「以上が、この城で起きたことだ」

映像が終わると。奥の玉座で朽ちていた骸骨が語りかけてきた。

「魔王軍は、戻ってこないの?」

マリカが、素朴な疑問をぶつけると。

「貴殿が夢見の宝珠を手にした時、私も力を取り戻し城を奪還できたのだ」

アッシュを見て、王は感謝を述べた。
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夢を渡る小説家イーノ
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