって事くらいじゃないでしょうか。
「分からない、不安だ!」は行動すれば解決できますけど、「あの時しておけばよかった」は死ぬまで解決できませんからね。
信じられるのは自分だけ
ダラダラと書いてきましたが、結局信じられるのは自分だけって事なんですよ。自分の人生の大切な部分を他人の感情や言動に左右されてはいけません。
それらは自分にとっては不確実なものであり、失敗した時に後悔しか生まないからです。自分の意思で行なったものに対しては、失敗しても反省が生まれるだけです。そして反省は次の成功確率を上げますからね。
漫画、文豪ストレイドッグスのフィッツジェラルドが言っていた成功の秘訣。これ大好きなセリフで、納得し自分の生き方の指標の一つとしたので共有します。(セリフは割愛し、番号で分けました)
まあ人に期待するなってのは少し違うんですけど、このnoteを通して言いたかったのも自分の力で……的な事なので。この記事フィッツジェラルドの成功の秘訣を読んだら不要なんですよね。
一つ一つ、自分の生活に置き換えて考えてみます。
その1「仕事の1番大事な部分は他人任せにするな」
これはもう先ほども書きました通り、一番大事な部分を不確定要素の多い他人に任せるのはリスクが大きすぎる。自分でやった方が確実だし、失敗したとしても反省し、成長できる。
何より他人のせいにしないということがどれだけ成長に大切か。
もちろん何でもかんでも自分のせいにするのは違いますよ。他人のミスは、他人のミスです。その時のあなたのミスは、他人に任せたことです。全てあなたが悪いということではありませんからね。
その辺は状況を客観視して冷静に考えてください。
紙に書き出したりすると整理できて「何が悪かったのか」「どうすればよかったのか」「次どうしたらいいのか」がはっきりします。
その2「他人の価値観に流されるな」
これは主に容姿の悩みや学歴の悩みで応用したいと思いました。
そもそも容姿に正解はないし、確かに隣のあの子は可愛いかもしれない。かっこいいかもしれない。ただ、それが自分が可愛くない、かっこよくないという理由にはなり得ない。
問題は自分がどう思うかであって、自分が改善したいと思うところは直せばいいし、そのままで素敵だと思うならそのままでいい。
学歴等のコンプレックスを持っている人も多いと思いますが、確かに学歴が低いと不利かもしれない。ただ、不利なだけであって不可能ではない。地道に努力していれば学歴とか関係なく評価されたりもする。
問題は学歴が低いこと、容姿が整っていないことではなく、「学歴低くて終わってる」「だって周りと比べて不細工だから」という世間の評価を言い訳にして何もしないのが問題なんです。
その3「好機を与えられた人間の行動は読みやすい」
本編ではチャンスの前に行動が単純化した人のことを言っているセリフなんですが、なんとか自分に応用できないかと考えてみました。
これは例え話なんですが、絶対に当たる宝くじがあったとして、それを多くの人が買うという選択をするじゃないですか。
でも宝くじを買ってお金をもらった。という経験はお金を使って仕舞えばメリットなどなく、努力して(当たった宝くじと同等の)お金を稼いだという経験はお金だけでなくその過程で得た知識やスキルを得ることができます。
なので目の前に転がってきた楽できるチャンスが自分にとって最適なものなのか一度冷静に考える必要がありそうですね。
その4「ただ強者たれ」
フィッツジェラルド(フィクションの方)は文字通り強者で戦闘面でも金銭面でも精神面でも強者なんですが、私は異能力とか持ってないので精神面でのことを考えます。
以前の記事、「恋愛は本気で顔じゃない」
こちらで書きました通り(上記の記事は別に読まなくても大丈夫です)人間は強くあろうとする人、正しくあろうとする人が魅力的なのだと私は思います。
私自身も武士道精神を掲げているものの、完全に(心が)武士になれているかと問われるとまだまだですし、問題は「そうあろうとしているか」だと思います。
