インドブログさん

インド駐在中 日本企業向けに、インドへの進出支援・事業戦略コンサルタントをしています。 インドの経済をマクロ・ミクロな観点から、分かりやすく伝えていきます。 インドでの事業戦略のお仕事、経済レクチャー、市場調査の依頼は 気軽にメッセージいただけますと幸いです!

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最近の記事

自己紹介

自分が何者かわかるように自己紹介させて頂きます。 【経済学専攻】 新興国の経済・企業についての分析を実施していました。  マクロ・ミクロ経済について観点から、どうして新興国の経済は成長するのか・何が成長を妨げているのか、について分析していました。  【インドでの事業展開の戦略コンサルティングを実施】 東南アジア・アフリカにおける事業戦略のコンサルティングを経て、現在はインド市場にフォーカスをしています。 個別の企業戦略・営業戦略・ディーラー戦略なども重要ですが、新興国

    • Chap1.インドは中国に追いつくのか② サービス業の限界

      前回(インドは中国に追いつくのか①)で、インドは中国のように、世界にモノを売って稼ぐことはできていないけれども、人・サービスで稼ぐことができるというお話をしました。 出稼ぎ労働者やITやBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)で、世界から稼ぐことができる、だからインドはこれまでの東アジアとは違った形で成長してくのだ、という話があります。 では、ITがあれば、インドは中国並みの経済水準に追いつくのでしょうか。 結論、追いつくことは難しいと考えていますが、まずは、インドがどれ

      • Chap1.インドは中国に追いつくのか①

        インドって中国ほど成長しないのではないか?ということに驚き、がっかり(企画倒れか?)されるかもしれません。 ただその可能性は高い、というのが私の見立てです。 (念のためですが、世界2位の大国である中国ほど成長しないだけであって、インドのポテンシャルは莫大でしばらく高成長が続きます。インド、じゃあダメじゃんとは思わないでください。その理由も追々説明します) その鍵を握るのが、①「内需」と「外需」②製造業とサービス業という2つの考え方です。  言い換えると、人はモノ・サービス

        • インド_ブログ Introduction:インドが塗り替える世界

          中間層が1日に2万世帯以上増加!? 2025年、インドが日本のGDPを抜かす日が近づいています。 1日に中間層*が1日で2万2千世帯誕生*し、世帯年収が15万ドル(2250万円以上)*の富裕層が1日で600世帯誕生*する、まさに沸騰経済と読んで良い、巨大な経済成長を成し遂げています。  想像してみてください。これまで十分な所得がなかった人が、エアコンもバイクも持ち、時に旅行もする層が1日に約10万人*、増加していくのです。 これは千代田区の人口(6万6千人)よりも多い数に