「わしには、壮大な夢があるぞ」

アントニオが語り出すと、場面はバルセナの街へ。アッシュも思い出す。

「聖家族教会。ピサロ軍の侵攻で工事が止まってましたね」
「完成まで数百年かかるだろうが、後世の建築家には楽しみとなろう」

もちろん、船の完成が先だと。老人は笑ってみせた。
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夢を渡る小説家イーノ
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