「強者たれ」の強者がどの強者を指すのかは分かりません。
いじめっ子、パワハラしてくる上司、嫌なこと言ってくるやつ。なんだかそういう人たちが強者とも見えます。
ただ、私の掲げる武士道にはこんなものがあります。
人を虐げることが「強い」のか。
人によって考え方は違うと思いますが、私の強さとはこれです。
自分の力で考え、解決し、成長する。困った人がいれば手を差し伸べる。
自分の足で立って人を支える人こそ真に強者と言えるのではないでしょうか。
もちろん、どうにもならない時に他者に意見を仰いだり協力を願い出るのは良いと思います。大切なのは「その選択をしたのは自分である」ってことです。
困ってるから助けて欲しいって言って助けてもらったのに、失敗したら他人のせいとか笑えないですからね。
「そうか、アドバイスしてもらったことに加えて、自分でもこういうことができたな」って次に繋げるのが大事なんですから。
どうしようもない過去の悩み
ありますよね。私にもあります。
過去に言われたりされたりしてずっと傷ついていること。
これに関しては悩んでいるのが無駄だと分かっていてもずっと辛いままです。
また文ストかよって思われるかもしれないですが、文豪ストレイドッグスの芥川が過去のトラウマに苦しんでいる主人公の敦くんにこんなことを言っていました。
これがどういう意図で言われているのか、正しく私が認識できているかは分かりません。でも私の解釈では
「辛いことを言われたあなたと、今のあなたは別人でしょ」って意味だと思ってます。
いや、同一人物でしょってツッコまれるかもしれませんが、そうではなく。
私の話を交えて説明しますと
昔から「不細工」「キモい」と父親やクラスメイトに言われたことがずっと心に残ってて外を出るのも怖かったです。これが小学生の頃から高校生にかけてですね。
そして現在。私は同じように今言われているわけでもない過去の言葉に「私はキモいんだ。私は可愛くないんだ」と泣いていますが、あの頃とは違い、(上手いかはさておき)メイクをしてみたり、似合う服を考えてみたりしているわけです。
それに成長するにつれて顔も変わってきますし。環境の変化でも変わりますしね。(多分表情かな?)
つまり、昔「不細工」「キモい」と言われていた頃の私とは、容姿も考え方も表情も何もかもが違うということです。
これらの評価は過去の自分に下されたものであり、今の自分に下されたものではない。なので、過去の言葉に悩むのは無駄である。ということを芥川は言いたいのかと解釈しました。
このセリフも大好きで、過去のことを思い出して辛くなった時はいつもこのセリフを思い出しています。
今も言われてるよ!という人もいるかもしれません。
しかし思い出してください。成功の秘訣、その2「他人の価値観に流されるな」。
誰かが下した「無能」「不細工」等の酷いものは、その人の価値観のフィルターを通したものであり、真実とは限りません。
また、世の中には何もかもが気に入らなくて批判したい人、嫉妬で悪口を言う人、単に性格が終わっている人。正しい評価をしているとは思えないような人がたくさんいることも、あなたも私も知っているはずです。
過去の評価は今の自分とは無関係。そして現代の自分に評価を下すのは自分自身である。
タイトルとはあまり関係ない話で終わることになってしまいますが、もしかしたら悩んでいる人や辛い人の救いになったらいい……私が強くあり、他者に手を差し伸べられる人間でありたいので勝手に手を出しておくことにします。
何を読もうと、何を聞こうと、変わらない人は変わりません。
なので、私はこれを読んで誰かが変わることなんて期待していません。私が誰かの助けになったらいいという独りよがりな偽善のために書かせていただきました。
長くなりました。最後まで読んでくださった方がどれだけいるかは分かりませんが、稚拙な文章にお付き合いいただきましてありがとうございました。
前を向いて歩く人に、良い未来が待っているよう願っています。