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かわいい父と激しい母と私の介護日記(5)

尿路感染する

8月終わりころ、いつもの定期受診で内科と泌尿器科へ父と行く。
内科の先生が血液検査の数値をみて、
「体だるくない?大丈夫?」と父に聞いた。
「大丈夫。」と父。
「感染症の数値が高いね。カテーテル入れたんだ。それが原因と思うから抗生物質を出すので、飲みきってね。」と指示が出る。
気持ちがざわつく。まぁ抗生物質飲めば大丈夫だから。

救急搬送する

きちんと薬を飲んで、落ち着いていた父。
しかし数日すると、なんとなくだるそうで歩行中も息切れしている。デイサービスでも、「今日は体調悪そうでした。」と連絡を受けていた。

そして数日後22:30頃、私のスマホがなった。
母からだ。「お父さんの様子がおかしいから、すぐに来てくれる?」
我が家は完全2世帯住宅で、私はすぐに隣へ行くと、父が見たことのない震え方で、ベッドに寝ていた。
「急に寒いって震え出したの。」と母。
「お母さん。体が震えちゃうから、ちょっと押さえてぇ」と父。
「えっ?こう?大丈夫?」と必死で押さえる母。
そういう問題?私だけは落ち着かなきゃ。と自分に言い聞かせる。
「救急車呼ぼう。」老人ホームで何度も救急要請した。慣れてる。
119番に電話。熱はないが、コロナの可能性も考えて、部屋の換気と家族はマスクして待っているように指示される。
すぐに救急隊員が来てくれた。

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