船員の引くロープで上がってきたのは、ずぶ濡れのゼンタ。

「人魚に変身して、ガマの艦隊を偵察してきました!」
「大丈夫か?」

エリックも心配して。

「キャプテンの予想通り、外海に出る船を無差別に砲撃してました」
「キミ、勇気あるね」

故郷で大人しく、恋人の帰りは待てない。
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夢を渡る小説家イーノ
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