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敗者復活をかけて「リアル手帳会議」に参加してきました

「手帳座談会」というものに参加してきました。

よく出入りしているコワーキングスペースで実施された座談会。手帳についてあれこれ語り合ったら楽しいよねーという何気ない会話から企画されたとのことで、参加者は私を含めて5人。それぞれが手持ちの手帳を持ち寄り、こだわりや書き方などなどを雑談する濃密な2時間になりました。楽しすぎて当初の予定時間をオーバー。

先月「手帳会議敗北宣言」をした私としては、敗者復活(?!)をかけたいところ。
私が現状やっているのは、ルーズリーフに日記のようなデコのようなログを書くという手帳です。これよりも、もう少し手帳らしく「スケジュール管理」「自己管理・啓発」できそうなヒントを得たい……というのが参加動機でした。

当然ですが、参加者の方に共通していたのが「手帳および手帳時間が好き」ということ。手帳好きにとっては、手帳情報はいくらでも欲しい(笑)シェアしたいよね……という会話も。ということでいち地方の小さな座談会の参加レポですが、「手帳」というワードに引っかかるものがある方へ、何かしらのヒントが届けばいいなと思ってこちらの記事を書いております。


手帳座談会で協議されたこと

座談会に参加した動機やら今使っている手帳のことをサラっとふれながら始まり、座談会ではこんなことをワイワイ談義しました。

  • 手帳に求める条件、こだわりは?どう使ってる?

  • 過去の手帳/今年の手帳/来年の手帳

  • 手帳を使い始めるときのこと、セットアップとかタイミングとか。

  • 手帳の相棒、マストアイテム教えて!

  • シール&マステ、文具&ノート談義

  • 使い終わった手帳どうしてる?

  • 手帳時間のこと。いつ書く?どう書く?

ついつい横道にそれながら、それを楽しみながら、お互いの手帳を見せ合いながら。ネットや店舗で手帳情報を漁る私ですが、実際に使っている手帳を見せてもらいながら話を聞けるのはイメージもしやすく解像度が違ってよかったです。リアルで手帳を談義するの、本当におすすめです。

マンスリーの枠がもう少し広い方がイラストが描きやすい!とか、マンスリーとウィークリーが連続してある方が使いやすい!とか。バーチカルは24時間ほしい!、紙質、ペンの透け感のことなどなど……。人によって目的とこだわりは違うのは当たり前として、この手帳はこうだよ!このツールでカテゴライズすると整うよ!ここが使いやすかった、これはここが気に入らなかった……などなど、自分だけでは到底辿り着けなかったことがいろいろと。

その中で私はしたたかに「来年の手帳どうしようか」ということを考えます。敗者復活戦ですから。

話題にのぼった手帳たち

それぞれが使っている手帳、使ったことのある手帳、来年用に選んだ手帳は当然ですがそれぞれ違っていました。話の中ではいろんな手帳の名前が登場しました。

  • 無印良品 一覧できるスケジュール帳(無印は何かと利用したことある人多数)

  • CITTA(5人中2人が利用経験あり)

  • 自分軸手帳(1人が愛用中)

  • 私らしさ手帳(1人が来年の手帳に決めた)

  • ロルバーン(5人中2人が使っている/使ったことある)

  • セリアの手帳(5人中2人が活用、いろいろあってサブに使えそう)

  • 夢をかなえるライフデザイン手帳(気になる手帳で話題)

  • 長野県民手帳(県民なら数年に1度使いたくなる?らしい)

  • トラベラーズノート(私が使用中、日にち書くのが億劫)

  • ほぼ日(5人中2人は利用経験あり)

  • ジブン手帳(利用者いないけれど気になる手帳として話題)

  • googleカレンダー(5人中2人が活用)

ざっと思い返してみても、話題にのぼった手帳は多数。抜けているのもあるかもしれません。
いろんな方が言うように、「100%満足のいく手帳」はそもそもなくて、それを自分なりにカスタマイズしていく必要(と楽しみ)があるのもまた事実。何を選んでどう使うかは自分次第というのは言われるまでもなくその通り。

手帳の目的を自己分析

本業、複業、そして子どもたち関連の用事、日々のこと……。私の場合、いろいろなことが同時進行している暮らしの中で、自分の中の心づもりのようなものも記録しておきたいな……と思ったのが、手帳を求めるきっかけです。「締め切りはココだけど、それまでにこういう準備をいつまでに完了させておきたい」、「いつまでにこの学習を終わらせておきたい、この段階までもっていきたい」「このタスクにはどのくらいの労力がかかる」「今月はこういうことを目標にしたい」、そういった予定とも呼べない自分の心づもりのようなもの。願望や目標、そのリストやログ。

