アンチエイジングための食生活
老化を予防する動物性タンパク質
100歳以上生きた人の中には、肉や乳製品などの動物性たんぱく質をほとんど毎日取る人が、6割ほどいるという調査結果があります。
欧米ではヴィーガン食が流行ってして、ヴィーガン専用のレストランや
そうした食材のネット通販が大流行になっています。
日本でもヴィーガン専用のレストランが徐々にではありますが、増えて
来ていますが、なかなかトレンドをつくるまでにはいたっていません。
ヴィーガン食ではアンチエージングにならないと個人的にも思って
います。やはり少量でも動物性タンパク質の必要性は長寿に何らかの
好影響を与えていると確信しています。
そのため私自身は、野菜中心の食生活に少量の魚、卵など動物性
タンパク質を摂取するフレキシタリアン的な食生活を推奨しています。
牛乳や魚、肉、卵などの動物性たんぱく質には、やる気ホルモンである
ドーパミンの原料のチロシンというアミノ酸のほか、リラックスホルモン
のセロトニンを生み出すトリプトファンというアミノ酸も含まれています。これが、脳の老化を防ぐのに一役も二役もかっているのです。
ヴィーガンは卵も乳製品もいっさい摂らない完全菜食主義の食品しか
食べない食生活です。活力の源であるタンパク質は植物性だけでは補い
きれません。
脳の老化を予防する栄養素
下記の栄養素を積極的に摂ることで脳の老化を遅らせることが出来ます。
つまり、認知症の予防に繋がるのです。
ナイアシン(カツオ節、マイタケ、たらこなど)
エラグ酸(ブラックベリー、クランベリー、ザクロなど)
レスベラトロール(ブドウ、チョコレート、アーモンドなど)
プテロスチルベン(ブルーベリー、オメガ3系の油、青魚など)
EPA、DHA(青魚、オメガ3系の油[クリルオイル][MCTオイル]など)
ビタミンC(アセロラ、ゴールデンキウイ、ブロッコリーなど)
ビタミンDの中でD3が若返り遺伝子を活性化させる
(キノコ類、あん肝しらす干しなど)
※日光浴でビタミンD3を作ることができる
そして、これら補いきれない場合は、デセン酸、アシピンが多い
ローヤルゼリーとプラズマローゲンのサプリを摂取すると認知症予防
効果がかなり期待できます。
※デセン酸とは、
ローヤルゼリーだけに含まれる抗酸化の抗菌・殺菌作用があり、自律
神経失調症などのイライラがやわらぐことが報告されています。
※アシピンとは、
近年発見された糖タンパク質の一種で、細胞の老化を予防する長寿
タンパクです。
※プラズマローゲンとは、
すべての組織に存在するリン脂質で特に学習と記憶に関わる海馬と
前頭葉にはプラズマローゲンがとりわけ豊富に存在し、重要な働きを
しています。