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あなたの『エモい』が知りたい。

初めましての方は初めまして。
前にも記事を見に来てくださった方、また会えてうれしいです。
みなさんこんばんは。infjのわたしです。


昨日幼稚園からの長い付き合いの親友と久しぶりのドライブに出掛けた時の出来事。令和と平成の曲の違いについて話が盛り上がっていた。


平成の曲は真っ直ぐな言葉で想いを伝えがち。
令和の曲は比喩的表現で今にも消えそうな儚い気持ちを綴りがち。


平成の曲は「お前が好き!」「今すぐに伝えたい!」という感じで、令和の曲は「きっと伝わらないかもしれない」「友達のままでいい」という感じ。完全に私たちの偏見なので全てがそうではないのだが、何となくそんな感じがするねと話していた。


その時親友が運転しながら
「GReeeeNのオレンジを最近聞いたんだけど、本当にどうしようもない気持ちになった。」
と言った。絶対にその曲を知っているのに思い出せないもどかしさに駆られて、すぐにその曲を流した。



曲を流した瞬間鳥肌が止まらなかった。一気に思い出される中学校の記憶。わたしが通っていた中学校では、毎日下校時にGReeeeNのキセキを流していた。この曲を聞いて中学校を思い出したのはこれのおかげだろう。もう戻れない儚い記憶の結晶。大切な大切な沢山の思い出たち。みんなと協力して創り上げた学校行事とか、先生からもらった沢山の教訓とか、授業中好きな人と目が合った時のあの高揚感とか。なんとも言えないこの感情。どの言葉でも表せない、表すのには勿体ないどうしようもないこの気持ち。


そうだ、それがエモいだ。


エモいはエモーショナルなことを表す言葉というのは知っていたが、なんとなく意味がわからなかった。けれど昨日、わたしはエモいを体感した。エモいとは言語化できない。その人にしか分からない。人それぞれ感じるなんとも言えない、何にも表せないあの感情をエモいの呼ぶのだ。


オレンジを流しながら走らせる車。空の色はオレンジ色に染まっていた。ほんの数分間、中学校の頃に戻れた気がした。

「なんかエモいな。」

わたしが呟くと

「わかるよ。」

と親友が答えてくれた。親友もわたしと同じ『エモい』を体感してくれていたのかもしれない。親友と同じ曲を聞きながら同じ記憶を思い出させてくれたこの曲が本当に大好きになった。


エモいは自分にしか分からない感情。
あなたのエモいは何ですか。
あなたのエモいを完璧に理解出来ないかもしれないけれど、それでも、
あなたのエモいが知りたい。


そんなことを考えた日でした。
とても幸せで充実した日でした。


infjのわたしでした。またどこかで。


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