【ミュージアムグッズのチカラ2/ときめきのミュージアムグッズ】 書評#2#3
みなさん、いかがお過ごしですか!?
北海道はとてつもなく寒いです。。。現在マイナス13℃
自己紹介でも書きましたが、マイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思います。
まだまだ不慣れではございますが、何卒よろしくお願いします。
今回は、著者が同じなので#2と#3の合併号でお届けしたいと思います!
もう少し後に書こうと思ったのですが、トピックがあったので前倒しました!
著者及び出版社
大澤夏美 著
国書刊行会(〜チカラ2) と 玄光社(ときめきの〜) 出版
これらの本の本質
両書はタイトルにもあるとおり、各地の博物館などで売られているグッズを紹介するというもの。
写真をベースにした構成で、普段字ばかりのものを読んでいる私としてはとても新鮮で、一味違う楽しさがあった。
私が感じたこと
ミュージアムグッズのチカラ2
こちらは、著者の豊富な知見を活かし、そのグッズに関する背景説明とともに、使い方などが一点一点詳しく解説されていた。
”楽しみ方”を切り口に、4つのチャプターに分けられた構成。
『かわいいを楽しみたい』
『感動を持ち帰りたい』
『マニアックを堪能したい』
『もっと深く学びたい』
私は恥ずかしながら、「感動を持ち帰る」ことしかこれまで頭になかった。。。
こんなに視点があるのだという学びがそこにあった。
とりわけオリジナルで制作されたグッズは、
その博物館などにとって『大切にしたいこと・守りたいものの魅力』が詰め込まれているということである。
この魅力の一つに『コミュニティ』が挙げられていることが、私にとっては目から鱗で大変興味深い。
ときめきのミュージアムグッズ
こちらも、博物館などの魅力を存分に伝えるものであると実感できる。
なぜならば、各ページでのグッズ紹介が、あたかもその博物館全体を紹介しているかのような感覚を得る。
また、上記の作品よりも写真がより大きく・多く使われている印象があり、実際にその場所へ行っている気分すら味わうことができる。
私のおすすめ
個人的に、各作品から一点ずつおすすめを挙げるとすれば次のもの!!
ぜひ、本書でご確認いただきたい!!
「ミュージアムグッズのチカラ2」にあるコレクションNo.30前田土佐守家資料館の「甲冑双六セット」
「ときめきのミュージアムグッズ」のチャプター3No.06大阪中之島美術館の「hadawa」
まとめ(学んだこと)
一つは、コミュニティを愛する一つのカタチとしてグッズが存在するということ。
そしてもう一つは、この考え方をベースにすると、「まちづくり」「地域づくり」の観点でも本書は参考になるということ。
新しい価値観を提供してくれた2冊に感謝!!
むすびに(最も伝えたいこと)
著者の方がなんと、『マツコの知らない世界』にご出演が決定!!
放送は、2023/2/7(火)20:57〜の予定とのこと。
ぜひご覧いただきたい!!