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【しれっと逃げ出すための本。】 読書メモ#24

みなさん調子はいかがですか!?
本日も「本」についてです。

自己紹介にも書いたマイルールを大切にしながら、私の大好きな本について書いていきたいと思います。

著者をご存知でしょうか?
私は正直、本書を読むまで存じ上げませんでした。。。

noteでは何名かの方が本書について書いてらっしゃいました。
今回は内容が短めですので、タイトルを『読書メモ』にします。。。

※書影(画像)は、版元ドットコム様から頂戴しています。いつもありがとうございます!


基本情報

ヨシダナギ(著/文)
PHP研究所 出版
2021年9月6日 第1刷発行

本書の本質・著者の言いたいこと

著者の肩書(職業)は、”現在のところ”フォトグラファーと書くことが、きっと著者の考え方に近いのだろう。

「自分はいったい何者か」

これまでの著者の肩書きの変遷などを踏まえ、考えてきたこと・生き方が披歴されていると言える。

本書の最も伝えたいことは、
「逃げ出してきた私ですら生きているから、あなたはもっと大丈夫」
ということ。

それを伝えるため、
「これまで私はこう生きてきた!」
「現段階で私はこういった人間だ!」

ということを読者に伝えようとしていると感じた。

言い換えれば、著者の説明書とも言える。

私が感じたこと

著者の最も特徴的な考え方と言えるのが、タイトルにある『逃げる』に対するものではないだろうか。

『逃げる』とは一般的に、ネガティブかつ受動的なイメージと思うが、皆さんはどうだろうか。
著者も自分を卑下するように書いているのだが、どうも私にはボジティブかつ能動的な意味に読み取られてならない。

なぜならば、読み進めるほどに次のことを暗に教えてくれる。
『逃げる』=『現状を変える自らの選択だから、チャレンジの一種』

少なくとも私が子どもの頃は、著者とは真逆の考え方でした。
今になって少しは著者の言うようにも捉えられるようになってきたところもあるかもしれない。

人には色々な考え方があるぁと改めて思い知らされたという意味でとても楽しかったし、印象に残る言葉がたくさんあったので、ぜひ目の当たりにしていただきたい。

むすびに

本書はいわゆる児童書の分類。

自己を確立する段階(特に思春期)の方にとって、新しい価値観を知る一助となることが意図されているのだろう。

これがまさに児童書なのだ!

そう思い知らされた一方で、大人にとっても学びの多い一冊だった。


余談

これをSNSで書いて、実際に買ってくれた方がいらっしゃいました。
アフィリエイトしている訳ではないのですが、私の書いたことをきっかけとしていただけることは、とても嬉しいことです。

自己紹介にも書きましたが、投稿をご覧いただく皆様に、少しでも本に興味を持ってもらえるよう「投げかけをする」ことが私の目標ですので、今後もますます励もうと思える出来事でした!

本日もありがとうございました!

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いなかのまどから
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