本音
最近「死にたい」が口癖になってしまった私へ。
本当は別に死にたいわけじゃないんだよね。家族も、友達も、会社の先輩も、同期も、きっと私が死んだら泣いてくれるんだろうなって人はたくさんいるのもわかってるし。
それに、いつだって私に「死んでほしくない」と言ってくれる彼氏だっているもん。
他の人から見たら、きっと私はなんでも器用にこなす人なんだろうな。小さいころから英語が好きで、そこから色々な言語に興味を持って勉強したね。
今では英語も韓国語も、中国語も話せて、勉強全般、バイト、仕事、全部をなんだかんだうまく世渡りしてこなしてきたね。
確かに私はコロナのせいで留学も途中であきらめて帰ってきて、やりきれない気持ちでいっぱいになって。なりたかった新聞記者にも今ではなれなかったことをちょっと後悔してる。
まだまだチャンスはあると言いながら、新卒でも狭き門を、未経験の私が記者に転職はあり得ないとも思ってるよね。だって専門職だもんね。
それに、今の仕事が嫌いなわけじゃないし。大好きな美容にも携われて、毎日が新しい情報で溢れかえっていて、大好きな文章を書く仕事もできて、毎日色んなことを知れて、楽しいはずだったのに。
いつから、こんなに苦しくなっちゃったかな?
きっと仕事が悪いんじゃない。
社会人1年目で、大変な年に起きた不運なトラブルとか、出会った人とか、タイミングとか、そういう周りの環境が悪い。
そう思おうとしたって、無理だったね。
「つらいのは私だけじゃない」「先輩の方が忙しそう」そう思ったら、何も言えなくなっちゃったね。「出来損ないの私が悪い」「迷惑をかけてる」そう考えだしたらキリがなくなっちゃったね。
でも、この世の仕組みっていじわるだから、つらいことはつらいことを呼んじゃうんだよね。「なんでこんなにツイてないの」って、今まで何度心の中でつぶやいたんだろうね。
時には自分の人生を自嘲しちゃうこともあるよね。一人でどこか遠くに行きたくなっちゃうよね。でもそんなことできない自分が嫌になって、そのうち「死にたい」って言葉に逃げるようになっちゃったね。つらかったね。
本当は、大好きな人とただ笑っていたいだけなのにね。どうして真逆のことを言っちゃうのかなって考えたけど、多分今の自分にはそれすらできないからだと思うんだ。
最後に本当に心の底から、大好きな人と、何も考えずに笑ったのはいつだろう。仕事とか、嫌なことなんて全部忘れて、心から楽しいと思える時間を過ごしたのはいつだろう。
もう、思い出せないね。
辛いならやめればいい。そんな簡単なことじゃないよね。仕事も勉強も常に誰かの期待のもと努力してきたもんね。
私は自己肯定感が低いから、承認欲求が強くて、誰かに褒められたくていつも頑張ってきたもんね。でも、それってしんどいだけなんだよね。
自分で自分を褒めてあげられないと、いつか限界がくる。これは私が24年間かけて学んだ、自分の人生の課題だよね。24年かけて痛感しているけど、どうしても自分を褒めてあげられないよね。だって24年間、自分をほめたことなんてなかったから。
いつかきっと、「死にたい」なんて言わなくても
自分が胸を張って「幸せ」だと言える日がくるといいね。
それまで、頑張ろうね。
泣いてばかりの私より。
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