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【うつ病の特徴】「×→△→○」「○→△→×」。


タイトルをみて“ピン”とこられたあなたは、うつ病の特徴である「日内変動」を経験された方かもしれませんね。

どーも、うつぬけマンです。

うつ経験を歌で伝える講演活動で全国をかけまわり、10年で1万人超の心に寄り添ってきました。

▪️「はじめまして」のあなたへ

▪️うつ病の経験を歌にしました。


先日、うつ病だったことを告白したサカナクションの山口さんが、テレビでこんなことを言ってました。

「朝は体の調子が悪くて、夜になるとメンタルの調子が悪くなる。」

その話を聞いた瞬間、“あの頃の自分”がよみがえってきた。


リーーーーン!!

3回目の目覚ましのアラームをとめようとして、時計をみると、仕事で家を出る10分前。

「やば、遅刻する…」

ベッドから起き上がろうとするも、体が動かない。

正確には、体の上に1000キロの鉛がおおいかぶさっているようで起き上がるにも、起き上がれない。

「ダメだ。むり。」

みんなが出社してくる時間になる。

「すみません、風邪をひいて仕事にいけません…」

そのまま布団にくるまり、また寝る。

昼になる。

ご飯を食べる気になれない。

また寝る。

夕方になり、会社に電話する。

「明日も、休ませてください。」

電話をきった瞬間。

いくぶん、気分が楽になる。

明日も休めるからか。

それとも、1日休んだからか。

ベッドから起き上がり、おそい昼ごはんを食べる。

テレビをつける。

幼い頃によくみた「お母さんといっしょ」的なキャラクターとお姉さんが変な踊りをしている。

ちょっと笑う。

あれ?

朝のダルさがない、楽だ。

日が沈んで、辺りが暗くなってくる。

ベッドに入り、目を閉じる。

ボーッと考え事をする。

掛け時計の秒針の音が大きくなる。

「オレは、何をしてるんだろう。」

「この先、どうなるんだろう。」

「お金は大丈夫だろうか。」

「生活できるのか。」

メンタルの調子が悪くなる。

これは、精神科の先生に後から聞いたんですが、うつ病の人は、朝に体調が悪く、夕方になると楽になる人が多いそうだ。

このように、1日の中で体調の良し悪しの波がでることを『日内変動』って言うみたい。

SNSでは、朝に体調が良くて、夕方になると悪くなるという逆パターンの人もみかける。

この体調変化の様子を表したのが、今回のタイトル「×→△→○」「○→△→×」です。

「日内変動がある」ということを聞いてからは、前もって、体調変化に備えるようにした。

【朝への備え】

・早めに目覚ましをかける
・電気カミソリを枕元に置く
・前の晩に枕元に着替えを置いておく
・歯ブラシ用のコップに水を入れておく

それでも、起きれなくて仕事を休むこともある。
無理せず、休養する。

【夕方への備え】

・午前中に出来なかったことをやる
・明日の朝の準備をする
・調子が良くなっても、一喜一憂しない
・夜のメンタル不調に備えて早めに寝る

それでも、調子が悪くなることもある。
どうしてもしんどいときは家族に相談する。

これは私の一例。

「ほかにも、こんな備えをしてるよ」ということがあったら、ぜひコメントに書いて教えてくださいね。

今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。

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うつぬけマン




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