マガジンのカバー画像

かわいい父と激しい母と私の介護日記

35
ウチの父はとてもかわいいです。その父が突然介護4になりました。これは介護に翻弄される、強い母と私の日常の記録です。
運営しているクリエイター

#バルーンカテーテル

かわいい父と激しい母と私の介護日記(5)

かわいい父と激しい母と私の介護日記(5)

尿路感染する

8月終わりころ、いつもの定期受診で内科と泌尿器科へ父と行く。
内科の先生が血液検査の数値をみて、
「体だるくない?大丈夫?」と父に聞いた。
「大丈夫。」と父。
「感染症の数値が高いね。カテーテル入れたんだ。それが原因と思うから抗生物質を出すので、飲みきってね。」と指示が出る。
気持ちがざわつく。まぁ抗生物質飲めば大丈夫だから。

救急搬送する

きちんと薬を飲んで、落ち着いていた父

もっとみる
かわいい父と激しい母と私の介護日記(4)

かわいい父と激しい母と私の介護日記(4)

カテーテルの生活

尿道にカテーテルを入れて、退院してきた父。今まで悩んでいた前立腺肥大による、おしっこが出にくいための頻尿や、尿もれで下着を汚す事もなくなり、本人は気に入っているらしい。生きがいの畑仕事と、お気に入りのデイサービスを楽しんでいた。

大好きなデイサービス

この頃、要支援1だった父。パーキンソン症候群の症状チョコチョコ歩きと、ヒザの痛みで長い距離が歩けなくなってきた為、半日だけの

もっとみる
かわいい父と激しい母と私の介護日記(3)

かわいい父と激しい母と私の介護日記(3)

バルーンカテーテル

入院後は順調に治療がすすみ、無事退院にむけて母はドクターと面談をした。
仕事が終わって帰宅した私に、母は「おしっこが出るように、カテーテルを入れたまま退院だって。」と言った。
私はショックでぼうぜんとする。

初めてバルーンを付けている人を見たのは、老人ホームの事務員で入職した時だ。 とてもショックだった。排泄物は個室で処理するもの、という概念がひっくり返る。 自分だったらど

もっとみる