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東京マラソンボランティア体験記

東京マラソンはランナーとしては落選したので、給水ボランティアとして参加した。

35キロ地点の給水ということで、ランナーは疲れている方も多く、気温も高かったこともあり、想定以上の消費ペースで、途中で水もコップも無くなってしまい、命水を提供出来ない事態となってしまって、とても心苦しい混乱した状況となってしまった。

途中から声や拍手でしか応援することしか出来ず、そこの部分は運営側の準備不足であり残念だった。

次年度以降は余分に用意しておく位じゃないと気温が高い場合に脱水症状になる人が出て危険だ。

脱水症状でやむを得ずリタイアを余儀なくされた方がいたと思う。

ただ、今までランナーとしてしか参加してこなかったマラソンにボランティアとして関われた事は、とても貴重な経験だった。

ボランティアがいないと大会自体が成り立たないことを改めて切実に実感出来た。

ボランティア常連さんの方は、やはりボランティア精神に溢れているように見えた。

ランナーの方への声援に対して、感謝の言葉や態度を表してくれるランナーも多く、目頭が熱くなることも度々あった。

決してタイムだけが基準でない世界があり、関門をギリギリで通過していくような方でも苦しいだろうに、笑顔で感謝を表現してくださる方も多く、巨大な東京マラソンの懐の大きさを感じることが出来た。

一流の走りを見せてくれたエリートランナーの方、その他全てのランナー、ボランティア等の関係者と同じ時間を共有出来て、有意義過ぎる時間が過ごせた。

来年以降もランナーとして落選したら、ボランティアとして参加し続けたい。

そんな素晴らしい大会だった!


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