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探偵大集合!お祭り映画とはこのこと!名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム) 

はじめに

今回はコナン映画第10作目である探偵たちの鎮魂歌の感想を語っていきます。
この映画小さいころに見たはずなんですけど、
全く内容覚えてませんでした笑
そして見る前の印象としては、あんまりおもしろくなかったような…
って感じだったんですが、これが結構面白くて、最後まで楽しんで視聴していました!


良かったところ

いや声優さんが…

コナン映画と言えば、豪華声優!←私だけかも
今回はとんでもないメンバーですよ。
黒幕の伊藤さん。古谷徹さんですよ!
え、後のアムロさんじゃん!先に出てたのね!
古谷さんのキャラにしては、珍しいキャラで結構新鮮でした。

そして、麗子さんは、平野文さんですね~
後の若狭先生です。個人的にこっちの妖艶な悪女を演じている平野さんの声が大好きです!あっちの振り切ったキャラも好きですよ。

そして一番びっくりしたのが、最初に爆発で吹っ飛んだおっちゃんの知り合いの探偵、
竜さん。小山力也さんですよ!
後の小五郎のおっちゃん!新旧おっちゃんがここで共演していたなんて!
まじかー!

他にも後にキャメル捜査官を演じられる疋田さんが刑事役だったり、沖田くんを演じることになる遊佐さんが出演されていたり、なぜかひったくり役に小野坂昌也さんが出演していたり、ホームレスに岩田光央さんがいたりと、なんでこんな豪華なの!?と不思議でした。
声優オタクにはたまらない映画ですねー

やはり今回も毛利のおっちゃん!

前作「水平線上の陰謀」に引き続き、しっかりおっちゃんに活躍シーンがあります!
人質がいることもあって、かなり真剣に捜査している。
前回ほどはっきりと活躍してるわけじゃないけど、要所でいぶし銀的に活躍しています!

・警察に人質の保護を頼むシーンで、黒幕にばれないように、悪態を言いつつ紙で知らせる。
・英理さんに連絡して、トイレ付近で薬莢が落ちる音が聞こえた証言を見つける。
など、結果的にコナン達の推理を助けるような役割がみられました!

そしてなんといっても、英理さんとの電話シーン。
「なぁ、俺に解けるとおもうか」
「捜査は足じゃなかった?元刑事さん」
このシーン大好き!
珍しく弱気になってるおっちゃんの様子にすぐ気づく英理さんもいいし、それでやる気になるおっちゃんも最高!
電話の後、上機嫌の英理さんも素敵よね!
この夫婦最高に推せるぜ。

最後の推理も、真相にたどり着いていたのかなー。

しっかりと足で証拠を探すミステリー

今回の映画、黒幕がかなりヒントを小出しにしてくる関係で、いろんなところに移動しまくります。
小さな手掛かり、なんだったらこじ付けみたいなヒントから真相に少しづつ近づいていく様子は、まさに探偵ならではの姿だったのではないでしょうか。
ミステリーものとしてかなり面白い。

結構皮肉というか、悲しい真相

しっかり探偵たちが調べたうえで出てきた真相が、あれですよ。
話だけ聞くと肩透かし感は否めないけど、実際に映画を見ていると
「そうくるかー!」と驚いた。
優秀な探偵なんかいなくても、真実は既に警察が見つけていた。なんだったら警察の方が早く真相にたどり着いていた。しかも、その犯人も見つけてる。
ミステリーものでこれはなかなか斬新なのでは?知らんけど!
その真相を信じられなくて二重の意味で盲目になってる黒幕っていう。マジで皮肉な男ね。

黒幕の伊藤さんは、皮肉な結末だけど、コナン君が言っていた通り、「最低の人間」でしたねー。パスワードの件もそうだし、かなりナルシストで完璧主義者。麗子さんへの愛も、どっちかというと麗子さんを愛している自分が好きなだけ感はあった。色々巻き込みすぎよ。

そして結構な悪女麗子さん。コナン映画定番の美人キャラ。最高です!
やっぱ女性の方が一枚も二枚も上手なのよね。
そしてフィジカルもしっかり強い。そこそこ離れたビルから対象の後頭部を狙い撃つ狙撃能力、両利きを生かした二丁拳銃スタイルと、かなり射撃能力特化の女性犯人。意外と珍しい?

アクションも地味ながら、しっかり練られてる!

今作はスケボーアクションは物足りなかった。そしてコナン君が珍しく足を痛める。
しかし、それがあったからこそ最後の空中でのサッカーボールシーン!
服部君の「空中やったら軸足いらんやろ!」からの流れ
最高でした!いいコンビやで。

気になったところ

本当に今回の映画は、良いところばかりであんまり文句言いたくないんだけど、「ちょっとどゆこと?」という小言を2点ほど。

殺し屋二人組、お前らなんて言われてん

殺害現場のビルで途中から追いかけてくるバイクの殺し屋二人組。ある意味今回のアクション要因なんだけど、そもそもなんでバイクで階段上がってきてんの?君たちも危なくない?
そして、直線の廊下で前方を走っているコナンたちに全く追いつかないバイク。めちゃ徐行してるのか、コナンたちが瞬足なのか。だったら走って追いかけてもよくない?
アクションに外連味を持たせるためなんだろうけど、結構違和感すごかった。
そして、なぜかスケボーで逃走するコナン君を二人で追いかける殺し屋。
どう考えても、白馬君や服部君の方が殺す優先度としては高くない?
あの状況で「子どもを先ず殺そう」ってなるのかな。
ここに関しては、コナン君のスケボーアクションを入れるための展開に感じて、ちょっと気になりました。

でも面白いからあんま言わなくてもいいかな。ごめんなさい。細かくて。

佐藤さん、それは死んじゃうよ

さらに細かいところ。
人質をとって逃走するひったくり犯にコンクリートでバックドロップをかます佐藤刑事。
はい。死にます。脊髄損傷から半身不随です。
アクション的には映えるけど、「え、この人大丈夫?」と心配になった。

最後に

いろいろ言ったけど本当に面白かった!
自分がみてきたコナン映画のなかでも結構上位の作品かも!
アマプラで見れるのでみんなみてねー

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