子どもの泣き顔は撮っておいた方がいい理由
子どもの泣いた顔はかわいいと思う。
目の前で虫に通せんぼされて泣いてしまったり…
好きなお菓子を落として泣いてしまったり…
迷子になりかけて親を見つけた途端泣いてしまったり…
ヤキモチを焼いて急に泣き出したり…
こうした子どものストレートで混じりっけのない感情に胸を打たれることがあります。
泣くことは、赤ちゃんの時から大切な一つのコミュニケーションで、今を一生懸命生きているから美しく感じるのかもしれません。
そんなキュンとなるタイミングがあれば、ぜひ泣き顔の思い出も作ってあげて欲しいと思います。
泣き顔撮影のコツやその後の楽しみ方まで私の主観満載ですが、お読みいただければ嬉しいです。
📷撮影におけるポイント
タイミング
自分が叱った時には撮らない。
ギャン泣きしてる時も撮らない。
人がたくさんいるところではもちろん撮らない。(当たり前か…笑)
くれぐれもこのようなことにならないよう気をつけてください(笑)
素早く感性で撮る
被写体そのものが力強いパワーを発しています。
画作りなど深く考えず感じたままに時間をかけず撮影しましょう。
報道カメラマンのように声もかけず、素早くササッと撮ってその後は何事もなかったかのようにお子さまの心に寄り添ってあげてください。
目線の高さで撮影する
お子さまの目線とカメラの高さをあわせて撮影します。大切なことは子どもの目線で撮ることです。
これだけで迫力や臨場感が大きく変わります。
カメラ位置が大人目線なだけでお子さまが少し寂しい印象になってしまいます。
カメラ設定
背景ボケがあるとより人物が強調されドラマティックな印象になります。
スマフォは後方ボケを設定できるポートレートモードがオススメです。
一眼レフは絞りを開放して撮影してみましょう。
余裕があれば…ズームを使ってギュッと寄って涙まで美しい写真にチャレンジしてみてください。
余計に怒らせてしまった場合…
あるあるですね(笑)
撮影をしていてこのようなことになってしまった場合は
「泣き顔が可愛すぎて撮っちゃった、ごめん!」
と言って、私は全力でリカバリーします。
泣き顔の後には必ず笑顔が待っています。泣き晴らした後の笑顔もカワイイのでさらに撮ってあげてください。
📷撮った写真の楽しみ方
そして双方、大変な思いをして撮った写真はぜひ家族みんなでいつか見返して欲しいものです。
不思議なもので、人間は幸せなことより悲しいことの方がよく覚えていて
「あの時はどーして泣いてたの?」
と聞くと泣いた理由やその時の気持ちまで覚えていて驚かされることがあります。
「なんであんなことで泣いてたんだろう。」と感じることで子ども自身も自分の成長を感じることができるのです。
恥ずかしそうに笑いながら
「本当はあの時は泣いてなかったんだよ!」
と言ったりします。
そんな時は
「たくさん泣いたほうがいいんだよ。泣くたびに強くなるんだからね。」
と優しく声をかけてあげてください。
悲しい⇔楽しいは表裏一体で悲しいことがあるから、楽しいことをより感じることができるもの。
これは大人も一緒ですよね。
成長と共に感情の起伏も少なくなり、このような機会が失われていく前に「喜怒哀楽」全ての感情をお子さまのために記録してあげて欲しいなと思います。
その写真を卒業や入学、結婚など自分の人生を振り返るタイミングで見返す時がやってくると思います。
そして何かを感じて欲しい。
大きくなって大切な人と見て欲しい。
お父さんやお母さんになったときに娘や息子に見せてあげて欲しい。
泣き顔の写真が、家族の過去と未来をつなぐ思い出になると嬉しいです。
今日も我が家で、朝から兄弟喧嘩が始まりました(笑)
タイトル写真他:写真AC ちゃぁみいさん ありがとうございました。
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最後に
先日、投稿した記事がなんと!「noteおすすめ記事」に紹介されました。
ビックリするほど反響をいただいて昨日、ウキウキ気分で娘とドライブデート。車を停めて少しお菓子を買いに行っている間にな、なんと……
駐車違反……を切られました。人生とはこんなもの(笑)。。。
喜び⇔悲しみは表裏一体、変わらない日常に幸せがあると感じた今日この頃でした。