はじめての睡眠専門クリニック
うつ病は「気分の落ち込み」があって初めて診断される。
私はうつ病や抑うつ状態として医師から取り扱われていたけれど、
気分の落ち込みを本当に感じていたのは、発症後半年だけだと思う。
結局、これまでの治療過程4年半は「うつ病」という診断が下るはずがなかった。と今は思っている。
通院している精神科の病院を変えて、睡眠専門のクリニックの受診を勧められた。
学生時代、お昼の時間や体育の授業のあとは寝る生徒が多くて、先生たちは創意工夫していただろう。
私は時間関係なく爆睡タイプだった。
特に午前中の授業なんて、眠くて眠くて仕方なかった。
1.仕事中の居眠り
月経周期によって、異様な眠さに襲われるときはある。
月経周期すら不順だから定期的な眠さもない。
看護師時代、夜勤の明けの時間帯の業務のバイタルチェックは、
血圧測定の空気圧が抜ける瞬間すらも寝てしまうくらい。
販売職の研修中に、お客様と先輩が話をしているのを聞きながら、
寝てしまうくらい。
日中の眠気と常に戦っていた。
デスクワークなんてもってのほかだった。
動画講習なんて、お休みタイムだ。
これの仕事中の居眠りが、睡眠検査の対象となった。
2.私の睡眠
日本では睡眠は医学領域として確立していない。
でも睡眠障害とされる病気はたくさん存在するし、私は不眠症として内服もしている。
睡眠を専門としている医師が少ない中、精神科で紹介されたのは、
「スリープクリニック」
都内や札幌にて開院されている。
睡眠時無呼吸症候群を始めとして、寝具やアロマなどの睡眠環境においても関連付けているクリニックだった。
私の睡眠に対しての悩みをすべて打ち明けて、同じ悩みを抱えている人たちがいることを知った。
ベースが遅寝遅起きであり、社会生活(仕事や学業)の時間軸と睡眠の時間軸が合わない
いわゆる睡眠遅延とか睡眠後退とかの概日リズム睡眠障害として分類されるらしいけど、もともともった体質として、遅寝遅起きさんなだけ、とも言える。
3.成功者の秘訣
よく、成功している人や経営者は朝型に行動をしている、というけれど。
夜の時間に物事がはかどる私は成功者とは程遠いのだろうか。
夜遅くまで起きていることは苦痛だと思わないが、睡眠は一定時間を確保しないと普通に眠いから睡眠時間がずれ込む。
これが遅寝遅起きの特徴だ。
文章がこうやって思いつくのも夜なことが多いし、記事を書くのは夜が多い。
現在、AM2:56である。
実際に投資で成功している知人は、4:00~7:00がはかどるらしい。
私が眠くなる時間帯なんだよなあ。
学生時代は朝早くから勉強する時間を確保してみたり、朝早くに大事なことを考える習慣を身に着けようとしたりした。
「朝活」が良いとされて、様々なモチベーションアップの方法も調べて実践してみた。
結局どれも続かなかったし、朝は眠くて結局机に突っ伏しておしまい。
4.「遅寝遅起き」が体質なら
「遅寝遅起き」であるというのは、あくまでも私の主観からの話を聞いた医師の見立てでしかない。
二晩にわたり、睡眠中の呼吸状態について調べた。
1週間にわたり、日中の行動状況と睡眠状況を把握するための機械を身に着けている最中である。
この結果によってもしかしたら大きな睡眠における障害が見つかるかもしれないし、見つからないかもしれない。
もし見つからなかったとき、私がただの遅寝遅起きという体質でしかなかったとき。
概日リズム睡眠障害として治療をするほどでもないとなったとき。
私はいわゆる会社員として働くことが不可能に近い。というか、無理だったから今無職なんだけれど。
結局、私が目指すところは「一人で仕事ができる」という人生最大の目標に行き着いてしまうのだろうか。
答え合わせまでは、あと数日です。