【ホワイトボード・ミーティング】 読書#127
みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。
自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
今回は、何についてと言えばいいのかなぁ。
とりあえず、教育関係です。
ヘッダーは、ゆうたにみわさんの作品を使わせていただきました!
ありがとうございます!!
目次
基本情報
ちょんせいこ(著)
小学館 出版
2015年3月22日 第1刷発行
全63ページ
読書所要期間1日
本書は、バリューブックスさんで購入しました!
私が本書に出会うきっかけ
子どもと議論する時に重要な、子どもたちにとってやりやすい方法はないか?
そういったことを同僚に相談した時、これを紹介された。
正直、具体的にどういったシーンに活用しようとしたのかは忘れてしまったが、今月子どもたちと議論する場があるので、目を通してみようと思った。
私が感じたこと
本書は、タイトルにもあるとおり、
「ホワイトボード」を活用した子どもたちとの授業作りをメインテーマにしていると私は捉えている。
しかしこの技術は、
・授業以外でも使えるし、
・大人の会議でも使える。
その技術を知ることができるのは、とても有意義であるのだが、私はこの本からそれ以上のことを学ぶことができた。
それは、子どもたちとの関係性についてである。
本書では、
「心の体力が冷える悪循環/温まる好循環」
と表現されていた。
要するに、
・先生や家庭が怒ってばかりだと、子どもがどんどん不承認を感じて悪い方に向かっていく。
・先生や家庭は、積極的に子どもを承認することで子どもは安心を手にする。
この辺については、当然に本書では詳しく表現されているし、イラストも交えながらわかりやすく示されている。
むすびに(まとめ)
本書では、そのスキルを活用して、少し問題のあるクラスなどへどう対処していくのかという視点でも描かれる。
技術はとても重要だか、やはりことの本質は、互いの信頼関係にあるのだろうと思う。
先月くらいだったろうか。
四女(小学二年生)の担任が、私の妻にかけてきた電話を思い出した。
担任は第一声、
「娘さんが、悪いことをしました。」
と言ってきたそうだ。
なぜ、いきなりそんなことを言われなければならないのか・・・
「あなたは、ダメな親です。」と同時に言われた気がした。
何をしたかはわからないが、なぜあなたに「ダメな子です。」と評価されなければならないのか。
評価することが先生の仕事だから、甘んじて受け止めなければならないのか。
要するに、これが信頼関係のないところから生まれるすれ違いなのだと感じた。
その担任とは、まだ一度しか会ったことがない。
その際は、こちらへほとんど目を合わせることなく淡々と、かつ、一方的に話す感じだった。
娘は、先生にその件で怒られたそうだ。
その上で、さらに「家庭でも指導を」とのこと。
指導はしない。
私は、指導という言葉を使ったことがない。
なんだか上から目線で嫌いだからだ。
しかし、子どもにはしっかりその件を聞いた。
そして、どうするかを話し合い、その後は同じことが起きていない。
本書を読んで強く思った。
「いいことがあった時こそ、電話をした方がいいのでは?」と。
以上です。
私は、学校の先生でも、何か教える立場でもないのですが、とても参考になりました。
技術以上に、子どもを含む他者との関係性について何より感じることがあったので、この点もまたよかったです。
本日も、ご覧いただきありがとうございました!!