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何を目指してるの?別になんでもいいだろ!
こんにちは。たいぞーです。
最近色んなことをしてると周りによく「何になりたいの?」「何を目指してるの?」「それをしてどうしたいの?」とよく聞かれます。確かに分かります。その先の目的を知りたいのは分かります。そこで思いました。まず、そもそもビジョンって何なんだろう。そして、なんで人のビジョンのことを気にするのか。ビジョンの在り方について話していこうと思います。
・「ビジョン」の意味を知らない
まず、そもそもビジョンって何か分かる?「目的」?「目標」?そう答える人が多いと思う。確かに間違いではないが、少し違う。ビジョンとは、「目的ありきの目標」だと思う。
それに、そのビジョンにも「それをしてどうなりたいのか」といったなりたいビジョン「To Be ビジョン」と「それをしてどうしたいのか」といったやりたいビジョンの「To Do ビジョン」があるのではないかと思う。
もっといえば、「To Be ビジョン」はマネタイズまで考えたビジョンで「To Do ビジョン」はマネタイズまでを考えないビジョンになる。
そして、多くの人たちは「To Be ビジョン」がビジョンと思い込んでいる。
確かに目的は大事だ。100億%必要だ。でもそれは「どうなっていたいか」といった「To Be ビジョン」を持たないとダメなのかな?そんなこと無いと思う。「どういうことをしたいか」といった「To Do ビジョン」だけでもいいと思う。てか、「To Do ビジョン」だけでいい。することを決めて、徐々に自分のなりたい人物像が出てこればそれでいいじゃないか。てか、そうれでしか出てこないと思う。
しかもこれは、自分のビジョンではない。あくまでも相手、外部のビジョンである。つまり、「相手がどういう行動、感情になっていて欲しいのか」を考えること、これこそが「To Do ビジョン」なのだ。
この世の中、昔と違って正解はない。そして、自分のビジョンなんて必要ない。相手がどういう行動、感情になっていて欲しいのかそれを考えることこそビジョンなのだ。
・人は内部と外部を比較する傾向がある
でも、なんでいちいち人のビジョンとやらを聞いてくる人がいるのか。どーでもいいのにね。笑
それは、人間みんな、内部と外部を比較する傾向がからである。
だってそうでしょ?例えば、高校の時とかのテスト。返却の時、みんな「お前何点だったー??」って聞いてる奴ばっかりだよね。それに受験の時や就活のときも「志望大学どこ??」「どこの企業受けるの?」って聞く人がほとんどだと思う。それは、みんな心の中、いわゆる自分(内部)と相手(外部)を比較して自分に対して優越感に浸りたいから聞くのだ。
僕ももちろん興味本意で聞く人もいるし、コミュニケーションとして聞くことはある。けど、優越感に浸るために聞くことは、ほとんどしない。だって人は人だし、その人を気にしたところで自分にはまじで関係ない。
だから、人が人のビジョンを聞くのは、普通の人からすれば当たり前かもしれない。でも、そんなことをしていても自分の生産性が下がるだけ。だから、本当に「ビジョンは?」「結局何したいの?」って言われてもそんなに人は気にしなくていいと思う。自分は自分よ!
ビジョン。難しいよね。けど、そんな難しく考えなくてもいい。ただ相手がどういう感情になっていて欲しいか。相手がどういう行動をしていて欲しいか。これを考えることで勝手にビジョンは決まってくる。一回やってみて。