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INFJのための考えっぱなしにならないノート・日記術②【INFJ公務員】


モヤモヤと考えることは得意でも、客観的な振り返りは意外と苦手がちなINFJのためのノートや日記のつけ方を考えてみようシリーズその②
今日は、基本のウィークリー日記を紹介します。

前回の記事はこちら

ミーニングノート公式HPはこちら

私は基本的にミーニングノート方式で書いているのですが、我流にアレンジされつつあるので、公式な方法を知りたいひとは絶対にHPを見たり本を読んでください!


実際の私の手帳はコレだ!


一部隠してます

まず、字がヨタヨタなのはご容赦ください。
iPadとApplePencilにずっと慣れなくてよれよれです。(字も下手ッ)
そして特定を避けるため、日付や週数、一部の単語は隠しています。

参考:iPad10世代、ApplePencil、手帳のテンプレートはEtsyのどっかのストアで買ったものです。ハイパーリンク入ってて2年分あってお得だった。
アプリはGoodnotes使用

解説

※私がミーニングノートに使っているのは手帳の左半分

公式の書き方では、A5見開きで右ページいっぱいを使ってミーニングノートを書きます。そして左ページを振り返りに使うのですが、私は振り返りは手帳の空いたスペースを使っています。
あと、まだ私もミーニングノート練習中なので、うまく整理して書けてないところがあります。
でも自分ではあまり細かいこと気にしていないので皆さんも気にしないでください(強欲)。気になり始めると手帳が続かなくなってしまうので…。

この部分が実際のミーニングノート部分ですね

書き方

  1. 縦線を引いて、日記欄と、日記を受けてやりたいことが出てきたときにメモを書く欄を分ける。

  2. 1日に3つ、何らかの心が動いた出来事を選ぶ

  3. まず、事実である出来事を書く

  4. 次に、その出来事が自分にとってどんな意味があったか(あるか)を書く

  5. 日記を書いていて、何かやりたいことが出てきたらそれを右欄に書く

基本はこれを毎日繰り返すだけです。
1週間たったら、出来事同士につながりがあるか振り返り、つながっている出来事に線を引きます。(オレンジ色の〇と線がそれです)

あと、私の場合は、事実である出来事は普通に書いて、意味づけには下線を引いています。
また、例として、風邪をひいていたので次に飲む薬を調べるというやりたいことを右欄に書いています。

公式ルールで推奨している書き方のコツの一部

  • 「心が動いたこと」とは楽しいことでもいいし、悲しいことでも怒ったことでもよし。

  • 「意味づけ」とは「気づき」、「学び」、「決意」、「よかったこと」、「予感」のどれかを書く

  • 固有名詞は絶対に書く。(同僚がアドバイスをくれた、ではなく、〇〇さんがアドバイスをくれた、など)

INFJとして気づいたミーニングノートのいい点

1 客観的に切り分けるルールが頭を整理してくれる

「振り返りノート習慣」のほうにくわしく書いてあるのですが、出来事を振り返る際には、4つの切り分けを意識するルールがあります。
変えられるものと変えられないものを切り分けるルールです。

①「出来事(事実)と主観」を切り分ける

切り分けていない:今日の会議の資料に根拠がないことで〇〇部長を怒らせてしまった。
切り分けている:今日の会議で、〇〇部長が「資料の根拠が無いようだよ」と言った。

この二つは全然違いますよね。×のほうは主観入りまくりのINFJがやりがちパターン。
INFJの人は人の感情を想像するのが得意なだけに、勝手な想像で苦しみがち。ここはいつもの勘の良さをいったん抑えて事実だけ書いてみよう。
ちょっと待って、その苦しみ、あなたの妄想じゃないですか✋?
 

②「行動と結果」を切り分ける

切り分けていない:体重が減らない。
切り分けている:毎朝、酢タマネギを食べたが、体重が減らなかった。

残念ながら体重は減りませんでした。この結果は変わりません。
でも「毎朝酢タマネギを食べる」という行動は変えられます。この行動を別のものに変えてみたら、結果も変わってくるかもしれません。

③「他人と自分」を切り分ける

切り分けていない:このnoteを見て、読者の方が絶対「面白い」と思ってほしい。
切り分けている:面白いnoteを書きたい。

その時の他人の主観は変えられんのですよ…。
もちろん、自分を鼓舞するためにそう思いたいし、自分の期待を伝えることで相手の心を変えることもできますが、あくまで相手の気持ちは相手のものだという基本を押さえておくことです。

これはINFJの人に刺さる!
共感性が高すぎて、なんか他人の感情も自分の感情みたいに感じる時がありますよね。
この人はどういう行動に喜び、この人はこの行動を嫌がる、などもピンと来る勘の良さがあるだけに、自分の脳内シュミレーションどおりに相手が動かなかった時になぜか勝手にショックを受けるというね。

④「過去と現在」を切り分ける

切り分けていない:会議で資料の不備を指摘されてしまうなんて、最初から資料に根拠を書いておけばよかった。
切り分けている:会議で資料の根拠の記載について指摘された。次からは根拠を書いておこう。

〇〇しとけばよかった…。INFJの口癖じゃないですか!!!
でも「過去に起きたことは変えられないけど、次に起こす行動は変えられる。」
これ、なんか一見ポジティブな名言っぽいんだけど当たり前っちゃ当たり前のことすぎる。タイムトラベルできないし!

2 悲しいことや怒ったことを無理にポジティブに変えないで書く点

INFJ(私)がやりがちなのが、「反省」。反省だけは一丁前!
私が悪かったから相手を怒らせんじゃないか?私が悪かったからミスしたのでは?という自省を繰り返しがちですが、「自分が悪かったんだ」と思い落ち込む力が強すぎて、思うだけで力尽きて何の解決策も生み出せないんです。(グサッ🔪)

じゃあ、全てをポジティブに「これもまた試練💛前向きに!」、「私に反省させてくれた出来事に感謝!」って思えるかっていうと、全然思えないのがINFJ
だって思えないし、書いたとて自分としては嘘くさいんだもん…。

これを、事実→気づきの書き方をすると、単純に自分が悪い/悪くないなどの正解/不正解ではなく、「それで何に気付いたか」などの正解がないことをクリエイティブに考えられます。

×の例:今日の会議の資料について、〇〇部長から根拠が薄いと言われてしまい、自分の失敗に対してショックだった。
×の例:今日の会議の資料について、〇〇部長から根拠が薄いと言われてしまい、自分の失敗に対してショックだったけど、前向きに!
〇の例:今日の会議で〇〇部長から、〇〇の表の根拠について指摘された。私が資料を指摘されるときはいつも「根拠」の部分だと気づいた。
〇の例:今日の会議で〇〇部長から、〇〇の表の根拠について指摘された。
あまり意見が出ない中、いつも指摘してくれるのは〇〇部長だと気づいた

太字部分の「意味づけ」は十人十色で正解はありません。自由!

今日のまとめ

今日は、毎日の振り返り方法について書きました。
次は毎週の振り返りについて書こうと思います。

どうでしょうか。単にポジティブマインドや気持ちの持ちようといった内容ではなくて、「客観視の基礎修行」っていう感じがする意外にも硬派なノート・日記術だなと自分では思っています。
これですぐに自分や世界が変わるかというと変わりません。
ミーニングノートは継続をすることで効果がでる長期戦!

気になる方はぜひ書籍読んでみてください。
(リンク先は今のところアフィリエイトはありません。公務員nowなので…)

ではまた次回!


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