Web活用における「知財」と「経験」は競合がすぐに追いつけない優れたアドバンテージ。
地方BtoB(特に製造業)がWeb活用に取り組んだ方がいい理由。
競合他社も大体やってない
やった分だけ「知財」が蓄積されて優位になる
やった分だけ「経験」が蓄積されて優位になる
Web活用における「知財」
Webの記事やダウンロード資料、セミナー動画などコンテンツ
獲得したリード(Web経由での見込み客情報)
ハウスリスト(既存客・休眠客・失注客などの顧客情報)
Web活用における「経験」
Web担当者がプレイヤーになれること
営業部がWeb経由での見込み客情報を活用できること
埋もれていた社員のスキルや才能を発見すること
各部署が連携して、企業活動を「Webでも」できるようになること
多くの社員が「自分たちの業務にWebは重要な役割を担う」と学び、知ること
経営層が「事業推進のためにWebは重要な役割を担う」と学び、知ること
Web活用における「知財」と「経験」
「地方中小企業はWeb活用を始めるのが難しい」「始めても挫折しやすい」という課題はよく聞きます。さまざまな要因があると思いますが、地方中小企業はWeb活用の「知財」と「経験」をそもそも持っていないことが大きいとぼくは思っています。大手企業はこれまでのストックがある。その差は大きいです。
Web活用において「知財」と「経験」は両輪の役割を担っています。知財があっても経験がなければ活かしきれないし、外部から経験者を連れてきてもまずは「知財づくり」から始めなければ手も足も出ません。
どちらも一朝一夕に手に入れられるものではありませんが、だからこそやる必要があるし、やった分だけ競合に向けたアドバンテージになる領域だと思っています。製品の品質やコストの優位性を2年で確立するのは至難の業ですが、Web活用なら本気でやれば2年である程度のアドバンテージを得ることができます。競合もやっていないケースは多々ありますから。「本気でやる」が必須条件ですが。
競合がすぐに追いつけないアドバンテージ
Web活用における「知財」と「経験」は競合がすぐに追いつけない優れたアドバンテージです。アドバンテージは取れる内に取った方がいいですよね。後から追いつくのはめちゃくちゃ大変ですから。
BtoBのWeb活用自体は超スタンダードな方法論ですが、地方中小企業(特に製造業)の場合はしっかりやっている競合がまだまだ少ないので先行者利益が残っている可能性があります。取りにいきましょう。
先行者利益というアドバンテージ
地方BtoBのWeb活用であまり言及されませんが、「先行者利益というアドバンテージ」は無視できない要素だと思っています。なぜなら、社内に蓄積される「知財」と「経験」は予算をかけただけでは解決できないからです。時間が必要。2年先行したら2年分のアドバンテージになる。追随者が追いつくには同じ量を3倍速でやる必要があります。
つまり、始めるハードルが上がる。只でさえ地方BtoBのWeb活用は「始めたけど何もやらずに塩漬け」が散見する世界です。スタート時から3倍速なんてよっぽどの意志と覚悟を持ってないと無理。つまり、さっさと始めることが競合対策として一番効率がいいし、戦略的にも得るものが大きい。意外と言及されませんが大切なポイントです。
競合が先行していたら
え?競合が本気でWeb活用をしていた場合はどうすればいいか?そんなの3倍速でやるに決まっているじゃないですか。意志と覚悟を決めましょう。「やるか否か/どうやるべきか/どうするのが正しいか」の会議を5人集まって累計20時間やるくらいなら、さっさと始めてその時間をWeb活用に使いましょう。やれば知財と経験を獲得できます。会議はゼロです。
信頼できる支援会社を見つけるのが大事
「やりたいけれど右も左も分からない…」という地方中小企業様はWeb活用支援をしている会社をまずは探してみましょう。
「Web 活用 支援 ◯◯」
「Web マーケティング 支援 ◯◯」
(◯◯はあなたの会社がある県が入ります。例:長野県)
上記で検索してみて、支援や成果の実績をちゃんと書いてあるWeb制作会社が良いと思います。焦らずにまずは自社に合いそうな支援会社を地元で探してみてください。なぜ地元企業かというと、Web活用支援は長いお付き合いになるからです。「会える距離」の会社と信頼関係を重ねていくのをお薦めします。
関連note
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?