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「ドリル」を暮らしに取り入れてみました
小学1年生の子どもがいます。
子どもの宿題に何気なく付き合っていて、ふと思いました。
ドリルってすごい。
小学1年生の「ドリル」とは。国語で言えばひらがな・カタカナに始まり、今は漢字。簡単な言葉や文章を書くことも。算数は数字を書くところから、2学期も終わりになると3桁の計算やら文章題やらパズルの図形のような問題やらメニューもいろいろ。こんなドリルが毎日宿題として課されています。
帰ってうがい手洗いをしたら、ものの10分ほど机に座ってこなしている小学1年生。その後おやつをつまんだら外へ遊びに出かけていくことが彼の放課後のルーティーンになりました。
もちろん、その子の特性次第、半日以上授業を受けている成果やら、宿題なんて長時間向きあっていたくないという現実やらいろいろあるとは思うのですが。
入学して9ヶ月、文字も習ったことのない状態からここまでモノを覚えてそして黙って真剣に10分集中する習慣がつくなんて……
ドリルって偉大だ。
と思わずにはいられません。
集中力を必要とし、単調でありながらも適度な歯ごたえがあって習慣化すると底力がつく。これがドリルに秘められた可能性です。
くしくも私、デザイン界隈を勉強中です。
というわけで、30年越しに私もやってみおります。ジャンルは違いますがドリルを。
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「デザインのドリル」は今年取り組んだもので、イラレのドリルはこれから進めていく予定のもの。全てを独学・間に合わせ仕事でやってきたので、意外な基礎が抜けていることなんてザラです。一見、こんなの知ってるよ〜という内容でも、逐一確認していくことで思わぬところでつまづいていたことに気づくこともありました。
ドリルの何がいいかって、短時間集中型なんですよね。ラジオ体操とか寝る前のヨガみたいな日常の中のちょっとした習慣にしやすいんです。
そしてドリルの醍醐味はここ。
どこで報われるか、そもそも報われるかどうかもわからないけれど、学ぶこと(姿勢・ジャンルごとの内容)の基礎体力がつく。基礎体力がつけば自信がつく。
「私、これだけ課題をやったんだから」。この自信をミリ単位ではありますが積み重ねつつあります。それが今の私の複業で活きています。
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暮らしの中に「ドリル」を取り入れてみようか。
なにかと今年を振り返ることの多い師走の最中、そんなことを思っております。
例えば、歯磨き後に洗面台まわりを磨くとか。夕食後の5分掃除とか。内容は固定じゃないけれど、決まった時間やタイミングに5分から10分程度の黙々タイムを取り入れてみて生活の質を向上させるようなイメージです。
暮らしに入れるのならば、「やるまでもないけど、やっとくと後々違ってきそうなそのひと手間」をドリルにしてみます(と自分に言い聞かせています)。
タイトルで「取り入れてみました」と言い切っているのは、すでにそうであると言い切ってしまって後戻りできなくなるための自己暗示。習慣化するのには2週間かかると言われるので、今から始めれば年明けにはシステム化されているかもしれません。
ドリルでミリ単位の自信をつけた話でした。
お読みいただきありがとうございます。
このnoteだって「書く」ためのドリル活動。だから更新頻度を上げるってやっぱり大事かもしれません。
今年の学びの一つは「蓄積の威力」だったりします。
お絵描き練習もぼちぼちしています。ほら、ドリルが描けました。
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