人生の等価交換

ヤマザキマリさんの『仕事にしばられない生き方』を読んでいたら、等価交換という単語が出てきた。

久しぶりに目にした言葉で、本の中ではお金の本質は等価交換というような文脈だったが、妙に引っ掛かる単語だった。

お金の話ではなく、人生は時間であり、その時間を各自が常に時間と何かを等価交換していることを想起させられた。

どうでもいい芸能人のゴシップをX上でダラダラ見る時間も、命と等価交換していると思うと、無駄な時間の過ごし方にゾッとした。

中年の現在から、残り何年間を生きることが出来るのか？

その残りの毎秒毎秒を何かと等価交換をしていくのだ。

そう考えた時に、私は改めてスマホに時間を取られすぎだ。

依存症のように常に身近に置いてあり、暇さえあればＸなどで時間を潰している。

能動的に調べものなどをするために利用する分には全く問題ないが、暇だから、という理由の時間の使い道としては等価交換に値しないのではないか？

デジタルデトックスを本格的に始めてみようと思い、まずは電源をOFFにした。

人生の等価交換を意識して、運動、読書、健康、食事などの楽しみと交換していこう！