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カンパニーデック、もしくは資料を高速でデザインする方法
プロダクトデザインの合間に、Figmaでカンパニーデックを高速でデザインしたので、その作り方を記事にしておきます。
資料のレイアウトは7パターンだけ
タイトル通りですが、上のカンパニーデックは7パターンのレイアウトだけで作成しています。方法はグリッドを作成するだけ。
これでレイアウトに悩むことはなくなり、ページ全体で統一感を出すことができます。
それでは、もう少し詳しく7パターンを見ていきましょう。
パターン1:空レイアウト
![](https://assets.st-note.com/img/1713586403282-mbbTR5Kldr.png?width=1200)
表紙やタイトルに使います。逆にそれ以外で使うことはあまりないかと。要素が少ない分、デザインの工夫が必要になります。
パターン2・3:左右レイアウト
![](https://assets.st-note.com/img/1725265919-crn9x2wPsUS3zeV0aoNZhlRO.jpg?width=1200)
文字量が多い場合に使うことが多いレイアウトです。文字量によって画像エリアを調整しましょう。左か右かはページ全体のバランスやリズムを見て決めましょう。
パターン4・5:上下レイアウト
![](https://assets.st-note.com/img/1713587835336-dUb6WCRQea.png?width=1200)
文字よりもイメージを訴求したい場合に利用します。上か下かはページ全体のバランスやリズム、入れたい画像の特徴から決めましょう。
パターン6・7:分割レイアウト
![](https://assets.st-note.com/img/1713588010648-f91U1L95bT.png?width=1200)
グリッドが最も活かせるレイアウトです。複数の要素を並べて説明したいときに利用します。
最後に
というわけで、グリッドを使ってレイアウトを7パターンに整理するだけで資料を高速でデザインすることが可能です。少なくともレイアウトに悩むことは減るでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1725266017-s6ix3QgZvHXhPBpELnbkSGDU.png?width=1200)
一応、Figmaのレイアウトグリッドの設定も載せておくので参考まで。
列(数:6、種類:ストレッチ、余白:80、ガター:64)
となってます。
グリッドはもちろんWebデザインやプロダクトデザインでも使えます。最近いいなと思ったのはSmartHR 採用サイト。完璧にグリッドでレイアウトされていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713588563060-dEtuPyYGkX.png?width=1200)
レイアウトグリッドは「統一する」「揃える」というデザイン原則の強力なツールです。
音楽はベースのテンポがないとリズムを刻めません。同様にデザインはベースのグリッドでレイアウトして初めて、リズムを演出することができます。