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【小さなお店 ひとり勝ちの秘密】 書評#83

みなさん、いつもお世話になっております!
本日は、私の投稿の軸とする一つ「本」「読書」に関して書かせていただきます。

自己紹介に書いたマイルールを守りながら、私の大好きな本について書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

今回は、ビジネスです!
ビジネス本でありながら、それを遥かに超えるメッセージを私は受け取りました!!
久しぶりに1日にで一気読みしましたーー!!

※書影(画像)は、版元ドットコム様から頂戴しています。いつも、ありがとうございます!


目次


基本情報

中谷嘉孝(文) 
クロスメディア・パブリッシング 出版
2014年9月21日 第1刷発行

全182ページ
読書所要期間1日

購入先

本書ももちろんバリューブックスさんです!!
社会への貢献具合が半端ない!!
いつもありがとうございます!!

私が本書に出会うきっかけ

悩める娘の今後の行く末について、何か少しでもヒントや気づきを与えてあげたいと考えていた時、目にした一冊。
将来のキャリアについて考えるとき、「どこかに就職する」という考え方のみの娘に対し、なんらかの生きるヒントがあるのではないかという気がした。

結果として、買って本当に良かったと心から思っている!
それはなぜかというと、私自身にとって重要なヒントをたくさんいただけたからに他ならない!!
(娘にはこらから機会を捉えて薦めたいと考えるw )

この本の本質・言いたいこと

著者ご自身の様々な経験・学びから見出されたビジネスの本質について、惜しげもなく伝えてくれるものである。

著者が訴えること、論点/本質は極めてシンプルであると考える。

それは、
『自らの信じる”価値”を追求し、お客様へ提示しろ!!』
ということだと私は受け止めた。

私が感じたこと

1点目 〜自分がやりたいこと とは?

ビジネスとは、
「金銭とそれに見合うモノ・サービスとの交換」
ということになるだろうか。

言い換えれば、
・金銭に見合う価値との交換
・売り手と買い手の価値交換行為

などと言えるか。

本書のタイトルにある通り、ビジネスにおいて
「ひとり勝ち」するには、いったい何が重要なのか?

それが、
『自分のやりたい!を追求すること』
だと著者は言っている気がする。

ただ「やりたい!」だけだと足りない。
それを「追い求め続ける」ことが重要なのだ。

それを続けた時、そこから生まれる価値は他と比較して、単なる”差別化”という言葉では収まらない状況へと進化していく、というよりは、そのように進化させなければ「ひとり勝ち」できないと指摘している。

そこに生まれる価値差別化以上の在り様についての著者の表現の仕方は、とてつもなくインパクトがある。
そのインパクトは、決して新語・造語といった目新しさの類ではなく、既存の言葉、耳慣れた言葉なのだが、そう捉えて使うのかぁ〜という感心に他ならない!

ぜひ直接目の当たりにし、皆さんの脳裏に叩き込んでいただきたい!!

2点目 〜自分とは何か?

自分の「やりたい!」を追い求めるために、その前段で極めて重要な作業があるように私は感じている。
それが、
「自分とは何か?」
という問いにしっかりと向き合うことであると考えている。

仮説でも十分だと思う。

それが無ければ、自分が生み出すことのできる価値、目指すべき産出としての価値が何なのかを見定めることは難しいだろう。

その点で本書は、ビジネス書でありながらも、

  • 自分とは何か? を見つめ直す自己啓発の観点

  • 自分の店とは何か?自分が属する企業とは何か?自分のいる業界とは何か? を見つめ直すビジネスの観点

  • 自分の属するコミュニティや地域とは何か? を見つめ直す地域コミュニティに対するシビックプライドの観点

などなど、様々な観点/レイヤーにおけるアイデンティティとも言うべき個性売り(推し)というものを見つめ直す・問い直すものとして応用できると感じている!

むすびに

本書を読んで、つくづく「嫌われる勇気」を思い出す。

この本から、自分を信じる勇気をもらうことができるが、本書も全く同様なことを言っている様に感じる。
ビジネスやキャリアの勉強をしようと思って手に取ったのに、まさかそんな展開になるとは・・・という驚きと喜びがものすごく強く残る。

『とにかく、自分の思うことを信じてやり続けてみろ!!』

と、背中を押してくれている。
ただし、そのためには『弛まぬ分析と努力』『トライ&エラー』が言外の大前提として付け加わることは、言うまでもないだろう。


以上です。

本書は、著者にとって第2弾の作品の様です。
第1弾の「リピート率90%超!あの小さなお店が儲かり続ける理由」及び第3弾の近著「お客を捨てる勇気」を、バリューブックスサイト内のほしい物リストに追加しました!

次もまた読みたいと思える、買って大成功の本でした!!

ありがとうございました!!

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