子どもと夜の散歩をして思ったこと〜8月31日の夜に〜
先週の土曜日は奥さんと娘ちゃんでシュウマイ作り。不揃いだけど酢醤油と千切りショウガをたっぷりのせ食べると何とも美味で、最近、お気に入りの角ハイボールが止まりません。
ご飯食べて、お腹いっぱい、胸いっぱい。
何だか気分良くてもう少し飲みたい日ってない?酔っ払いは、たいがいこんな戯言を言って酒を買いに行きます。そういや親父もこんなだったな……。
「ちょっと、セイユ―行ってくるよ」と奥さんに声をかけ、家を出ると、6歳になったばかりの娘がドアを開け、飛び出してきました。
「パパー!どこいくの?一緒にいきたい!」
いつもだったら「すぐ帰ってくるから待っててね」と言い聞かせるのですが、ふとある記事を思い出しました。
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み•カミーノさんの「過ぎ去ってみて初めて分かること、分かる気もち」
もし…懐かしいあの頃に戻れるなら
「平日の夜のお散歩も連れていってあげたい」
やってあげたいことはたくさんあるし、一緒にやりたいこともたくさんある。
どうしてあのころに気づけなかったのか。子育ては、ほんとにほんとに短い期間なんだって……。
ご自身の育児経験での悩みや葛藤、そして今だから感じる寂しさや尊さ。
子育て真っ盛りの今という時間を大切にしよう。と思わせてくれた、子育てパパ•ママにぜひオススメしたい勇気をもらえる記事です。
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「たまにはいいか…。一緒に歩いて行こう」
娘は、いつもと違うリアクションにとても嬉しそう。跳ねて喜びを表現します。奥さんの心配をよそに二人揃って「いってきまーす!」
娘に歩幅をあわせると、普段の倍、時間はかかります。でも、保育園の帰りみたいに急ぐ必要はありません。
歩き始めると、突然、娘が顔を上げ、空を指し
「あっ!お月さま~~!」
久しぶりのくすぐったい感覚。
それは、それは、写真を撮りたくなるほどに黄色く輝いて、とても温かみを感じる綺麗な半月。
「オオカミ男は月を見ると変身するんでしょ?」
「そう。ほんとは満月の夜だけど、パパは半月で変身するんだよ、ハッ、グォォォォォォッーーー!」
ふざけていると
「もう本当にやめてよね」と真剣に怒りながら、手をギュッと握ってきました。吊り橋効果。ゲスい大人。作戦成功です。
スーパーへ向かう道中、ずっと手を繋いだまま
シュウマイがとても美味しかったこと
秋の運動会でママの好きな曲「The Greatest Show」でダンスを踊ること
好きな果物、1位はイチゴ、2位みかん、3位はブドウであること
久しぶりにゆっくりいろんな話をして、買う予定のなかった大きな巨峰と角ハイボールを抱えて帰りました。
娘の作戦にまんまと引っかかったのは私かもしれません。
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今年の夏は、暑さと外出自粛もあり、子どもたちに「外で遊んできなよ」と言えない状況でした。
今、こんな状況だからと自分を納得させて、無意識に子どもたちにも妥協させたり、諦めてもらったり……悶々とする時もたくさんあったと思います。
早寝早起きや規則正しい生活を送ることは、健やかな成長のために必要です。でもそれは、子どものためだけではなく、自分の時間を確保するためだったりもするわけです。
たまにはこういった非日常を子どもたちと楽しむ心の余裕をもつことが、大切なのでしょうね。
夜の散歩は、
出歩いている人もいないから心配も少ない。
雑音もほとんどないから会話に集中しやすい。
スマホも必要ない。
そして、娘と手を繋げたりもする。
私たちにとっての日常も、子どもたちにとっては非日常で特別なイベントになり得る。
夜の散歩で気付いたことが、たくさんありました。
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翌日、仕事がちょっと遅くなり、21時頃帰ると、娘と小6長男が家の前で、待っていてくれました。
嬉しくて、遠くから「ただいまー」と手をふると
娘が「お散歩いこー!」
えッまじ!!お腹ペコペコで穴空きそうなんやけど…。味をしめたようです。でもこういうのも可愛いものです。
荷物だけ置いて、2人を連れ「15分だけね」と約束して夜の公園へ
ジャングルジムから見た長男。
ブランコが1周しそうな勢い。夜の公園は楽しいだろうな。足も砂だらけ。奥さんに怒られる。
これも夏の思い出。
翌日はさすがに危険を感じて「鬼滅の刃 無限列車」のDVDを借りて帰りました。
当たり前じゃない今だからこそ、楽しみや幸せは自分たちで見つける。
夏休みが終わった8月31日の夜にこんな事に気付き、少し後悔。
でも、これから長い長い秋の夜がやってきます。
今年の秋は、家族でお散歩でもしながら月見を楽しみたいと思います。中学生のお姉ちゃんも連れて。
ゆったりとのんびりと……。
カミーノさんありがとう。
最後までお読みいただきありがとうございました。 いただいたサポートは他のクリエイターさんのサポートと奥さん子どもにあずきバーを買ってあげたいです。