「短所」が人づきあいを楽しくするかも
会社で指摘を受けて、ちょっぴり落ちこんだことがある。
見積書の列幅がバラバラなので、揃えてほしい、と。
全然気がまわってなくて、雑な自分を反省した。
普段は気にしいなのに、妙なところで大ざっぱを発揮してしまう。
友だちと会った日に、「うざい発言してなかったかな・・」と振り返るのがやめられない。
そのくせ部屋に多少ホコリが積もってようと平気で2.3日暮らしている。
誤字に気づかずnoteをアップしたら、絶望感に苛まれる。
なのに、段ボールに貼るガムテープがななめになっていようが、おかまいなし。
おかんに、「え、それで(荷物)送んの?」とドン引きされたことがあるほどに。
一応、指摘されれば反省するし落ち込む。
わたしって雑かも、気をつけよう。なんて思う。
でも、やっぱり細かい手作業系が苦手で。
線がズレてる、汚れがちゃんと落ちてない、みたいなことはわりと無頓着だ。
とはいえ、これ以上気にしいになっていては、身がもたない。
今だって、ささいなことを気にしまくる自分の性格につかれているんだから。
部屋のきれいさには気を配れないけれど、人の気持ちには敏感に気づける。
表計算ソフトの幅は揃わなくたって、リズム感にこだわった文章を書ける。
無意識のうちに、脳が帳尻あわせをしているのかもしれない。
「あんたはそこ気をつけなくていいから、他でがんばってくれ」と。
わたしが気にかけられない手作業系のことは、他の得意なひとが補ってくれる。
そういえば、こないだ彼氏と電車に乗っていて、まさにそれを実感する出来事があった。
車内の広告を見ていて、彼氏が「俺、文字の間隔めっちゃ気になっちゃう。」と。
彼は映像系の仕事をしているので、職業病みたいなもんだろう。
でも、なるほどと思った。
わたしには全くない視点だったもんで。
それよりも「てをには」の使い方、言葉の表現に注目する。
同じものを見ているはずなのに、違う世界を知れたのがおもしろかった。
ほら、持ちつ持たれつ。
できないことは補い合っていけばいいんだ。
それが人づきあいを楽しむコツだよね。