頑張りすぎてメンタル疲れた人は「起きれない朝」があってもいい
・起きれない朝がある。
・布団から出られない。
・時計の針が進む音だけが気になって、焦りがじわじわと広がる。
でもね、そんな日があってもいいんです。なぜなら、あなた今まで期待に応えようと必死に頑張り続けて疲れているからです。
実はこれ、何を隠そう以前の私の話。幼い頃から親の期待に応えようと良い子を演じて頑張り続けた結果、28歳で重度のうつ病を発症させてしまいました。
朝になっても起きられず、1日中ベッドの上て過ごす自分を責めるようになりました。
この記事を読んでいるあなたも以前の私と同じように「朝起きれない自分」を責めているかもしれないので、今回は『頑張りすぎてメンタル疲れた人は「起きれない朝」があってもいい』を“経験者目線”で書くことにしました。
起きれないのは、頑張ってきたから
「なんでこんなに疲れてるんだろう?」と自分を責めてしまうこと、ありますよね。
けれど、あなたが疲れているのは、決して弱いからではありません。むしろその逆です。あなたがここまでずっと頑張ってきた証拠です。
・会社での期待に応えようと、毎日全力で働いてきた。
・家族や友人に心配をかけたくなくて、笑顔を見せ続けてきた。
・自分の気持ちを抑え込んで、我慢してきた。
気づかないうちに、心が少しずつ疲れてしまっていたんです。だから、起きれない朝が訪れても、それは自然なことなんです。
「休むこと」が必要なサイン
体が動かない日があるのは、「少し休んでいいよ」という心と体からのサインかもしれません。
無理に起き上がって、また走り出そうとすると、さらに疲れてしまうかもしれません。だから、起きれない日はそのまま、自分を許してあげてください。
あなたが感じているその重さ、だるさは、「疲れたよ」という心の声なんです。今はその声に耳を傾けるときなんです。
自分を大切にするために
「こんなことじゃダメだ」と思うかもしれません。でも、立ち止まることは、前に進むために必要な時間でもあります。
心も体も充電する時間がなければ、また頑張ろうとする力が生まれません。だから、「休むことはむしろ大切な行動」と私は考えるようにしています。
休むことに対して、罪悪感を感じず、「休むことを受け入れる」ためには、こう考えてみてください。
・自分を大切にするための時間
・これまでの頑張りをねぎらうための時間
・次の一歩を踏み出すための準備時間
休むことで、自分をもっと大事にできるし、心が少し軽くなるかもしれません。
だからこそ、休む時間を「悪いこと」ではなく、「必要なこと」として捉えてみると、しんどい心がスーッと軽くなれるかもです。
「起きれない朝」も、ありのままの自分
休職していると、「自分は何もできないんじゃないか」と感じることがあるかもしれません。でも、何もできないときこそ、自分と向き合う大切な時間です。
「頑張らなきゃ」という気持ちを一旦手放して、ただ「今は休むとき」「休むことが仕事」と認めてあげてください。
起きれない朝も、あなたの大切な一部です。それを否定する必要はありません。
まとめ
起きれない朝があっても大丈夫。
それはあなたが頑張ってきた証しなんだから。そして、心と体が「今は休んでもいいよ」と教えてくれているサインです。
休むことは、次の一歩を踏み出すために必要な時間です。焦らず、自分を大切にするための時間を持ちましょう。
無理せず、少しずつ自分を取り戻すために。今は、ただ休んでいい日なのかもしれません。
※この記事は頑張りすぎて、メンタルが疲れ果てた人のために書かれたものです。
うつぬけマン