【英語はアウトプットが9割】 書評#114
みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。
自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
今回は、英語についてです。
最近ちょくちょく英語関係を読むようにしています。
ヘッダーは、中目黒土産店さんの作品を使わせていただきました!
ありがとうございます!!
目次
基本情報
江口 幹太(著)
KADOKAWA 出版
2023年3月2日 第1刷発行
全206ページ
読書所要期間4日
私が本書に出会うきっかけ
これは、私が大好きな書店に行って見つけた本だ。
まったく知らなかったし、まったく買う予定ではなかったが、タイトルが面白く、興味をそそられた一冊!
私が思う、この本の本質
本書は、「ごく普通の人間」と自称する著者が、2週間オーストラリア研修で感じた苦しさを、自らの努力で克服したその方法とメンタリティについて伝えようとするものである。
その中で身につけたカテゴリ別ネイティブ英会話フレーズ集もラスト1章50ページほどを割いてまとめてくれている。
私が感じたこと
「自分と向き合う」ということ
著者は常々、私たち読者に訴える。
英語のみならず、言語の学習・習得は、
「今の自分を、次の瞬間に超えていくことだ」
と。
これはかなり深い言葉だ!
納得の非常に高いものであると、私は感じる。
なぜならば、この言葉は”言語学習・習得”という域をはるかに超えるからである。
私は長年、野球をやってきた。
野球をやる時なら、少しは自信を持って他者とプレーすることができた。
でも、自分より明らかに上手い人(そんな人はゴロゴロいるのだが・・・汗)とのプレーは萎縮してしまう部分があった。
さらに、他の慣れない種目(競技)をするときは、積極的に練習したり質問したり、プレー自体も消極的になって、なかなか上手くいかない。
これらはつまり、他者との比較に軸を置いていたということだ。
自律でなく、他律的だったとも言えるだろう。
これは、頭で理解していても、私にとってはなかなか難しいことであった。
年齢だけではないのかもしれないが、近年は少しずつ周囲との比較をしないように振る舞うことが出来てきたが、それでもまだまだだとは思っている。
こうして書いていても、「誰それと比較して、云々」と書きたくなってしまうくらいだw
むすびに(まとめ)
英語学習・習得に関する本ではあるが、
他言語を勉強したいと思っている人
自分というものを見つめ直したいと思っている人
”現状の自分”という枠組みを超えたいと思っている人
世界の人々の感覚を知りたいと思っている人
にとって、おすすめしたい本である。
以上です。
娘(長女)の夢は、他言語を学び、文化を学び、その国に移ることです。
どの言語・文化かは、すでに明確になっているようです。
著者の考え方を、ぜひこの娘に伝えたいと心から思いました。
でも、なかなか私が進める本を読んでくれないんだよなぁ〜汗
どうしたら読んでくれるのでしょ・・・
妻から伝えてもらっても、なかなか上手くいかないし・・・
そもそも本が嫌い・苦手ということがあるのかもしれません。
でも本書は、ページ数も少ないし、字も大きいし、行間もかなりゆとりがあるし、その辺を十分に考えてくれている本です。
読書が苦手な方の入口としてもまた、適切なように思います。
本日も、ご覧いただきありがとうございました!!