人生120年を見すえて〜『百歳まで歩ける人の習慣』〜 【新書チャレンジ1】
夏休み新書チャレンジの1回目はコチラ。
つい先日、書店で目について買いました。
「運動すると頭もよくなるんですよ」
とは私が好んで読む脳科学関係の本でよく見る話ですが、ここで少し新しいのは、歩いて脚力つけば筋肉が鍛えられる、という点にクローズアップしている点、ではないでしょうか。
身体を動かす骨格筋は、身体を動かすだけでなく、「マイオカインと総称される神経伝達物質(サイトカイン)の分泌器官でもある」のだそうです。つまり、運動すると脳の神経細胞を元気にする物質や学習能力を強化する物質や、認知機能を向上させる物質などなど、全身におよぶ健康効果の高い物質が作られるのだそうです。
それなら運動しない訳にはいかないやん?
でもやっぱ大変やん?
いえいえ、大変な運動は必要ないんです。だから手軽に歩くことでよいのです。付け加えるとしても軽〜いスクワット10回をちょこちょこやるだけで十分な効果も望めるとか。さらに本書ではその場でジャンプとかふくらはぎ上下動など「これならできる!」というエクササイズが紹介されています。
もちろん、すでにバリバリ運動されている方は自分に合った運動負荷でやったらよいのですが、「何もできてない!」「ヤバい!!」と思う方には気楽な処方箋になるのでは?
実際のところ、運動ともいえない軽い動きって本当にバカにできないんですよねぇ。私の場合もコロナ禍でリモート仕事になって本当に活動量の絶対値が落ちていたのでしょう、何をやっても太るばかりという状況に絶望していましたが、Apple Watchで1日の活動量を目標値を定めて動くようにしたら、ジワジワと体脂肪を減らせてきています。歩くこと、バカにはできませんね。