メンタル病んで声が出しづらくなる人は、この記事を参考にしてください。
メンタルが疲れていると、心だけではなく体にも色々な不調が出てくることがあります。
その中のひとつに「声が出しづらくなる」「喉に違和感がある」という症状があります。
「なんだか喉が詰まったような感じがする」
「話したいのに声が出ない」
「何もしていないのに、喉が苦しい気がする」
こうした症状に心当たりはありませんか?
もしそうなら、「咽喉頭異常感症(いんこうとういじょうかんしょう)」という状態かもしれません。別名で「ヒステリー球」とも呼ばれることもあります。
実は私もメンタル病んだときに、このような状態を経験しました。
この記事を読んでいるあなたも、「以前の私と同じように喉の違和感を感じて苦しんでいるかも」と思ったので、今回はこの症状について“経験者目線“で、お話ししていきます。
私は専門家ではなく、あくまでも“実際にこの症状を経験したひとり”ということを予めご了承ください。
もしかしたら「自分だけじゃなかったんだ」と安心できるかもしれませんので参考にしてみてくださいね。
咽喉頭異常感症とは?
咽喉頭異常感症は、簡単に言うと「喉に異常がないのに、何か詰まったような感覚が続く状態」のことです。
実際に喉を診察しても、炎症や腫瘍などの目立った問題は見つからないことがほとんどです。でも、本人は喉の違和感にとても苦しんでいます。
私の場合、喉の奥の方にテニスボールがつまったように感じたり、声を出そうとしても出なかったり、声がかすれるような経験をしました。
この症状は、特に強いストレスを感じているときに起こりやすいと言われています。たとえば、こんな状況を思い浮かべてみてください。
こういったストレスが溜まると、体が「SOS」を出すことがあります。その一つの形が咽喉頭異常感症なのです。
なぜ、ストレスで“喉”に違和感が出るの?
ストレスを感じると、体の筋肉が緊張します。
喉の周りの筋肉も同じで、過剰に力が入ってしまうことがあります。その結果、喉が詰まったように感じたり、声が出しづらくなるそうです。
さらに、ストレスが長引くと、喉の違和感が慢性的になりやすいと言われています。
まずは耳鼻科を受診してみて
喉の違和感が続いている場合、最初に耳鼻科で診てもらうのが良いでしょう。耳鼻科では、炎症や病気など物理的な原因がないかを調べてもらえます。
もし耳鼻科で「特に異常はありません」と言われたら、次に考えてほしいのが心の問題です。
精神科や心療内科を受診する選択肢
喉の違和感が続く原因がストレスや心の不調である場合、精神科や心療内科の受診が役立つことがあります。
「精神科なんて大げさでは?」と思うかもしれません。でも、メンタルの不調から来る体の症状は、専門家のサポートがとても有効です。
精神科では、あなたの心の状態を丁寧に聞きながら、必要に応じてお薬を処方してくれることもあります。特に不安を和らげる薬やストレスを緩和する薬が効果的なことがあります。
自分でもできるストレス対策
診察を受けるのも大切ですが、日常生活でストレスを減らす工夫も効果的です。
ここでは実際に私がやってみて効果を感じられた簡単な方法を、いくつかご紹介します。
1. 深呼吸をする
喉の筋肉をリラックスさせるために、ゆっくりとした深呼吸を試してみてください。
お腹に空気を入れるイメージで吸い、長く吐き出すのがポイントです。
2. ぬるめのお風呂に入る
体を温めることで、緊張している筋肉がほぐれます。
3. 安心できる人に話す
信頼できる友人や家族に話を聞いてもらうだけで、心が軽くなることがあります。
あなたは一人じゃない
喉の違和感や声が出しづらいと感じていると、「なんで自分だけこんな状態なんだろう」と孤独を感じるかもしれません。
でも、同じような経験をしている人はたくさんいます。そして、適切なサポートを受ければ、必ず良くなっていきます。
焦らなくて大丈夫です。ゆっくりと、自分のペースで回復を目指しましょう。この記事が、少しでもあなたの安心につながりますように。
※喉の違和感は他の病気が潜んでいるかもしれません。早めの受診をおすすめします。
うつぬけマン