【徹底解説】「理想と現実のギャップが、うつ傾向を高める可能性がある」という話。
理想と現実のバランスにより、心の葛藤を小さくすることができ、心を健康に保てられるようになれるのです。
どーも、うつぬけマンです。
うつ経験を歌で伝える講演活動で全国をかけまわり、10年で1万人超の心に寄り添ってきました。
私のうつぬけエピソードは、ドラマのモデルともなりました。
▪️「はじめまして」のあなたへ
突然ですが、こんなことを感じてませんか?
・理想と現実のギャップがしんどい。
私も理想と現実のギャップに苦しみました。
理想と現実のギャップが大きく、葛藤を抱えていた。
以前の私と同じように、理想と現実のギャップで悩んでいる人は多いようです。
そんな、うつを抱える方や、精神的に安定している方に関する興味深い研究結果があります。
実は、理想や葛藤といったものが“私たちの心にどのような影響を与えているのか”が、バルセロナ大学の研究で明らかにされました。
この研究では、161人のうつを抱える被験者と110人の精神衛生上問題がない被験者を対象に調査が行われました。
その結果、うつを抱える被験者の約68.3%が心の中で葛藤を抱えていることが分かりました。
一方で、精神的に安定した被験者でも34.5%が同様の葛藤を抱えていることが判明しました。
この調査結果からわかることは、うつを抱える人々の中には、心の中での葛藤が2倍以上も多いのです。
さらに驚くべきことに、うつを抱える被験者のうち、葛藤を抱える人の約86%が、自殺を試みた経験があることが分かりました。
これは、葛藤がうつ傾向を高め、深刻な問題につながる可能性があることを示しています。
ではいったい、どうすれば心の葛藤を克服し、健康な心を保つことができるのでしょうか?
まず、私たちは「理想を持つことは決して悪いことではない」ということを理解しなければなりません。
しかし以前の私のように、理想が高すぎると、逆にストレスや不安を引き起こす可能性があります。
理想を追い求めることは良いことですが、現実的な目標を立てることも重要です。
達成可能な目標を設定することで、自信を持ち、ストレスを軽減することができます。
また、ネガティブな自動思考に陥らないようにすることも重要です。
私たちの心は、「私たちが考えていること」に影響されます。
ネガティブな考え方が習慣化すると、うつのリスクが高まる可能性があります。
そのため、できる範囲内でポジティブな視点を持ち、物事を前向きに捉えることが大切です。
理想と現実のバランスにより、心の葛藤を小さくすることができ、心を健康に保てられるようになれるのです。
とはいえ、「うつでしんどい」という人は、よかったら私が運営するメンバーシップに遊びにいらしてくださいね。
今回も、最後までご覧いただきありがとうございました。
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うつぬけマン
※参考文献:『図解ストレス解消大全』(堀田秀吾著、SBクリエイティブ)
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