YouTube動画の視聴をやめても、人生全然問題なかった
先日、「時間の無駄を理由にテレビをやめても、YouTubeやネットフリックスなどを観ていたら意味がない」という内容の記事を書きました。
https://note.com/introvert_life/n/ne194fd8f3834
実際、私はYouTubeの視聴をやめているのですが、やめてから起きた変化などを書いていきたいと思います。
スマホを触る時間が大幅に減った
iPhoneのスクリーンタイムのデータを確認したところ、やめる前とやめた後の比較で、80%近くの違いがありました。
平日ですと、合計1時間半くらいの操作時間です。
私は株やFXのデータをスマホでチェックしており、音楽もスマホで聴いているのですが、それでも1時間半くらいの時間におさまっています。
休日ですと、YouTubeだけで8時間近く使っていたこともあったので、YouTubeをやめただけで、大幅にスマホの操作時間が減りました。
スマホを触っていた時間で他のことをするようになった
スマホを使っていた時間がなくなったことで、暇な時間がうまれました。
と言っても、YouTubeは基本他のことをやりながらのながら見だったので、単純に時間が増えたわけではありませんが、YouTubeを観るのをやめたことで、夕食を食べ終わるのが早くなったり、作業がスムーズに進むようになったりで、自由に使える時間が増えました。
増えた時間で、お金を稼いだり、勉強したり、読書したり、ジムに行ったり、サウナに行ったり、散歩したりしています。
あとは、けっこう出かけるようにもなりました。先日も2日間連続でセミナーに参加してきました。行動的になった気がします。
YouTubeは人生に必須ではなかった
YouTubeをやめる前は、自分がチェックしていない間に、面白い動画が更新されたらどうしよう?などと思っていましたが、全く気にならなくなりました。
考えてみれば、好きなアニメの最新話を観ようが、好きな芸人の最新のコントを観ようが、私の人生は変わりません。
推し活が生きがいという人たちは、同じ考えではないかもしれませんが、私の場合は、別になくても大丈夫でした。
エンタメは他人の人生、人生は自分のゲーム
テレビでも映画でも、エンタメに触れている時って、人生の悩みなんかも忘れられて、楽しむことができます。
ダメな主人公が最後に逆転する映画だったり、失敗しない外科医だったり。
それを観ているときには、いろいろなことを忘れられるのですが、でも観る前と観た後で、特別何かが変わるわけではないし、結局自分は自分のままです。
感情移入ができても、
他人は結局他人なのです。
私はスポーツ観戦なども好きではないのですが、その理由は、観戦は所詮、他人の人生の覗き見だと思っているからです。ライブも然りです。
私はいつでも、プレイヤーでありたいのです。
人はよく、「ドラマみたいにはならないよな」と人生を評価したりしますが、私はむしろ、「ドラマは人生みたいにはならない」と思っています。
人生の方が数百倍おもしろいということです。
ドラマは大体の場合、予定調和です。
登場人物が少なすぎるし、美男美女すぎるし、展開はありきたりだし、結ばれる奴は、結ばれるべき奴と結ばれます。
でも人生はそうではありません。
道端で変な奴に絡まれたり、
ついさっき出会ったばかりの人とバーで飲んでいたり。
転職の面接に50社落ちたり、数分で大金を稼げたり。
そしてどんなイベントを起こすかは、
自分である程度コントロール可能です。
リアルの人生をないがしろにして、オープンワールドのゲームにハマっているのは滑稽です。
恋愛ドラマや漫画を観て、白馬の王子様を待っているのは滑稽です。
自分の人生なら、いくらでも自分で面白くできます。
何かをやめるのは、だんだん簡単になっていく
お酒でもたばこでも、
ドラッグでも、スマホでも、
のめり込んでいたものを、
やめるのはこわいことかもしれません。
自分の一部が欠けてしまうような気持になるかもしれません。
でもやめてみたら、意外に思っていたほど大したことがないとわかるし、何か一つをやめられると、他の何かをやめるのも簡単になります。
私は大学生の頃から禁煙していますし、
1年間肉を一切食べなかったこともあるし、何かをやめるのはそんなに難しいことだとは思っていません。
コツは、完全にやめて、
やめたことすら忘れることです。
量を減らす方針だと、
いつまで経ってもやめられないと思います。
やめるなら、やめると決めた瞬間に一切やめることです。
そして、そのことについて忘れることです。
例えば、YouTubeをやめると決めたとしても、
ニートだったなら、失敗すると思います。
暇すぎて、やめたことについて考えてしまうからです。
家でお酒を飲む習慣をやめたいのなら、最初の一週間くらいは、仕事で残業して、家に帰ったらソファーで寝落ちしてしまうような生活をすることが大事です。
スマホの依存を断ち切りたいなら、運動するとか、デートするとか、スマホを触れないような状況に自らを持っていくことが大事です。
家で一人でいて、スマホを目の前において、「スマホに依存するのはやめよう」と唱えていたら、それはもはや修行です。
悪い習慣を断ち切りたいなら、それを断ち切ると決めて、空いた空間に、何か良い習慣を詰め込むことが重要です。
これが、習慣を変える最大の秘訣だと私は考えています。