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うつになると「1日の中で体調が変化する」という話


うつになると、1日の中で体調が変わることがあります。

例えば、「朝は元気だったのに、夕方になるとしんどくなる」「朝はしんどかったけど、午後は少し楽になる」というように1日の中で体調が変わることがあります。   

もちろん、私もうつだったときに1日の中で体調が変わることがありました。私の場合、朝起きたときはめちゃくちゃしんどいのに、昼過ぎくらいから少しずつ楽になり、夕方には近所を散歩できるくらい体調が良くなることが多かったです。

この現象は「日内変動」と呼ばれ、うつ症状の一つと言われています。

この記事を読んでいるあなたも、「私と同じような体験をしているかも…」と感じたので、今回は、この日内変動について説明し、「どう向き合えば良いか」を“経験者目線”でお話しします。

「日内変動」とは?

日内変動とは、うつの人が1日の中で体調や気分が変動することです。例えば「朝はひどくしんどくて動けないけれど、夕方には少し元気になる」ということがあります。この現象は自律神経やホルモンバランスの乱れが影響していると言われています。

朝はしんどく、夕方には楽になる

私をはじめ、うつの人に多く見られるのは、「朝が一番しんどい」ということです。朝起きたとき、体が重く感じられ、何もやる気が出ません。しかし、午後や夕方になると少し体調が改善することがあるのです。中には、その逆パターンもあるようで「朝は楽なのに午後や夕方になる」という人もいるようです。

なぜ、体調に“波”ができるのか?

うつになると、自律神経やホルモンバランスが崩れやすくなるからです。自律神経は、体を無意識に調整するシステムで、ホルモンは気分や体調をコントロールします。これらが乱れることで、朝に調子が悪く、時間が経つにつれて少し良くなる、という変動が起こるそうです。

「日内変動」を知っておくことの大切さ

日内変動を知っておくことは、辛い時に「今はしんどいけど、あとで少し楽になるかもしれない」と思えるようになれます。体調には波があることを理解すれば、しんどい時間が少しでも乗り越えやすくなるでしょう。また、体調のリズムを知ることで、無理をせず自分のペースで1日の予定を立てることができます。

「日内変動」への対処法

1. 朝は無理をしない

朝は体調が最も悪いことが多いので、無理せずゆっくり過ごしましょう。軽いストレッチや深呼吸をするだけで十分です。

2. リズムに合わせた生活をする

体調が良くなる時間帯を見つけて、その時間に合わせて少しだけ活動してみましょう。例えば、夕方に散歩に出かけるなど、自分のリズムに合わせて無理のない生活を心がけることが大切です。

3. 周りに理解してもらう

家族や友人に「朝はしんどいけど、夕方には少し元気になる」という体調の変動を伝えておくと、サポートしてもらいやすくなれます。

おわりに

うつの「日内変動」を知っておくことで、辛い時間も「後で少し楽になるかも」と思えるようになります。無理をせず、焦らず、自分のリズムに合わせて生活していくことで、少しずつ楽になるはずです。あなた自身のペースを大切にしてくださいね。

うつぬけマン

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