アポイントや行事のような基本的な予定はGoogleカレンダーを夫婦で共有しているのですが(自営業なのでその方が仕事の予定も組みやすい)、それではカバーできないメモのような部分。そしてこんがらがっている自分の内面の部分。

そしていわゆるビジネスのゴールデンタイムではなく朝の時間や夜の時間も有効に使いたいので、できれば24時間に近い週間バーチカルが欲しい(縦書きの方が好み)。日記&デコ的な要素はすでに1冊持っているので、ある意味ビジネスライクなもので可。でもあまりにもカタイと疲れてしまうので、自分の考えとか体調とかそういうものも考慮できて、ある程度ときめき要素は残しておきたい……などなど。

「自分軸手帳」に惹かれる私

そんな中で座談会での話をきっかけに惹かれたのが「自分軸手帳」でした。

実際に愛用されている方がいて見せてもらい、ページ構成と余白部分が好みでした。バーチカルも書きやすそうでページデザインも優しい雰囲気。そして適度なワークも前向きに取り組めそう!とワクワク。今の私はちょっとしたワークが手帳に組み込まれているものが欲しいんですよね。

そして参加者の方の実例をそのまま拝借してこのグッズも使いたくなります。MIDORI チラッとINDEXを使って手帳を使いやすく。

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表紙はシンプルだから、これにオリジナルでブックカバーでも作ろうかな……なんてことも思い始めます。

「座談会’sハイ」の力で買ってしまうこともできますが、今しばらく保留。
果たして私は使いこなせるのか……?本当に他じゃなくてもいい?というところをもう少し検討します。

手帳は「ゆるやかな繋がり」で充実する予感


さて、そんな来年の手帳どうしようか?問題に揺れる私ですが、座談会は手帳時間ってどうしてる?という話題にもなります。週末にまとめて書く!とか段々書かなくなっちゃって、書きたくなったときにまとめて!毎朝ちょっとずつ、とか。ちなみに私は寝る前15分と、朝お茶を飲みながら5分程度。それでも書けないときはすっぱり諦めるというスタイルです。

手帳好きの誰もが一度はぶつかるのが「書きたいけど書けない」壁。理由はいろいろありますが、書けば整うことはわかっている、でも……という感覚。1人だと手帳を後回しにする理由も言い訳も結構簡単に並べることができるんですよね。

手帳と向き合う時間は、自分と向き合う時間。

このことをひしひしと実感する手帳座談会でもあったし、言われたらそのとおりなんだけど、立ち止まる余裕すらなくしがちな毎日を生きているんですよね。

この壁を突破するために、そして整うはずの手帳を緩やかにでも続けていくためにも、仲間と一緒に「手帳を書くモクモク時間」を定期的に設けて、その後雑談というか情報交換というか発表というかをしてみたらいいのでは?という案がでてきました。サークルみたいな感じ、これって手帳部じゃん!と。なんと、今回の座談会により手帳部発足です。

手帳の詳細情報はさることながら、今回の座談会で得られたのは「ゆるい繋がり」のパワーです。

手帳というかなりプライベートな部分をあえて他人に開いてみることで、シンプルに自分が知らなかった情報を得ることができました。実際に来年の手帳を決められそうですし。そして向き合うのは個々人の手帳ですが、向き合う時間をシェアすることで前に進めそう、そんな期待ができる次の約束が決定。これは自分だけの都合ではなくて立派なアポイントメントなので、むげにすることはできません。

各手帳ごとにオンラインコミュニティーがあるのも知ってはおりますが、天邪鬼の私はなんだか気後れしてしまうのも事実です。けれど、リアルで話したことのある手帳仲間がいる!しかも書く手帳はそれぞれかなり違っている!というのはなんともワクワクする私なのです。

手帳はまだ購入にいたっていないけれど、これは敗者復活戦としてはいい線をいっているのではないでしょうか?だって、次の「部会」のときには来年の手帳を携帯しているはず!ああ、これが自分軸で動くということなのか……。「自分軸手帳」が私を待っている……のか???次の手帳部の集いまでに結論を出そうと思います。

都会だとこういうイベントのような機会は多いのでしょうか。同じ居住区や職場などの共通する環境など、リアルの世界で人と顔を合わせて手帳会議をする機会はとてもいいよ!というおすすめを添えて、以上、リアル手帳座談会の報告でした。


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