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羽風SS集

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短編、掌編、いろいろ。
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記事一覧

悲叫/悲問

「悲叫」 どうして。 何故。 問いても答えはかえってきやしない。 わたしがなにをした。 わた…

魔法少女ラッキー・ミルキー

 ぽっかりと出た三日月が輝く夜空を、ひとつの影が横切る。  猫だ。夜空と同じ闇の色をした…

ねむりひめインジャパン

 はい、またまた今年もやってきました『眠り姫インジャパン』!!  今年で第38回を迎える…

10月31日

「といっくあーといー! おかしくれなきゃたべちゃうぞっ」  「食べるんじゃなくって、いた…

ぼくのねがい 後編

ACT.3  遠い国の話 「今を捨てることができない者に、‘渡る’資格はない」  クリスマス…

ぼくのねがい 前編

(「ぼくのおとうさん」の続きになります) ぼくにはお父さんがいた。  ハゲで太り気味の、…

ぼくのおとうさん

 お父さんはハゲだ。   自分では薄いだけだって言うけど、てっぺんには産毛しかない。   お父さんはビール腹だ。   ちょっと太ったかなって笑うけど、服でもごまかしようがないくらい出ている。   お父さんは平社員だ。   これでいいんだって頭をかくけど、本当はこっそり英会話なんかもやってる。   それがぼくのお父さん。そこらへんを歩いている普通のお父さん。   だから。   こんなこと、あるわけないと思っていた。     たまたま、お父さんと一緒に帰った。   ぼくは学校の帰

【400文字小説】残像

 そこになにを期待していたの。  いつか聞いた言葉が容赦なく心を叩きのめす。  違うと言い…

「ぼくらの好きな場所」

そうだね。 かくれんぼに向いている場所ともいえるかな。 あらゆる感情の波を起こしたくないと…

「ふたりのすきな場所」/散文

そうだね。 かくれんぼに向いている場所ともいえるかな。 しずかに感情の波も起こしたくないと…