小さな体験の大事さ ~秋の早朝散歩~
早朝から河辺の散歩。
ススキの穂の群れを見て秋に気づき、静かな風情を味わった。
空気の香りも確かに秋・・・。
いろいろ散策すると、銀杏の香りがやってきた。
栗の木のイガも、生っている。
歩く足元に、樫の木の実も落ちていた。
転職活動やら、先々のことや、今必要なことや・・・様々、
あれこれやっているうちに、秋になっていた。
静かな自然の世界。
頭では秋とわかっていても、この身で感じ取ってはいなかった。
「分かってたつもり」 と 「実際の体感/体験」とは異なるものである。
実感/体験は、味わいがあり、感じることも深い。
分かっていたつもり・・・・。
分かっちゃいない。
仕事も同じようなことがある。
事実を正しく把握せず、
わかったつもりの人たちによって出された結論は、
如何に長々とした会議を経ようとも、
間違った判断/方向だしをすることになる。
心の世界などは、見えない分、それの危なさは強いだろう。
本で読んだことで、分かった気になり、油断をする。
解釈が違えども、「自分はわかっている」と思い込む。
モノサシが無い分、ズレていることを・・・わからない。
成長が止まる・・・・・。
人間にとって、小さくとも体験は大事。
自然(生命)の皆を通じ、あらためて、学ばせてもらった。