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vol.18 副業より簡単!投資初心者が小額から始めることができる副収入・不労所得への道 チャートの見方3
「vol.16ではチャートの基本やロウソク足の説明をしました。vol.17ではロウソク足の特徴をメインに解説しました。今回はロウソク足の特徴の続き「大陽線」と「大陰線」からスタートしたいと思います」
ローソク足の特徴
「大陽線」と「大陰線」とは
ローソク足の実体(四角い部分)が、他のロウソク足に比べて明らかに大きく(長く)、チャート上で目立つロウソク足のことを大陽線(だいようせん)と大陰線(だいいんせん)と言います。通常の約5倍くらいが目安といわれています。
効果
大陽線は陽線の時で、大陰線は陰線の時に言われます。大陽線がでた場合は、トレンドが大きく値上げに動くサインがでた時です。逆に大陰線がでた場合は、その後大きくトレンドが落ちこむサインです。ファンダメンタルズ的な要素かテクニカル的な要素でかなり中長期的なトレンド変更があることを示しています。同時に良い出来事が発生していることが多いです。下の南アフリカランド/円の日足チャートをみて下さい。日足チャートは昨日説明したように、時間軸が一日ごとの動きをローソク足にしているグラフです。矢印のところに大陽線がでています。そしてその前日に長いひげもでていますよね。
チャートをみて考察してみよう
上にある過去のチャートをみて考察してみましょう。矢印の大陽線の前日にひげが発生した日には、7.5円から6.9円まで下がった後に7.5円付近に戻っていて、かなり長いヒゲがでています。この長いヒゲですが、陽線(赤色)として終わっていることに意味があります。これだけでも十分にトレンドが変わったサインですが、次の日に大陽線がでています。ダブルでサインがでているので、かなり良いニュースがあったと証拠です。実現性の高い中長期的に上がるというサインとみていいでしょう。実際に1月上旬から2月上旬まで上がり続け8.2円付近まで値上がりしています。
ポイント
大陽線、大陰線やひげなどが発生したかをチェックする際にお願いしたいのは、日足、週足、月足など長い時間軸を使って確認してください。あまりにも短い時間軸だと効果があまりなく、長い時間軸の方がより実現性が高くなります。
まとめ
次回は平均線について説明したいと思います。再度繰り返しになりますが、私がすすめる投資戦略はあくまでも長期投資です。これまでお伝えしたチャートの見方で短期売買をしてもいいですが、十分注意をして下さい。人は欲に負けて、利益を追求しようとします。そうすると余裕のない投資をして負けます。皆さんがチャートにくぎ付けになって、生活がFX中心になることは避けてほしいと思います。今回お伝えしているチャートの見方は短期売買に非常に有効ですが、長期投資用のトレンドチェックの為に活用いただくこと、そして私がおすすめする南アフリカランド投資に活用いただくことを願っております。