すがりたい気持ちに決別する日
術前の検査や診察も乗り越えて、
さあ来週、いよいよ手術入院!
…の直前で、声の掠れ、咳が少し出てきてしまいました。
熱はないし、咳も軽そう、何より元気。
入院日までに症状が治れば、入院出来るんじゃ…
そんな邪念と
こどもの安全健康が第一でしょ!
正論が脳内でぶつかり合う。
風邪の症状が落ち着くまで様子をみて、
もう少し直前で病院に連絡する事もできた。
過去には直前まで様子見て、治りきらず延期になったことがある。
直前までハラハラドキドキ、
風邪をうつした上の子にイライラして
気持ちのいい時間じゃなかった。
そんな過去の経験を踏まえて、
今日は病院に連絡した。
わたしはもう疲れていた。
わずかな希望にすがり続けるのって、
実はすごく体力がいる。
ただ、諦めるのにも体力がいる。
その程度の症状なら入院まで様子見ていいですと
言われればラッキー✌️
ダメなら次に向けて計画を練り直す。
気持ちが右往左往する時間がもったいない。
結果…
手術延期になりました。
半分以上わかりきっていたけど、
やっぱりへこむ。
この日の為に
家族みんなで頑張ってきたから。
本人が一番頑張った。
つまらない病院の待ち時間も痛い採血も
おしっこが出るまでジュース飲んで病院内を
散歩させられた日も(採尿検査)
たぶん入院予定だった日にはもう風邪も治ってるだろう。
自分が一番大切にしたい事はなにか。
それをすごく考えた。
大学病院だし、多少なにかあっても
なんとかしてくれるかもしれない。
それでも、もしなにかあった時
やっぱりああしておけばよかった…
という後悔はしたくない。