拝啓、丸亀製麺さまへ愛をこめて
思い返せば長女が5歳、次女3歳、長男2歳。
これぐらいの時期は大変でした。
奥さんが仕事で疲れちゃってる時や土日に外で遊んで少し遅くなった夜ご飯など何度利用させていただいたかわかりません。
まず時間がかからない。これ最強。
幼児3人いると早く食べた子から「ちょっとあのガチャガチャ見てくるね」とかすぐに騒ぎ出すから大変。さくっと食べて、さくっとお腹も心も満たし、帰れるんだな。
それが丸亀製麺。
次に懐に優しい価格。
その頃、頼むものも決まっていてうどんは2品。
「ぶっかけうどん」と「ざるうどん」の大。
これを家族5人で分けるんですね。子どもたちには好きな天ぷら一つずつ頼ませて、子ども用の食器にうどん入れて、天ぷら入れてワイワイ。
うどんチョキチョキカッターを奥さんと交代でチョキチョキしながら、気忙しかったけど、今ではほんとにいい思い出だな。
それでもって会計は1,600円です。とか、もうこれ子連れに最高なプライスなのです。
これぞ丸亀製麺。
一人300円しか払ってないのにこんなに楽しませてもらってありがとう。といつも心の中で思いながら、感謝を込めて床に落ちたうどんも綺麗に拾い帰るようにしていました。
しかし今は長女は高校生。外食行くか!となると
「肉食いたいっす!」「寿司がいいっす!」
さすがにもう一家で、丸亀には行ってくれなくなりました。
しばらく行かないと、無性に食べたくなるもので、最近一人ランチの時など丸亀製麺を見つけては足しげく通うようになりました。
昔は、ぶっかけうどんばかり食べていたのですが、何だか飽きてきたので、初めて釜揚げうどんを頼んでみたのです。
見た目地味なうどんのポテンシャルにあらためて驚かされました。
他のうどんでは感じることができない、うどんのツルツル・モチモチ感、そしてコシ。小麦の甘さまで感じることができます。
無料トッピングのごま・ネギ・ショウガもたくさん入れて、そこにうどんをさらっと泳がせ、ズルっといけば、ごまとショウガの香りが鼻からふわぁっと抜けてこれはもう丸亀ファンタジー。
さすがの丸亀製麺。
ちょうどそれぐらいの時期に、いつもニヤニヤさせてもらっている私の敬愛するエッセイスト 三毛田さん が丸亀愛、釜揚げの旨さについて語られていて、嬉しくなってさらに丸亀愛に火が点きました。
ちょうどその時にこの騒動。
今はいろいろと大変かと思います。
「えっ、シェイクうどん食べたい!かんかん(橋本環奈)絶賛してるっしょ!」口の悪い長女もシェイクうどんを楽しみにしていました。
大きな声では言えませんが、ファンなので言わせてください。ここまで大ごとにするんじゃないよ。と思っています。
もちろん異物混入はあってはなりません。アクシデントに負けず、いつもの早くて安くて美味しいうどん、ぜひ提供し続けてください。
私の他にも丸亀製麺に助けられているファミリーがたくさんいます。
お子さまとの、ほのぼのエッセイにいつも癒されるeringishimejiさん。こちらのエッセイを読んで私も丸亀愛を語りたくなりました。
やっぱり丸亀製麺。
そして今週、陣中見舞いに。
お昼時、ちょうど東京都内は祭りラッシュで店外までお客さまが溢れていました。それでもすいすいと進んでいくオペレーションが丸亀製麺。
いよいよオーダーが回ってきました。最近は天ぷらも頼まず、釜揚げ一択なので注文もシンプルです。
「釜揚げ、並みで、ウス」これでいけます。
麺職人が、流れるような動作で茹でたアツアツのうどん。
あー待った甲斐あった、うまそう!
はいどうぞ!!
麺職人が、私の前にドンと置いた釜揚げうどんを見て我が目を疑いました。
えっ!?
そういうとこやぞ!丸亀製麺。
普通のうどん器に泳がされた釜揚げうどんたちから「普段着はこんな感じなんです」って言われても「絶対ちがうよね、それ」と言えるぐらいの違和感。
忙しくて釜が出払ってしまったのだろう。でも周りを見ると、他の方もうどん器で釜揚げうどんを食べている方がチラホラ。そのお店では初めてのことだった。
麺職人も「釜なくてごめんね」ぐらい言ってくれたらええんやけど。。
美味しくいただきながらも、釜に入っていたらもうちょっと美味かったな。
ファンだから全然許すけど。
頑張れ!丸亀製麺。
いつか家族7人でこれを食べてみるのが夢です。
これからもおいしいうどんで、たくさんの家族を笑顔にしてください。
いつもありがとう。