
【論語】 書評#44
みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。
自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
最近は、パピーウォーカーに関するものが多くなっていますが、先ほど#47をリリースしましたが、パピーの体調の関係であまり記事の内容が薄かったので、こっち(本の方)もリリースしようと思いました!
もしよければ、パピーウォーカーの#47です↓↓
ということで今回は、「論語」についてです!
※ヘッダーは、みんなのフォトギャラリーからsairyu_さんの作品を使用させていただいています。「温故知新」は論語からきている言葉ですよね!まさに本作にぴったりのグラフィックでしたので、即決でした。ありがとうございます!
基本情報
加地 伸行(著)
角川書店 出版
2004年10月23日 第1刷発行
全270ページ
読書所要期間7日
私が本書に出会うきっかけ
これまで様々な論語に関する本を読んできた。
noteに書いたものとしては、次の2作がある。
これらを読んできて、特に古典としての要素が強い書物の中から、「四書」という存在を知った。
そこで、四書を学んでいくためには、できれば四書をシリーズで出している出版社が良いと考え、角川さんのものを買ってみることにした。
論語を皮切りに、大学・中庸・孟子へとチャレンジを進めていきたい。
なぜ私は論語に興味があるのか?
ということについては、上記#5や#30、そして本投稿をご覧になっていただけると理解できるかと思われる。
この本の本質・言いたいこと
論語は、中国の古典である。
本に関する前作#43「超訳 ニーチェの言葉」でも出てきているのだが、ニーチェも「古典」の重要性について指摘している。
#1の出口さんも『タテとヨコ』という考え方のもとに重要視している。
この古典としての論語をとおして、現代日本にも根深く影響を及ぼしている儒教について学ぶというものである。
私が感じたこと
1点目 〜孔子の人生
本書は2部構成となっており、第1部では論語の一節を扱いながら、孔子の人生についてまとめられたパートとなっている。
これまで何冊か論語にまつわるものを読んできているが、今のところ一番詳しくその生涯についてまとめられている。
孔子の本当の名前や、「子」の意味などについても触れられていたり、これまで知っているようで知らないことが詰まっていると感じた。
私の最も好きな、大切にしている指標みたいなものに「為政四」という編がある。
『我有十五にして〜』というものである。
もしかすると、みなさんも教科書などで見たことがあるだろうか。
孔子は、まさにこのような人生を歩んだのだということを知ることができた。
と同時に、私も引き続きこれを人生の道しるべとして歩んでいきたいと改めて感じている。
2点目 〜生き方
論語は、様々なことを教えてくる、と言うか、考えさせてくれる。
組織のあり方・個人としてのあり方・他書への礼のつくし方や関わり方などなど。
つまり、生き方のヒントをくれる。
第2部では、著者の視点で(一)から(九)の九つに分類して、論語の一文を用いながらポイントを伝えてくれる。
これを通じて問われていると感じることは、
「私はどう生きたいのか?」
これに対する今のところの私のベストの解答と言うか考え方がある。
それについては私の心の中にしっかりと持っておくこととしたいが、いったいみなさんの心の中には、どういった思い・決意があるだろうか?
ぜひ、論語を通じて考えてみていただきたいと感じている。
むすびに
私の人生の道しるべとなっている「論語」。
古典であるが故に、その文からは様々な受け取り方・解釈がある。
だからたくさんの本が現代においてもなお出版され、著者それぞれの視点が示されているのだろうと思う。
大きな違いがあってもなくても、その著者の思考のフィルターを通して伝えれる論語との向き合い方というか人生観が、大変に面白いと感じている。
以上です。
今、購入済みの未読の論語関係の本が残り1冊あります。
この先もどんどん色んな論語に関するものを読んでいきたいと思っています。
そして、冒頭に書いた四書についても。
本日もご覧いただき、誠にありがとうございました!
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